妊娠中に薬を飲んで大丈夫?妊娠と薬について

妊娠・出産

出産までの長い妊娠期間中、気をつけてはいても風邪をひいてしまったり、体調を崩すことってありますよね。
妊婦さんは絶対に薬はNGだと思っていませんか?
実は、飲んでも大丈夫な薬もあります。
今回は妊娠と薬についての悩みや対処法についてまとめましたのでご覧ください。

妊娠中の薬

薬にはたくさんの種類がありますが、大きく分けると『妊娠中でも安全に使用できる薬』、『必ず危険とは言えないが、安全とも言えない薬』、そして『胎児に影響が出るので絶対に使用してはいけない薬』の3つに分けられます。

妊娠中でも安全に服用できる薬

使用しても母体と胎児に悪影響が出ないと証明されているものになります。

必ず危険とは言えないが、安全とも言えない薬

2つ目は母体と胎児に悪影響が出る可能性は少ないけども、安全性が臨床試験などで確立していないものになります。
添付文書には妊婦に対して『慎重投与』と記載されている場合が多いです。

胎児に影響が出るので絶対に使用してはいけない薬

3つ目は母体や胎児に対して悪影響を及ぼす可能性が高い薬剤で、添付文書には『禁忌』と記載されています。
市販薬の添付文書にも記載されていますので、どうしても薬を服用したいときには薬剤師さんと確認して購入するようにしてください。

妊娠中に病気になったときは

私は妊娠中よく風邪をひいたので、薬にはお世話になりました。
1番大切なのはもちろん予防なのですが、熱が出てしまった場合でも、意外と妊婦さんが使える薬はあります
もし風邪気味だなと思ったら、早い段階でかかりつけの産婦人科に相談しましょう。
産婦人科でしたら、妊娠中でも使える薬がおいてあるので安心です。妊娠中でも使用可能な解熱鎮痛剤漢方薬などで対処が可能です。
発熱がある場合や咳が出ているときには、妊娠中の方への感染を防ぐために待合室以外で待つことも大切です。
受診前に電話で相談することをお勧めします。

 

 

妊娠と薬についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
私の友人は臨月に風邪をひき、薬等を飲まず我慢していたところ、咳がひどくなりろっ骨を骨折したそうで、そのまま骨折したまま出産となってしまいました。
妊婦に薬は禁忌というイメージは強いですが、お医者さんに相談して正しく使用することで、お母さんにとってもおなかの赤ちゃんにとっても心強い味方になります。
ひどくなる前に、少し体調がおかしいかな?と思ったら、産婦人科に電話で相談してみてください。
さまざまな体の不調が出やすい期間ですが、上手に薬と付き合って、貴重なマタニティーライフを楽しんでくださいね!

ピックアップ記事

関連記事一覧