我が家でやっている赤ちゃんの沐浴のやり方

赤ちゃん・育児

赤ちゃんが生まれて、大変なお世話の一つに沐浴があります。
生まれたばかりの赤ちゃんをお風呂に入れるのは、誰だって緊張するもの。
今回は我が家でやっている赤ちゃんの沐浴のやり方についてご紹介します。
参考にしてくださいね。

沐浴に必要なもの

① ベビーバス

大人用の湯船はいくら洗っていても細菌がいるため免疫ができる生後1ヶ月まではベビーバスを使用します。
スタンダードな浴槽タイプのものから、使わないときは空気を抜いて折りたたんで収納できるエアータイプ、赤ちゃんを寝かせたまま洗ってあげられるマットタイプなど、さまざまな種類があります。
毎日のことですから、どのタイプが使い易いか検討してみてくださいね。

◆エアータイプのベビーバス。ストッパーがあるので、赤ちゃんがずり落ちず、安心です。

◆マットタイプのベビーバス。両手が使えるので、安心して洗えますね。

② ベビーソープ

赤ちゃんの肌は敏感なため、大人と同じボディーソープではなく、無添加のベビーソープを用意します。
始めから泡で出るタイプが片手で使いやすいです。

③ 沐浴布、ガーゼ

体や頭を洗う時に、沐浴布やガーゼを濡らして使います。
また、お腹に濡らした沐浴布をかけておくと赤ちゃんが安心します。

④ バスタオル

⑤ 着替え

⑥ 保湿剤

赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので、保湿剤は必ず塗りましょう。

⑦ 綿棒、ベビーオイル

赤ちゃんのおへその掃除に使います。

また、沐浴剤というベビーバスのお湯に入浴剤のように入れて、赤ちゃんの体を洗うものがあります。
機嫌の悪い時や沐浴に慣れていないうちはこういうものを使うと便利です。

沐浴の時間

沐浴する時間ですが、暖かい日中がオススメです。
また、授乳直後だと水圧などで吐いてしまうことがあるので、最低でも授乳後30分はあけます。
パパが入れるなど日中に入れられない場合はこの限りではありませんが、なるべく毎日決まった時間に入れましょう

沐浴の準備

 ① ベビーバスと洗面器にお湯をためる

37〜40℃くらいのお湯をベビーバスの7割くらい入れます。
温度計がなければ、手を入れてみて少しぬるいくらいがちょうどいいです。
洗面器のお湯は全身を洗った後に体を流すのに使います。

② 部屋を暖めておく

冬場は着替えをする場所だけでなく、沐浴する部屋も暖めておきます
だいたい25℃前後が適温です。

③ 着替えを準備する

沐浴から出たらすぐ服を着せられるよう、服やオムツを広げて置いておきます。

我が家では、お風呂の脱衣所の床で着替えていたため、まず床にタオルを敷いて使う順番に置きます。
タオルの上に服→肌着(服に肌着の袖を通しておく)→オムツ→体を拭くタオルの順で置いていました。
こうすると、沐浴から出て体を拭き、タオルを抜くとそのままオムツをつけたり服を着せたりすることができます
着せる服は季節によって調節しましょう。

沐浴のやり方

① 赤ちゃんをゆっくりお湯につける

頭とお尻を両手で支え、足からゆっくりお湯につけます。
お湯につけたら赤ちゃんの頭を支えて浮かべます。

② 沐浴布を濡らして赤ちゃんの体にかける

こうすることで赤ちゃんが安心します。

③ ゆっくりお湯をかける

いきなり頭からお湯をかけるとびっくりして泣いてしまうので、ベビーバスのお湯を手ですくってかけます。

④ 顔を洗う

濡らしたガーゼで顔を拭きます。
乳児湿疹が出てきたらベビーソープで優しく洗います。

⑤ 頭を洗う

ベビーソープまたは沐浴剤で優しく洗います。
赤ちゃんの毛は抜けやすいので、手のひらや指先で頭皮を洗います。

⑥ 体を洗う

ベビーソープを使う場合も、体を冷やさないよう、お湯に浸かったままで洗います。
首のシワや脇、手足のシワに汚れが溜まりやすいので、指を入れてよく洗います。
また、股やお尻も汚れるのでよく洗います。
手のひらは握ってしまっていることが多いですが、親指を入れてぐりぐり洗います。
背中は、赤ちゃんの脇に腕を通してお湯に顔をつけないようにうつ伏せにして洗います。

⑦ 綺麗なお湯で流す

ベビーバスから上がり、洗面器に溜めたお湯やシャワーで全身を流します。
顔が濡れてしまうと泣いてしまうので、流したらすぐに拭きましょう

沐浴から上がったら

① 体を拭く

濡れたままにしておくと赤ちゃんが不安になってしまうし、風邪をひいてしまいます。

② 全身に保湿剤を塗る

③ おへその掃除をする

おへそが乾くまで掃除をしましょう。

④ 耳、鼻の掃除

耳や鼻に入った汚れや水分を綿棒で拭き取ります。
入口を軽く拭う程度で大丈夫です。
鼻が詰まっているようだったら、奥に入れすぎないよう気をつけながら綿棒や鼻吸いで取ります。

⑤ 服を着せる

強く手を引っ張らないよう、袖は袖口に大人の手を通し、赤ちゃんの手を持って優しく通します。

注意点

赤ちゃんの体を冷やさないよう、服の着脱を含めて15分以内に終わらせましょう。
また、「お湯かけるよ」「頭を洗おうね」「気持ちいいね」など話しかけながら洗ってあげると、赤ちゃんが安心します。

万が一手を滑らせたりして赤ちゃんの顔がお湯の中に入ってしまっても、お腹にいるときに羊水の中にいたので大丈夫です。
焦らず、すぐに顔をお湯から出して拭いてあげましょう。
母乳やミルクの飲みが悪い、泣きやまないなど様子がいつもと違う時は、沐浴をやめて病院に連れて行きましょう。

 

はじめのうちは緊張してしまいますが、親が緊張していると、赤ちゃんも不安になってしまいます。
周りの人の協力も得ながら、ゆったりとした気持ちで入れてあげましょう。

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