お子さんを早く寝かせなきゃと思っていても、どうしても寝る時間が遅くなってしまう事ってありますよね。
たまになら大丈夫ですが、毎日のように寝る時間が遅くなってしまうとお母さんも大変ですし、お子さんの生活リズムも崩れてしまいます。
早く寝かせてあげると良いことがいっぱいあるので、早く寝かし付けるためのコツなど体験談をもとにご紹介させていただきます。
早く寝るのはなぜいいの?早寝早起きのメリット!
十分な睡眠時間を確保してあげる事は、お子さんの体と心の成長には必要不可欠です。
幼児は10〜12時間、小学生も9から10時間は睡眠時間をとると良いとされています。
成長ホルモンという言葉を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。
成長ホルモンは、体の成長はもちろん、肥満や生活習慣病の予防、免疫機能を強化してくれるので、成長期のお子さんには必要なものなのです。
またこの成長ホルモンは分泌される時間帯や作られる時間帯があります。
最も多く分泌される時間帯…22時〜深夜2時
作られる時間帯…21時〜23時
成長ホルモンが作られる21時には熟睡していたいので、できたら20時には寝たいところですよね。
お子さんは特に十分な睡眠をとるだけでなく寝る時間帯もとても大切なのです。
睡眠時間が少ないとどうなるの?
成長ホルモンはもちろんですが、睡眠時間をしっかりとらないと日中のお子さんの活動にも影響を及ぼします。
睡眠不足になるとイライラしやすくなってしまうのです。
保育園や幼稚園、小学校に行っているお子さんは集団行動をしなくてはなりませんよね。
しかし睡眠不足ではイライラしたり、集中力がなくなったり、多動になりやすくなってしまったりするのです。
十分な睡眠をとらないことはお子さんの人間関係や心の発達にも影響があるといえるでしょう。
なかなか寝てくれない!就寝時間が遅くなるのはなぜ?
早く寝かせたいけれど、なかなかお子さんは思うように早く寝てくれない事も多いですよね。
なぜなかなか寝てくれないのでしょうか。
寝てくれないのにはいくつかの理由があります。
寝る時間が決まっていない
寝る時間がきちんと決まっていないと、あれをやってから、これをやってからとずるずると寝る時間が後ずれしていってしまうのです。
日中あまり運動していない
運動不足では寝付きが悪くなってしまいます。
保育園や幼稚園に行っているお子さんはある程度運動量がありますが、小さなお子さんは気にしていないと運動不足になりがちです。
お昼寝が長い
お昼寝は必要なものでもあります。
しかしお昼寝が長すぎるのも夜寝付きが悪くなる原因です。
お昼寝の目安は、朝昼夕方と分けて5から6時間前後、7ヶ月以降は2から3時間だと言われています。
寝る前に遊んでしまう
寝る前に遊んでしまうと脳が寝る状態になってくれなくなってしまいます。
特に寝る前はテレビやスマホなどを見ると寝れなくなってしまいますよ。
早く寝かし付けるコツ!
早く寝かせた方がいいのはわかっていても、子どもは思うように寝てくれないですよね。
そこで私が実際にやって寝付きが良くなった方法をご紹介します。
寝る時間を決める
寝る時間を決め、子どもにも寝る時間を意識させるようにしていしました。
寝る時は「20時になったから寝ようね」と声をかけるようにしていたら、4歳の今では自分で時計を見て、時間だから寝ようと子どもから言うようになりましたよ。
起きる時間も決める
何時に寝ても決まった時間に起こすようにしていました。
寝るのが遅かった日は遅くまで寝かしていると、また寝るのが遅くなってしまうからです。
決まった時間に起こすようにしていると寝るのが遅くなってしまった日も次の日にリセットできます。
寝る前に遊ばせない
寝る前にテンションを上げてしまうと寝てくれないですよね。
寝る前は興奮するような遊びや絵本は読まないようにしていました。
特にテレビやスマホは見ると寝れなくなってしまうので見せないよう気をつけていましたよ。
眠りに誘導出来るような内容の絵本やリラックスできるような優しい音楽をかけたりしていました。
お風呂で湯船につかる
お風呂で体を温めてあげることでリラックスでき、寝付きが良くなります。
しかしシャワーや熱すぎるお風呂は交感神経が活発になり余計に寝れなくなってしまうので注意してください。
我が家では40度くらいの湯船につかるようにしています。
早く寝かしつけてあげる事はお子さんの成長や健康に必要なことです。
それだけではなく、早く寝かし付ける事はお母さんの時間を作ることができるというメリットもあります。
早寝早起きはお子さんのためにも、お母さんのためにもなりますよ。