赤ちゃんの靴選びのポイント

ハイハイしていた赤ちゃんも成長すると歩くようになります。
あのよちよち歩きはたまらなく可愛いですよね。そして歩き始めると必要になるのが靴です。
赤ちゃんのファーストシューズ選びは嬉しい反面、難しくもあります。
そこで赤ちゃんの靴選びのポイントをまとめてみました。
靴を購入する際の参考にしてみてくださいね。

どこをみる？靴選びのポイント

サイズをきちんと計る

赤ちゃん、幼児の靴は、その月齢や年齢によって目安のサイズがあります。
しかしあくまで目安。子どもの成長はそれぞれで足の大きさも違ってくるので、靴を購入する時は必ずサイズを測りましょう。
同じ月齢、身長でも、目安のサイズで選んでしまうと、靴が合わないなんてことにもなりかねません。

足のサイズを計るとは、足の長さを計るとまず思います。
もちろん足長のサイズを知ることは大切ですが、それだけでは不十分です。足幅や足囲も計ってあげる必要があります。
靴屋さんなどでお願いすると計ってもらえますよ。また足に合うメーカーなども教えてもらえるので、相談してみてくださいね。
最近ではショッピングモールなどの中に、子ども靴専門店のもあります。
そこでは細かく足のサイズを測ってもらえるので、初めての靴は特に専門店で購入すると安心です。

足にフィットする靴を選ぶ

フィットした靴はどこを確認したらいいのか、ポイントを靴屋さんで教えてもらったのでご紹介します。

☆つま先の部分が広くなっているか
指が靴の中で動ける状態が望ましいとのことでした。
幼児にとって足の指の発達は重要です。
きちんと発達しないと、すぐ疲れてしまうばかりか転びやすくなってしまうのだとか。

☆かかとがしっかりと固定されているか
きちんと固定されていないと、O脚や扁平足になりやすくなります。
幼児は足首がまだしっかりしていないため、走れるくらい足がしっかりしてくるまではブーツなどもあまり履かせない方がいいそうですよ。

☆靴底の柔軟性
硬いと歩く際に足を蹴りだすことが上手くできなかったり、膝に負担がかかってしまうこともあるので大切なポイントのひとつです。

☆足の甲の部分に隙間がないか
甲の部分に隙間があると不安定になり負担がかかるばかりか、歩き方にクセがついてしまいます。
隙間なく、しっかり締まっている靴を選びましょう。

成長段階に合わせて靴を選ぶ

子どもは成長段階によって歩き方が違います。
歩き始めのよちよち歩きから走れるようになり、飛び跳ねたりとどんどん成長していくため、成長段階に合わせた靴を選んであげましょう。

よちよち歩きの場合、靴の素材はなるべく柔らかいものがいいです。
靴底も弾力性があり、指の付け根あたりがきちんと曲がるかみてあげてください。
この時期は足首がまだ柔らかいため、足がしっかり固定されていて、足首まで深さがある靴を選んであげると歩きやすくなりますよ。履いた時に、かかとを合わせて指先の方が1cm弱余裕のあるものがちょうどいいサイズです。

走ることはまだ難しいけれど歩くことに慣れてきた頃には、上記でご紹介したような足にフィットする靴を選んであげてください。
サイズ感はよちよち歩きの時と同じで、かかとを合わせて指先の方に1cm弱余裕があるものがいいです。
この時期は動きが活発になるため、脱げにくく通気性の良いものを選んであげるといいですよ。

走ったり飛び跳ねたりできるようになる、運動量が上がる活発に動く時期には、つま先やかかとが保護されている靴を選ぶようにするといいですよ。
うちの子どもも、この時期あたりから靴擦れや足の臭いが気になるようになってきました。
足にかく汗の量もだいぶ増えるため、通気性がよく抗菌加工されているものがおすすめです。

どの時期もコンバースやニューバランスは人気のメーカーなようで、私の周りも多くの子どもが履いていました。
デザインも豊富でフィット感があるため、好んで履いている人が多いようです。
うちの子どもは足のサイズが同じ年齢の子よりもかなり大きく、とても活発なためスポーツメーカーの靴を好んで履いていました。クッション性やフィット感がうちの子どもには合っていたようです。
合う合わないもそれぞれ違うため、いろいろなメーカーの靴を試し履きされてから購入した方がいいですよ。

定期的に足のサイズを計る

ついもったえないと思い、大きめのサイズを選びがちではありませんか。
足に合わない大きい靴は足の発達に影響しますし、そもそも子ども自身が歩き辛くなってしまいます。

足のサイズは1回計ったから終わりではなく、定期的に計りましょう。
小さな子どもはまだ自分から靴がきついと言うこともできないため、定期的にサイズを測ってあげる必要あります。
私もすっかり靴を買い換える事を忘れており、半年後にそういえば！と気づき買い換えました。
やはり子どもの成長は早かったようで、足の爪が擦れてしまっていたなんて、可哀想な経験があります。
子どもの骨は柔らかいため、履けないはずの小さな靴も履けてしまうので定期的に買い換えてあげるといいですよ。
できれば3ヶ月か4ヶ月ごとにサイズを測り、買い換えてあげるといいですよ。

足に合わない靴を履いていると足の発達だけでなく、膝や腰に負担がかかったり酷いと内臓にまで影響することがあります。
子どもの靴選びはとても重要になるため、サイズを正しく計り定期的に買い替えをしてあげてください