子どもの耳かきを上手に!やり方や注意点をご紹介

子ども・子育て

小さな子どもの耳は小さく、掃除するとき見えにくいですよね。
また、子どもはなかなかじっとしていてくれないので、動いた拍子に耳の中を傷つけてしまわないか心配しているというママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもの耳かきのやり方や注意点について詳しくご紹介します。

耳垢ってどんなもの?

耳垢は、分泌物や古くなってはがれた皮膚やホコリが混ざりあって出てくる老廃物です。
しかし、皮膚を保護したり雑菌の繁殖を防いだり特有のにおいがあり虫よけ効果も期待できます。
そのため、耳垢は取りすぎにも注意してくださいね。

また、耳垢には2種類あり、べとべとした質感の湿型耳垢カサカサした質感の乾型耳垢に分けられます。
湿型耳垢は乾型耳垢より粘着性があり、耳に溜まりやすいので注意しましょう。
いずれのタイプかは遺伝によって決まっており、途中で変わることはありません

子どもの耳かきのやり方は?

子どもの耳かきには、綿棒の使用をおすすめします。
ベビー用の綿棒も発売されていますよ。
専用のものだと子どもの小さな耳に合った形状になっており、使いやすくなっています。

頭が動かないよう優しくおさえてから耳穴の入り口を丁寧に掃除します。
乾型耳垢で取れにくい場合は、綿棒にベビーオイルワセリンをつけると取りやすくなります。
お風呂上がりに行うと、耳垢がふやけていて取りやすいのでオススメです。

楽しくできるようにお気に入りの歌をうたいながらなど、リラックスできるよう工夫するとよりよいのではないでしょうか。
我が家の5歳の娘の場合は、ひざまくらでゴロゴロした延長で耳かきに移行するようにしていますが、比較的嫌がらずに耳かきをさせてくれますよ。

子どもの耳かきの注意点

子どもの耳かきをするときは、次のようにいくつか注意点がありますので、ご紹介していきますね。

耳かきを頻繁にしすぎない

耳垢を長い間放置しておくと、汚れが溜まってしまわないか心配になりますよね。
ですが、耳かきは頻繁にしすぎると逆に耳垢を奥に押し込んでしまったり、耳の中を傷つけてしまったりすることもあるので注意が必要です。

耳垢は普段の動作で自然に奥から押し出されるようになっていますので、耳かきの頻度は月に1~2回程度で十分でしょう。

ただし、湿型耳垢の場合は耳垢が溜まりやすいので、もう少し回数を増やしてもよいかもしれません。

耳の奥まで入れない

誤って鼓膜を傷つけてしまったり、耳垢を奥に押し込んでしまったりする可能性もあるので注意が必要です。
掃除は入口から1cm程度の範囲のみで大丈夫ですよ。

周囲を確認する

兄弟やペットがいる場合は、特に注意してくださいね。
ぶつかってしまっては大変なので、安全確認をしてから行いましょう。

嫌がるときは無理にしない

嫌がっているときに無理に行うと、耳かきを怖がったり嫌いになってしまったりすることも…。
耳かきに苦手意識をもたないためにも、嫌がるときは無理せず一旦中止しましょう。

 

 

 

小さな子どもの耳かきは難しく、困っているママもいるかもしれません。
ですが、今回ご紹介したように耳かきは頻繁に行わなくても大丈夫ですし、優しく入口周りを掃除する程度でOKなのでリラックスして行ってくださいね。

几帳面なママほど頑張って耳かきをしてあげているかもしれませんが、耳かきに関しては、ズボラなくらいでちょうどよいのではないでしょうか。

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