離乳食に小麦はいつから?

赤ちゃん・育児

うどんやパン、クッキーにケーキと小麦粉を使った料理はとても美味しいですよね。
毎日の食事のなかで、一食は何かしら小麦粉が使われている物を口にしているのではないでしょうか。
そんな食生活で大きな割合をしめる小麦粉、赤ちゃんの離乳食にいつから使っていいか迷いますよね。
今回は赤ちゃんの離乳食に小麦粉をいつから使って良いか、注意点はあるのかをご紹介します。

食べさせていい時期はいつ頃?

小麦粉製品を食べさせ始めるのは、2回食の終盤か3回食になったぐらいを目安にするといいですよ。
その頃になるとごっくんと飲み込むことも上手になってきていますし、野菜もある程度ものを試していける頃かと思います。
しかし小麦粉製品は、アレルギーが出やすい食材の一つですので、食べることに慣れてきた時期、少しずつあげてみてください。食べ始めるのが遅くても、問題にはないので焦らなくて大丈夫ですよ。

私も子どもに小麦粉製品を食べさせ始めたのは、3回食の中盤くらいからです。
以前、2回食に入った頃パンをあげてみたのですが、異様に嫌がったため慎重に始める事にしました。
遅くなってもいいので、子どもの様子を見ながら始めてあげる事が大切です。

食べさせる時の注意点

小麦粉製品を食べさせる時は注意する事もあります。
私が注意していたことを3つご紹介します。

少しずつ食べさせる

離乳食の時に初めて食べさせるものは、少しずつということが基本です。
他の食材はスプーン1杯くらいから始められる方が多いかと思いますが、小麦粉製品はもっと少なめの量からスタートさせることをおすすめします。
なぜかというと、小麦粉は子どもがアレルギーを起こしやすい食品第3位だからです。
私たちおとなは、小麦粉の食べ物を毎日当たり前のように食べていますが、まさかアレルギーなんてと思う事があると思います。しかし子どもにとって小麦粉はアレルギーを引き起こしやすい食品の一つなのです。
細心の注意をはらってあげてくださいね。

食後の2時間は様子を見る

うちの子どもは、今はすっかり治りましたが小麦粉アレルギーがありました。
最初、1cm×1cmから食パンをあげはじめ、大丈夫そうだったのでいっきに食パンの1/4をあげてしまった事があります。
そうしたところ食後2時間くらいして、吐いてしまった事がありました。
その時、アレルギーとは痒くなったり湿疹が出るものだと思っており、吐く事があるなんて思ってもいなかったので食べ過ぎたのかなくらいにしか思っていませんでした。
しかしその後、異様に小麦粉製品を嫌がるため病院で相談するとアレルギーということがわかりました。
気持ち悪い思いをさせていたのだと本当に反省ばかりです。

先生の話によるとアレルギーは痒みや湿疹だけでなく、嘔吐や下痢、呼吸困難など症状は様々あるのだとか。
痒みや湿疹は口元に出やすいのですが、お腹などに出る場合もあるため、食べさせた後は痒がる様子はないか見てあげましょう。
ひどい場合には嘔吐や下痢をする事もあり、大体2時間以内に症状が出る場合が多いとのことでした。
呼吸困難や嘔吐、下痢が長時間たったあとにも出た場合は、救急車を呼んでもいいのですぐに病院へ来て下さいともいわれました。吐いている子どもを見てアレルギーは怖いと実感しました。

午前中に食べさせる

アレルギーの怖さを知ったこともあり、特に新しい食品を食べさせる時は病院を受診できる午前中に食べさせるようになりました。
もともと新しいものを食べさせる時は、病院を受診できる時間を目安にはしていましたが、特にアレルギー症状を引き起こしやすい小麦、卵、牛乳を食べさせる時は慎重になりました。
アレルギーはアナフィラキシーショックなどをおこすと命にかかわります。
病院へ行けない時間に食べさせて何かあってからでは大変ですので、なるべく病院へすぐ行ける午前中などに食べさせる事をおすすめします。

何から食べさせればいい?使いやすい食材は?

小麦粉製品はどんなものから食べさせようかも迷いますよね。
そこで私や周りのママさんが食べさせていた食べさせやすい食品をご紹介します。

食パン粥

食パンは手軽に手に入り、調理も楽なのでおすすめです。
しかしパンをそのままあげるのではなく、ミミを切り落としてお粥にしてあげるといいですよ。
ミミは固いうえ、他の部分に比べ塩分も多いので始めた頃はあまりあげない方がよいかと思います。
お鍋に少量の水を入れ、パンを細かくちぎり入れます。
火にかけてトロッとしてくれば完成です。
とても簡単なので周りでも作っている方が多くいました。
中にはお水を粉ミルクにかえてミルクパン粥を作っている方もいましたよ。
冷凍保存もできるそうです。
野菜やりんごなどの果物をペーストにして加えても美味しそうですよね。

そうめん

そうめんは細くて食べやすく、またゆで時間も短くて済むのでおすすめです。
食べさせる時は2cmくらいにカットしてあげてください。
野菜スープなどに入れると栄養もあっていいですよ。
片栗粉を少しまぜるととろみができ、食べやすくなるのではないでしょうか。

うどん

うどんもそうめんと同様、2cmくらいに細かく切ってあげてください。
100均や赤ちゃん用品を売っているお店に行くと、麺カッターというハサミのような麺をカットするものが売っています。
とても便利なのでおすすめですよ。

うどんを食べさせる時は注意も必要です。
売られている製品の中には、蕎麦と一緒に工場で作られているものがあります。
蕎麦もアレルギーを引き起こす可能性がある食品なので、蕎麦が原因でアレルギー症状を起こしてしまう事もあるため、食品表示の部分はよく見てあげてください。
慣れてきて外食先でも、うどんを食べる事が増えると思いますが、蕎麦と一緒に茹でているお店もあるため、慣れていないうちは注意が必要です。

小麦粉製品が食べられるようになると、離乳食もレパートリーがぐんと増え助かります。
しかしアレルギーなどの注意すべき事もあるので、気を付けてあげてくださいね。
特に小麦粉は要注意です。
子どもの様子をしっかり見ながら進めてあげてくださいね。

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