子どもと花火を楽しもう!安全に楽しむためには!?

子ども・子育て

夏と言えば、花火ですよね。
夏の思い出として、お子さんと一緒に花火を楽しみたくはありませんか。
しかし、子どもと花火をしたいと思っても、火を使うので心配ですね。
そこで、お子さんと安全に花火を楽しむための注意点をご紹介します。

安全に花火を楽しむために注意することは!?

お子さんと花火を楽しむため、安全にしっかり配慮して楽しみましょう。

子どもができる花火で楽しむ

花火と一言で言っても、いろいろな種類があります。
お子さんの場合は、手で持ってできるタイプの花火を使うようにしましょう。
地面に置いて使うタイプのものや、ロケット花火やネズミ花火などの動く花火は、火花も大きく動きの予測がつきづらいです。
そのため、そのようなタイプの花火をする時は、大人が点火して子どもたちは見るだけにしておいた方が安全ですよ。

点火や消火は大人がする

花火に点火する時が一番火傷しやすいかと思います。
お子さん自身で点火するのは危ないため、大人がやってあげましょう
また、点火する際は、ライターで直接花火に火を付けないようにしてください。
ろうそくに火をつけて固定し、必ず一つずつ花火に点火するようにしてくださいね。
花火からのもらい火をしたり、いっきに多くの花火に点火してしまうと火傷の原因となってしまいます。

終わった後も、火が消えてるから大丈夫と思われがちですが、燃えた後の灰のようなカスはとても高温です。
火傷のおそれがあるので注意してください。
必ず事前に水の入ったバケツを用意するようにしましょう。

人や物に花火を向けない

当たり前ですが、人や建物などに花火をむけると火傷や事故につながります。
もちろん草などにも火事の原因となるため向けてはいけません。
周りに燃え移りそうなものはないか、人はいないか確認してからおこなってください。
特に、枯れた芝生の上などは燃え広がりやすいので要注意です。
花火をする場所は、草などがあまり生えていない場所を選ぶようにするといいですね。
またお子さんとは人や物に花火を向けないと約束してからおこなうようにしましょう。

風向きに注意

花火は火花に気を取られがちですが、花火から出る煙にも注意が必要です。
花火をする時や、花火をしている人の風下には立たないようにしましょう。
喘息など呼吸器に不安がある方は特に注意が必要ですよ。
また風の強い日は火の粉が飛んできたりする事もあるため、日を改めた方が良いです。

洋服に火の粉がつかないように注意しよう

洋服の裾に火の粉が付かないよう注意してください。
中には浴衣で花火をするお子さんも多いかと思います。
特に浴衣は、袖、裾などが長いため、火の粉が飛んでしまう事が多いため要注意です。
また特に女の子の場合、スカートの裾も気をつけるようにしましょう。
花火をする時は、できるだけヒラヒラとしたタイプの洋服は避けた方が無難です。

意外と危ない線香花火

花火の中でも線香花火は安全なイメージがあるかと思います。
確かに静かに楽しむことができるので比較的安全ではありますが、燃え終わった際に落ちる塊が危ないのです。
足の上などに落ちてしまうと、火傷してしまうので、線香花火だから大丈夫と思わず、ちゃんと見てあげてくださいね

花火で火傷してしまったら?火傷した時の対処法

どんなに注意していても、火傷してしまう事もあります。
わざとでなくても、ふとした拍子に花火を人に向けてしまったり、花火の先をのぞこうとしたり、触ろうとしたりして火傷してしまう事も多いようです。
そんな時の応急処置についてご紹介します。

《患部をすぐに冷やす》
火傷してしまったら、とにかく早く冷やしてあげることが重要です。
素早く処置してあげることで、痛みを緩和し火傷を少しでも軽くする事ができます。

《冷やし過ぎないように》
また、冷やす際は、氷や氷水などは使わないようにしましょう。
もちろん保冷剤なども使わないでくださいね。
冷たすぎるもので冷却してしまうと、余計に皮膚を傷付けてしまうからです。
冷やすときは水道水くらいの温度の水で冷やしてあげるといいですよ。

《冷やす時間》
また冷やす時間は15分から30分程度が良いとされています。
指先などは1時間程冷やしてあげると症状を軽くできるようです。
火傷をすると焦ってしまいがちですが、焦らず早急に冷やすなどの応急処置をしてあげてください。
花火をする時は火傷する場合もあるため、冷やせるものや軟膏などの薬を持っていくといいですよ

 

 

花火は、火を使うので十分な注意が必要です。
花火をする前は、火傷や火事にならないため事前の準備をしっかりとしましょう。
お子さんとは事前に花火の危険性を話し、約束をしてからはじめるようにするといいですよ。
花火をしたことが楽しい夏の思い出になるように、お子さんと安全に楽しんでくださいね。

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