どうしたらいい!?イライラしない子育ての方法【体験談】

子ども・子育て

子どもって本当にかわいいんですが、子育てに一生懸命になればなるほど、イライラが募ることもありますよね。
そして、イライラしてしまう自分に罪悪感を感じて、もっとつらくなって…という悪循環を、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?
特に子どもが小さいうちは、ストレスを発散することも難しいので、つらいですよね。
私も『もう限界だ』と何度も思った経験があります。
今回は、そんな私の経験をふまえて、子育て中のイライラを小さくする方法をご紹介します。

イライラが止まらなかった幼少期

私の場合は、子どもが生まれたばかりの時はそこまでイライラしなかったのですが、歩き出し始めて一瞬も目を離せなくなってから、イライラが止まらなくなりました
トイレも一緒、お風呂も寝るときも一緒で、とにかく息が詰まっていたからだと思います。
ネットやテレビでは、『おしゃれで子育ても完ぺきな良いママ』像が流されていて、それに比べて自分はあれもできていない、これもできていないと思い込み、さらに言うことを聞かない子どもにイライラしてしまっていました。
このころの育児日記には『もう二度と子どもは産まない』などと書いてあり、本当に精神的にも参っていたと思います。

イライラから立ち直れたきっかけ…考え方を変えてみた

あれもこれも…なんでもできると思っていたけれど

子どもが生まれる前は、妊婦雑誌に載っているようなおしゃれママ生活をして、子どもと毎日にこにこ過ごすんだー、と夢見ていましたし、自分にはできると思っていました。
しかし、思い描いていた通りにならないことが、イライラの原因だったということに気が付きました。
思い通りにならなくてかんしゃくを起こす、子どものイヤイヤ期とまったく一緒だと気が付いたときには、笑ってしまい、そこでふっと力が抜けたように思います。

とにかくあきらめる、そして、優先事項をはっきりさせる

そこで私が始めたのは、とにかくあきらめることでした。
これがなかなか難しいのですが、『私は完璧な子育てをしながらおしゃれして、部屋もきれいに保つなんて無理だ!』と、認めるのです。
全部完璧が無理なら、私が優先すべきことは何か?と言われたら、子育てなんですよね。
もう、子どもが笑って元気に大きくなっていってくれればいいや、と思うようにしました。

できることから一つずつ、今を楽しんで

たとえば、極端なことを言ってしまうと、毎日掃除をしなくても死ぬことはないですよね。
気づいた時に気づいたところを掃除して、「ここ、きれいになったね」と自分を褒めてみる。
食事の用意がつらい時は、ご飯だけ炊いて、お惣菜はレトルトや買ってきたものでも良しとする。
それで、子どもとの時間が取れたり、自分が少しでもリフレッシュできるなら、自分の掲げた優先事項はクリアです。
周りの人たちからすれば「手抜き」かもしれないけれど、そうしたことを積み重ねていくことで心に少しゆとりが生まれて、私は子どもや自分自身にイライラする回数が減ったように思います。
最初に思い描いていた理想とは全然違いますが、「子どもと毎日にこにこ過ごす」というイメージには、近づいたのではないでしょうか。

 

 

今回は、子育てのイライラから抜け出した、私の経験をご紹介させていただきました。
ただ、子どもが大きくなっても、大なり小なりイライラしてしまうことはあると思います。
幼稚園に入ってからは、周りのママ友といろんなことを比較してしまって、自己嫌悪に陥ることもよくあります。
そんなときは、自分と似たような考えのママ友とお付き合いできると、気持ちが楽ですよ。
共感してくれたり、悩みを相談できたり、時には思いがけないアドバイスをもらえたりします。
それでもつらい場合は、ためらわずにカウンセリングなどを受けに行くことをおすすめします。
せっかくのかわいい時期に、イライラしてしまって、大切で素敵な瞬間を見逃してしまうことのないよう、少し力を抜いて、子育てにのぞんでみてください。

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