5、6カ月頃の離乳食のすすめ方

赤ちゃん・育児

5、6カ月頃の赤ちゃんは、ミルクや母乳に加えて離乳食をスタートされる頃だと思います。
離乳食は、赤ちゃんの健康や成長につながる毎日の食事です。
しかし、どのように進めていいものか迷う事もありますよね。
そこで今回は、5、6ヶ月頃の離乳食の進め方についてまとめました。
離乳食を進めるにあたって、参考にしていただければと思います。

1日1食からスタートさせよう!

5、6ヶ月頃は初めての離乳食になるかと思います。
赤ちゃんにとって食べ物は未知の物初めは1日1食からスタートしましょう。
1日目はスプーン1口、2日目はスプーン2口のように少しずつあげてください。
1ヶ月後に1食でおかゆが30g、野菜が15g食べられればじゅうぶんです。
しかし、赤ちゃんの成長具合や食事への興味はその子それぞれなので、1ヶ月後にそれだけ食べられないとダメというわけではありませんよ。
うちの子も食に興味があまりなく、最初は周りの子の半分も食べられませんでした。
ですが4歳になった今、幼稚園ではおかわりをするくらい食欲旺盛になったので大丈夫です。

中には、ご飯が大好きな赤ちゃんもいます。
しかし、赤ちゃんがもっともっとと欲しがった場合でも、一気に量を増やさないようにしてください
もし赤ちゃんにアレルギーなどがあった場合、いきなり大量にあげてしまうと症状が出てしまい危険だからです。
うちの子も卵アレルギーがあり、少し多めの量を一気に食べてしまった時は嘔吐して大変だった事がありました。
離乳食の初期は慎重に、特に新しい食材を食べる時は必ず1口ずつからスタートさせましょう。

離乳食をあげるタイミングは午前中

離乳食をあげるタイミングは午前中がおすすめです。
午前中なら病院があいているので、何かあった時にすぐ行く事ができるからです。
なので、特に新しい食材は午前中に食べさせてあげるといいですよ。

私は午前中の授乳前に1食あげていました。
病院にも行けるタイミングで、授乳前の方が食べてくれるからです。
スケジュールは下の通りです。

◆ 6時 授乳
◆ 10時 離乳食&授乳
◆ 13時 授乳
◆ 17時 授乳
◆ 21時 授乳

きっちりこの時間ではないですが、大まかにこれくらいのスケジュールであげていました。
また、母乳やミルクは無理に減らさず、赤ちゃんが飲みたいだけあげてください。

食事のポイント

◆ 1日1食から。新しい食材は1口ずつ
◆ あげるタイミングは午前中
◆ 母乳やミルクの量は無理に減らさない

食べられる食材は?固さはどれくらい?

まずは消化の良いおかゆからスタートさせてあげると良いです。
慣れてきたらおかゆにプラスして野菜を増やしてあげるようにしましょう。
お魚などは、離乳食をスタートさせて赤ちゃんがだいぶ慣れてきた1ヶ月後くらいから始めるといいですよ。
固さはトロトロのヨーグルトくらいが目安になります。
噛まずに飲み込んでも大丈夫な固さです。
私は最初わかりづらかった時、市販のベビーフードを参考にしました。
5、6ヶ月の赤ちゃんに離乳食をあげる際は、消化しやすいものをあげることがポイントです。
この時期私が息子に食べさせていた食材をご紹介します。

主食

ごはん、パン、うどん
もちろん全てトロトロのヨーグルトくらいにしてあげていました。
パンやうどんは、ごはんのおかゆに慣れてきてからあげるといいですよ。
私は、離乳食が順調に進んでいなかったのであげていなかったのですが、スパゲッティをあげている人も多くいました。
保健師さんに聞くと、コーンフレークなどはあまりあげない方が良いが、ごはん、パン、うどん、スパゲッティと主食はある程度いろいろとこの時期から食べていいのだそうです。

野菜

じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、大根、にんじん、トマト、ほうれん草
繊維質すぎない、芋類や根菜類を中心によくあげていました。
どの野菜も皮をむき、おかゆと同じくらいトロトロのヨーグルトくらいの固さになるまでお湯を加えながら潰してあげてください。

フルーツ

いちご、りんご、バナナ
手に入りやすく、すりつぶしやすいのでこの3つをよく出していました。

タンパク質

白身魚、豆腐、ヨーグルト
白身魚はタラやカレイ、ヒラメなどがおすすめです。
同じく白身魚でも鮭はまだあげない方が良いそうです。
豆腐やヨーグルトは調理もしやすく、赤ちゃんも食べやすいので重宝していました。
しかし、ヨーグルトはあげすぎると下痢をする場合があるので、少しにしてください。
また無糖のプレーンのものがいいですよ。

食材のポイント

◆ 固さはトロトロのヨーグルトくらい
◆ 食材は繊維の少ない消化の良いもの

なかなか食べてくれない!そんな時のひと工夫!

一生懸命あげても、なかなか食べてくれない事も多いですよね。
私も、何度作っては捨てるを繰り返したことか。
しかし、そんな食べてくれない時、ひと手間かけると食べてくれる事がありました。

舌触りを良くする

食べてくれない原因として食材の舌触りが気に入らない事があるようです。
まだこの時期は離乳食に慣れていないので、じゅうぶんにすり潰していても赤ちゃんが嫌がる事があります。
そんな時、便利なのが茶こしです。
一度すり潰したものを、再度茶こしで裏ごししてあげるとよりトロトロになるので食べてくれる事が増えましたよ。

出汁を使う

また、すりつぶす際にお湯を使って伸ばすと思います。
その時に使うお湯をお出汁に代えてあげるのもおすすめです。
風味がつくので、結構食べてくれる事が増えました。
注意点として出汁をとるときは市販の顆粒だしを使わない方がいいです。
市販の顆粒だしは、塩分が入っている事が多いからです。
私はけっこうずぼらで少しでも楽をしたいタイプなので、市販の出汁パックを使ったり鰹節をお茶パックなどに入れて出汁をとっていました。
とっても簡単に塩分の入っていない出汁がとれるのでおすすめですよ。
いろいろ工夫して赤ちゃんが食べてくれるといいですね。

 

 

5、6ヶ月の離乳食は初めての事ばかりでわからない事も多いと思います。
食べられるペースは人それぞれなので、焦らず赤ちゃんのペースで進めていってあげてくださいね。

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