クレジットカード活用術

ライフスタイル

買物の決済が手軽にでき、ポイントも貯まることから人気のクレジットカード。
節約目的で持つのであれば、日常生活の中で最もポイントが貯まるカードを選ぶことが大切です。
今からカードを作る、もしくは既に持っているけどいまいち使いこなせていないと感じる場合は、まず自分のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
おのずと自分が使いやすく、メリットを生かせるカードが見つかると思います。
一例として、平均的な一般家庭の主婦である私が行っている活用法を紹介します。

ライフスタイルに合ったカードを持つ

私は楽天カードイオンセレクトカードの2枚を常用しています。
我が家では私が車の運転をしないので、生活雑貨、特に重い物やかさばる物を玄関先まで届けてくれるネットショッピングやネットスーパーの存在は本当に有難く、その決済を簡素化した上にポイントまで貯まるカードは必要不可欠な存在です。

楽天カードのメリット

楽天カードを選んだのは、ネットショッピングで楽天市場を利用することが多いからです。
楽天市場内の買い物を楽天カードで決済すると、「楽天スーパーポイント」の還元率が2倍になります。
私の場合は他のサービス条件も組み合わせて、楽天市場内の買い物に限り還元率5%がベースになっています。
また、楽天市場はキャンペーンも多いので、上手く利用すると更なるポイントアップも望めます。
楽天市場と同様にAmazonもよく利用しますが、ポイントの貯めやすさとポイント活用の選択肢が多いことから、ポイントを楽天に集中させる為、楽天カードに決めました。

イオンセレクトカードのメリット

楽天カード以外にイオンセレクトカードも保有していますが、それはイオンのネットスーパーを定期的に利用しているからです。
イオンセレクトカードで貯めることができる「ときめきポイント」は、還元率が楽天カードより低いのですが、イオン関連のショップでの利用に限り還元率が倍になり、楽天カードと同率になります。
またときめきポイントは、イオンの買い物に使えるポイントや電子マネーへ交換もできることから、イオンの利用に還元する目的で利用しています。

このように、私はポイントによる利益還元に重きを置いているので、カードは日常の買い物でよく使うお店のものを利用しています。
またクレジットカードにステイタスを求めていないので、カードはいずれも年会費無料です。

ポイントはどう使う?

貯まったポイントの使用目的を明確にしておくと、ポイント収集への意欲がより湧きます。

ポイント払いで買い物する

私は出来る事なら現金に換えたいタイプなのですが、残念ながら楽天スーパーポイントもイオンのときめきポイントも、直接現金に交換することはできません。
しかし前述のとおり、ときめきポイントはイオンのポイントや電子マネーに交換することで、買い物代に充当することが可能です。
また楽天スーパーポイントも、楽天市場や提携しているお店で現金と同様に使用できます。

投資費用に充てる

楽天スーパーポイントでは、現金に近い形に換える方法もあります。
それは、楽天証券で取り扱っている投資信託の購入費用に充てることです。(期間限定ポイントは除きます)
投資信託を購入することで、貯めていたポイントが金融資産に変わりますし、購入後売却することで現金化することも可能になります。
私は少額ですが、毎月ポイントを使って2種類の投資信託を積み立てで購入しています。

ポイント払いで金券やギフト券を購入、換金する

現金化する別の方法として、多少の手数料は発生しますが、ポイントで金券やギフト券を購入し、金券ショップで現金に換えることもできます。
こちらは楽天市場内での購入であれば期間限定ポイントも使えるので、失効間際のまとまったポイントがある時に便利です。
ポイントは商品に交換することもできますが、商品との交換に必要なポイント数は市場価格よりも高めに設定されていることが多いので、交換前に確認することをおすすめします。

付加価値も要チェック!使えるものは活用しよう

クレジットカードには海外旅行の保険やレジャー施設・飲食店の優待など、様々な特典が付帯されています。
私はこれらの特典はおまけとして捉えていますが、ライフスタイルによってはこの点を重視するのもありだと思います。
いつも定価で利用しているサービスならば、安くなるに越したことはないですよね。
私はカード付帯の海外旅行保険を何度か利用しました。
保険は、個別で加入すると、安いものでも2,000円前後するので、その分が浮いてありがたかったです。

クレジットカードの利用で注意すること

クレジットカードは便利でお得な反面、現金の出入りが見えないというデメリットもあります。
それゆえつい気が大きくなって財布の紐がゆるむような性格の人は、クレジットカードでの節約には向いていないかも知れません。
「なくても困らないもの」にお金を払うことが、一番節約を妨げるということを肝に命じておきましょう。

 

いかがでしたか。
クレジットカードのポイントは、もうひと手間かけて公共料金の支払いや電子マネーのチャージに利用することで定期的に貯めることもできます。
日常生活の中で上手く活用して、節約に役立てて下さいね。

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