株主優待を最大限に活用しよう

お金

近年女性の間でも、魅力が注目されている株主優待。
株主優待制度とは、企業が株を購入してくれた個人投資家に対して感謝の気持ちを込めてお礼の品を贈る制度のことです。
株主優待制度を導入している企業は今や1,000社を超えており、優待内容もお得なものが盛りだくさんです。
しかし、優待を受けるには証券会社を通して株を購入する必要があるため、ある程度のリスク管理が必要になります。
では一体どのようなことに気をつければよいのか、また、どのように活用することができるのか、株主優待制度を15年に渡って利用している私の経験からご紹介します。

株式購入する際に気をつける3つのこと

1.株を購入するための資金が必要

株主優待は、企業ごとに決められた数量の株を購入しなければならないので、ある程度の資金が必要になります。それに、株は値下がりリスクを伴いますので、近々必要になる資金ではなく、余剰資金で投資するのがお薦めです。
余剰資金なんてない!という場合、他に保有している投資商品があれば、その見直しをしてみてはいかがでしょうか。

2.経営が安定している企業を選ぶ

どんなに優待内容が素晴らしくても、経営状態が悪い企業は避けるべきです。
万一倒産してしまったら、株式購入に充てたお金は全て損失になってしまうからです。
最近は、ネットで会社の情報を調べることができますし、おすすめ株主優待のまとめサイトなどを参考にするのもいいと思います。

3.優待制度の廃止や変更も視野に入れておく

株主優待は、提供している企業の都合で廃止や変更になることがあります。
魅力的な優待内容が株価に影響を与えている場合は、優待廃止や変更によって株価が下落する可能性があることを知っておきましょう。

銘柄選びは少し大変かも知れませんが、後々後悔しない為にも自分でしっかり考え自己責任のもと決定しましょう。

我が家の株主優待活用例

アトム、コロワイドの優待でお米代がゼロ

アトム、コロワイドの優待は、カッパ・クリエイトを含む3社で同じように使えるポイントです。
この優待ポイントは、3社の自社店舗での飲食や日本各地の特産品との交換に使うことができます。
我が家では、主人と2人でアトムとコロワイドの株を持ち、合わせて年間10万円相当の優待ポイントを得ています。
そして、その殆どをお米と交換しています。
この優待のおかげで、我が家は年間を通してお米にお金を1円も払っていません。

オリエンタルランドの優待で子供達も大満足

オリエンタルランドは、あの有名な東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する会社であり、優待内容はTDRのいずれかで使える1日パスポート券です。
この1日パスポートは、1年間でもらえる枚数が100株保有で1枚、400株保有で2枚、以降プラス400株につき2枚ずつ増える仕組みになっています。
我が家は1年間に2枚は欲しいのですが、オリエンタルランドは株価が高いので、400株保有するにはかなりまとまった資金が必要になります。
そこで、私と主人で100株ずつ保有し、1世帯で2枚入手できるように工夫しています。
この1日パスポートは、大人1名で7,400円(2019年3月現在)もするので、2人分が無料になるのは大きいですよね。
パスポートをもらうことでパークにも定期的に行くので、ディズニー好きな子供達も大喜びです。

マクドナルドの優待無料券はポテトやドリンクのサイズが自由に選べる

マクドナルドは、100株以上保有で、バーガー類、サイドメニュー類、ドリンク類がセットになったチケット6枚綴り(バラでも使えます)が年に2回もらえます。
ハッピーセットにも利用できるので、使用期限間近でチケットを消費したい時は親子で使えて便利です。
単価の高い商品に使用するのが一番お得な使い方ですが、金券ショップで換金することもできますよ。

 

いかがでしたか。
我が家ではこれ以外にも、ゼンショーホールディングスやすかいらーくホールディングズの食事券で外食費を節約したり、東急レクリエーションの優待ポイントで109シネマズの映画を無料で楽しんだりしており、我が家の家計と娯楽の強い味方になっています。
多少のリスクはありますが、優待商品が届く瞬間は何ものにも代えがたいぐらい嬉しいものです。
ぜひともお気に入りの優待を見つけて下さいね。

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