離乳食、始めるタイミングはいつがいいの?

子ども・子育て

母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんも、離乳食を始める時期がやってきます。
でも離乳食はどのタイミングで始めればよいのでしょうか。
離乳食を始める赤ちゃんの成長の目安について、ご紹介させていただきます。

始めるタイミング1. お座りができる

寝た状態では食べ物を飲み込むことができません。
そのため赤ちゃんの首が座り、支えがあってもいいのでお座りができるようになったら離乳食を始めるタイミングです。

私の子どもの場合は、私一人で離乳食をあげる事が多かったため、支えなしで一人でしっかりとお座りができるようになった6ヶ月中頃に開始しました。
もし早く離乳食を始めたいという方は、バンボなどの体を包んでくれるタイプのチェアを使うと良いですね。
お座りに慣れていない赤ちゃんでも一人で座れるため離乳食をあげやすくなりますよ。

始めるタイミング2. よだれが出る

離乳食を始めるには、赤ちゃんが食べ物を飲み込めなくてはなりません。
よだれが出ると赤ちゃんは、唇を動かしてよだれを飲み込もうとします。
このようにして赤ちゃんは飲み込む練習をしているのです。
よだれが出始めると赤ちゃんのお口も発達するので、ここが離乳食の始め時になりますよ。

座る姿勢が増えてくると自然とよだれも増え、よだれがよく出るようになると離乳食を吐き出してしまう事も少なくなりました。
よだれの量が少なかったり多かったりすると心配される方もいると思いますが、よだれも個人差があるので赤ちゃんの成長をゆっくり待ってあげてくださいね。

始めるタイミング3. スプーンを口から押し出さない

試しにスプーンなどを口に入れてみてください。
舌で押し出してしまったらまだ離乳食は早いでしょう。

赤ちゃんは産まれながらに哺乳反射というものを持っていて、哺乳反射があると固形物を舌で押し出してしまうのです。
あくまで目安ですが哺乳反射は4〜5ヶ月頃にはなくなっていくと言われています。

スプーンを押し出してしまっては食べる事はできません。
この反射がなくなるとスプーンを舌で押し出したり、嫌がったりする事が減るため離乳食をあげやすくなります。

私も子どもが4ヶ月くらいの頃、スプーンでお茶をあげた事がありました。
その頃まだ哺乳反射が残っていたようで、スプーンをくわえることはなく舌で押し出していました。

舌で押し出してしまった場合、無理に口に入れようとはしないでくださいね。
スプーンが苦手になってしまう事があります。
そうすると離乳食を食べさせるのがすごく大変になってしまいますよ。

始めるタイミング4. 食べ物に興味を示す

体の発達だけでなく、赤ちゃんが食べてみたいと思う事も大切です。
座れるようになると今まで見えなかった物が見えるようになってきます。
お父さんやお母さんが食べている姿も見れるようになり、「美味しそう、食べたいな〜」と欲しがるようになりますよ。
食べ物に興味を持ち出したら、離乳食も始めやすくなります。

口の動きにも注目してみてください。
食べ物に興味を持ち出すと、よだれを垂らすだけでなくモグモグと口を動かすようにもなります。
モグモグ動かせるということは、噛むという動作もできるようになったということです。

私の子どもも大人の食べている物をちょうだい、ちょうだいと欲しがるそぶりをし、モグモグと口を動かしていました。
赤ちゃん本人も欲しがっている状態なので、嫌がって食べないということが少なく、離乳食のスタートは好調でした。

始めるタイミング5. 授乳の間隔を把握できるようになる

授乳はまだまだ回数も多く、感覚が整うことは難しいと思います。
なのでそこまで気にしなくてもよいのですが、ある程度回数や間隔を把握できるようになると離乳食もあげやすくなりますよ。

うちも離乳食を始めた頃は食べてくれない日もありました。
どうしてかなと考えると、授乳の間隔が整っておらず、単純にお腹が空いていないタイミングだったという日もあったのです。

まだ授乳の間隔を気にする時期ではありませんが、ある程度把握できていると離乳食もスタートさせやすくなりますよ。

 

育児書などを見たり、保健所などで話を聞くと離乳食は5〜6ヶ月頃始めましょうと書いてあったり言われたりすると思います。
これはあくまでも目安です。
5ヶ月になったからといって必ず始めなくてはならないものではありません。
うちの子も6ヶ月中頃のスタートと、少し周囲より遅めでしたが何も問題ありませんでした。
発達のスピードは個人差があります。
赤ちゃんの成長段階に合わせて進めてあげてくださいね。

ピックアップ記事

関連記事一覧