生後間もない「わからない泣き」慣れない環境の不安から

子ども・子育て

出産を終えて自宅に戻ってきたり、里帰りから帰ってきたりした途端に赤ちゃんがよく泣くようになってしまった、とお悩みのママはいませんか。
慣れない育児で大変な中、赤ちゃんがずっと泣き続けているとママも心配になってしまいますよね。
そこで今回は、生後間もない赤ちゃんによく起こる「わからない泣き」について詳しくご紹介していきます。

わからない泣きって何?原因をチェック!

生後間もない赤ちゃんは、まだ目もあまりよく見えておらず、ママとのコミュニケーション、枕や布団の感触、周りの雰囲気や音などを敏感に感じ取りながら、少しずつ環境に慣れていきます。
退院や里帰りからの帰宅によって突然よく泣くようになってしまうのは、少しずつ慣れてきていた環境が急に変化したことによって、赤ちゃんが不安になってしまうことが原因だといえるでしょう。
これを「わからない泣き」といいます。

「知らない」「わからない」ことは、大人でも不安になりますよね。
外界に出てきたばかりの赤ちゃんならなおさらではないでしょうか。
とはいえ、赤ちゃんは泣くのが仕事。
泣いたら不安を解消してくれる大好きなママやパパの存在を確かめたいのです。
ママやパパとのたくさんのコミュニケーションを通じて、この「わからない泣き」は徐々に解消してくるので、安心してくださいね。

わからない泣き5つの対処法

先程ご紹介したように、「わからない泣き」は赤ちゃんが環境の変化に不安になった時に起こるので、ママのお腹の中にいた時の状況を再現することで対応しましょう。
この方法で、赤ちゃんに安心感を与えることができますよ。

では、5つの方法をご紹介しますね。

1.横抱き(フットボール抱き)

赤ちゃんのお腹を下に、顔は外側に横抱きする形をとってみましょう。
さまざまな角度を試してみることで、赤ちゃんが安心する体勢を見つけることができるかもしれません。
パパの方が手が大きく腕も長いことが多いので、より安心感を与えられることもあります。

2.音

胎内で聞いた、ママの血流に似た音を聞いてもらうのも効果的です。
赤ちゃんの耳元で、泣き声と同じくらいの大きさで「シィー」と繰り返してみましょう。
この音はママのお腹の中で聞き覚えがあるので、赤ちゃんは安心して眠ってしまうことあるかもしれません。
ヘアードライヤーや流水音でも代用できます。
赤ちゃんはママの血流の音を次第に忘れていってしまうので、この時期に適した方法です。

3.揺らす

頭と首はしっかり支えて、左右に静かに揺らします。
ママのお腹の中で、ゆらゆらと揺られていた時を再現してあげましょう。

4.おしゃぶり

胎児は指をしゃぶっていることが多いです。
おくるみをしている場合は、指をしゃぶることができないので、おしゃぶりを使用するとよいでしょう。
ただし、母乳がしっかり飲めるようになってからにしてくださいね。

5.くるみ込み

おくるみなどで赤ちゃんをしっかりくるみ込みます。
おくるみで赤ちゃんの姿勢を固定してあげることで、ママのお腹の中にいた時のような安心感が得られます。

環境の変化にともなって、赤ちゃんは不安になってしまうものですが、ママも自宅での新生活が始まって不安な気持ちになっていませんか。
ママが不安やストレスを抱えていると、赤ちゃんも余計不安になってしまうかもしれません。
とはいえ、ママも育児を始めたばかりで大変ですよね。
そんな時は1人で頑張りすぎずに、パパや周囲の人にたくさん協力してもらいましょう。
可愛い赤ちゃんと楽しい時間を過ごせるとよいですね。

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