母乳とミルクの違いって?それぞれが与える影響とは

赤ちゃん・育児

赤ちゃんができると、母乳が出るかしら…ミルクで育てたらどうかしら…と悩みは尽きないですよね。
母乳で育てたいけれどなかなか出なくてミルクにした、母乳が出るけれど仕事に復帰しなければならなくなってミルクに替えた、などそれぞれの事情で母乳育児かミルク育児か分かれます。
そこで今回は母乳とミルクの違い、それぞれが与える影響についてご紹介します。

母乳

母乳は赤ちゃんにとって最適の栄養です。
お母さんを身近に感じることができるので、赤ちゃんもストレスなく安心して飲めますね。

母乳の特徴を見ていきましょう。

  • 突然死のリスクが減る。
  • ミルク代がかからない。
  • 赤ちゃんの胃に負担がかかりにくいため、赤ちゃんが飲みたいタイミングであげられる。
  • 消化がいいので赤ちゃんが便秘になりにくい
  • 乳首が刺激される事によって子宮の戻りが早い
  • 産後ダイエットを意識しなくても痩せやすい
  • 母親の乳首で慣れてしまい、哺乳瓶で飲めなかったりミルクの味に慣れていなかったりする。
  • 食事に気をつけないと乳腺炎になってしまう。
  • 母乳に影響してしまうため、アルコールやカフェインが入っているものを摂取できない
  • 体調を崩したとき、飲める薬が限られる
  • 外出先に授乳室がないと授乳がしにくい。
  • 飲んだ量がわかりにくい。

ミルク

最近のミルクは品質が上がっています。
缶やプラスチック容器に入ったもの、スティックタイプなど色んな形状のものが販売されていますので生活スタイルによって使い分けできます。

それでは、特徴を見ていきましょう。

  • 腹持ちがよく、ある程度間隔を空けられるため、その間お母さんは休息できる。
  • 誰でもあげられるため、預けて出かけたり休息できる
  • 体調を崩した時に薬が飲める
  • 場所を選ばずにあげることができる。
  • 飲んだ量がわかりやすい。
  • 消化が悪いので、便秘になりやすい
  • ミルク代がかかる。
  • ミルクを作って冷ましたり、哺乳瓶を洗ったりと手間がかかる
  • 乳首が刺激されず、子宮の戻りが遅い
  • 産後ダイエットをする場合、意識してダイエットをする必要がある。


このようにみると、どちらにも利点があります。

授乳している時間はお母さんと赤ちゃんにとってかけがえのない時間。
ただ栄養を与えているだけではなく、心を通わせて愛情や信頼を培っていく時間にもなりますので、お母さんの無理のない授乳タイムを過ごせるようにしてくださいね。
お母さんが笑顔で接することが赤ちゃんにとって健やかな成長へと結びつきますよ。

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