毎日の体調管理に!基礎体温を測ってみよう

妊娠・出産

妊活を始めるとき、排卵期をチェックするために、多くの女性が基礎体温をつけようと思うのではないでしょうか。
基礎体温を測ることは、妊活のためだけではなく、自分の体のリズムや状態を知り、体調を整えるためにも大切なことです。
でも、「何だか難しそう…」「どうやって始めればいいの?」など不安に思っている方もいるはずです。
そこで今回は、基礎体温の測り方や記録方法を詳しくご紹介していきます。

正しく基礎体温を測るための4つのポイント

基礎体温とは、朝起きてすぐ、体を動かす前の安静状態の体温のことをいいます。
そのため、基礎体温を測るときには、今からご紹介する4つのポイントを気をつけて行うようにしましょう。

1.専用の婦人体温計で測る

基礎体温を測るときは、普通の体温計ではなく専用の婦人体温計が必要になるので事前に準備しておいてくださいね。

婦人体温計には、短時間で測れるもの正確性が高いもの自動的に測定値を記録してくれるものなどさまざまな種類があります。
自分が続けやすく使いやすいものを選びましょう。

2.朝目覚めてすぐに測る

寝返りなどで体を動かすと体温が上昇し、正確な体温が測れません。
そのため、目覚めてすぐの状態を保ったまま、布団の中で測るようにしてください。
寝るときに枕元に婦人体温計を用意しておくとスムーズです。

3.毎日同じ時刻に測る

基礎体温は、活動によって1日のうちに変化するので、毎日同じ時刻に測るように意識することが大切です。
とはいえ、毎日全く同じ時間にというのは難しい場合もあると思います。
多少のばらつきがあっても大丈夫なので、あまり気にしすぎず毎日きちんと測るようにしましょう

4.口の中で測る

婦人体温計は、わきの下ではなく口の中に入れて測ります。
ただ口にはさむのではなく、舌の裏側のすじの根元に当てるようなイメージでそのまま口を閉じて測りましょう。

手軽に基礎体温をつけよう!

基礎体温を正確に測ることができたら、次は記録をつけましょう。
毎日続けることが1番大切なので、手軽にできる方法がよいですね。
自分にあったものを見つけてみてください。
パソコン上でグラフ表をダウンロードして手書きしてもよいですし、現在は、スマホで簡単に基礎体温を登録できるアプリも豊富にあります。

手書きで記入する場合

基礎体温表は、婦人科で配布されていたり、薬局で購入もできます。
また、100円ショップなど、生活雑貨を置いているお店にも取り扱いがあるようです。
さらに、「基礎体温表」とネットで検索すると、生理用ナプキンのメーカーなどが作成したデータがヒットします。
多くは無料でダウンロードOKなので、自宅で印刷して気軽に使うことができます。
特徴としては、お店で売っているものはだいたい冊子タイプ、無料で配布されているものは一枚ものになります。
どちらも、かわいいデザインのものもありますので、自分に合ったものを見つけてくださいね。
毎朝数値を記入するのが楽しくなるかもしれませんね。

ルナルナのアプリが便利!

スマホのアプリにも、基礎体温の記録に便利なものがたくさんありますね。
5歳の娘がいる私は、「ルナルナ」というアプリを使用して、基礎体温を記録していました。
知っている方も多いのではないでしょうか。
その日に測った基礎体温を入力するだけで自動的にグラフになりますので便利です。
また、その日の気分や体重などの入力項目もあり、体調管理もしやすく、手軽かつ便利で使いやすかったですよ。

基礎体温で体調管理もできます!

基礎体温を毎朝測ることは、少し面倒に感じる方もいるかもしれませんが、妊活のためだけではないメリットもたくさんあります。
まず、グラフから自分の月経周期のパターンが把握できるようになります。
そこに、気分や体調の変化をメモしておくと、事前に不調が予測でき、その時期は無理しないように仕事をセーブしたり、旅行やイベントの計画を立てやすくなります。
また、グラフの推移から、卵巣や子宮の健康を確認することもできます。
婦人科を受診するときに基礎体温表を持参すると、お医者さんも今までの経過を把握できますので、なにもないより診察がスムーズに進むかもしれません。

 

私はズボラな方ですが、面倒に感じるときもあるものの、日々の習慣になってしまえばそんなに苦労は感じませんでしたよ
今回の記事を参考に、自分の体調を整える意味でも、ぜひ基礎体温のチェックを始めてみてくださいね。

ピックアップ記事

関連記事一覧