何時間寝かせたらいいの?子どもと睡眠の関係

子ども・子育て

お子さんの睡眠について悩んだことはないでしょうか?
私は子どもが赤ちゃんの頃から睡眠についてはとっても悩まされてきました!
月齢や年齢が進むにつれて悩みの種類も変わってきますよね。
今回は子どもの成長と健康と切っても切れない関係の睡眠についてお話します。

子供の成長と睡眠の関係

子どもの成長に質の良い睡眠が必要なことはみなさんご存知だと思います。
具体的になぜ睡眠が大切なのかというと、子どもが健やかに成長するには、十分な量の成長ホルモンが分泌されることが大切です。
この成長ホルモンは、乳幼児期から思春期にかけて大量に分泌されるホルモンなのですが、睡眠時に多く分泌されることが分かっています。
とくに深い眠りである『レム睡眠』の時に分泌される量が多くなるので、成長期の子どもにとって、深い睡眠を長くとることが大切になります。

子どもにとって理想の睡眠時間

理想の睡眠時間は年齢によっても変わってきます。

子どもの理想の平均睡眠時間

1〜2歳 11〜14時間
3〜5歳 10〜13時間
6〜13歳 9〜11時間
14〜18歳 8〜10時間

出典:アメリカ「国民睡眠財団」

上の表によると、どの年代の子どもも10時間前後の睡眠時間が推奨されています。
私の娘は現在小学1年生の6歳で、朝6時に起きるのですが、最低ラインの9時間寝かせるには9時には寝かせなければなりません。
習い事や塾で忙しい現代の子どもにはなかなか難しいことかもしれませんね。

寝つきをよくさせるコツ

親としては、ベッドに入ったらすぐにコテッと眠りに落ちてくれるのが理想ですよね。
ここでは眠りにつきやすくするコツをご紹介します。

 

朝日を浴びる

人は朝、光を浴びてから15~16時間後に、暗くなると睡眠ホルモンである『メラトニン』が分泌されて眠気を誘ってくれます
寝付かせたい時間から逆算して15、6時間前に朝日を浴びることで、スムーズに入眠できるようです。

寝る前に体を温める

眠気を誘うために効果的なのが、睡眠前にお風呂に入ることです。
体の深部体温が一時的に上がり、その後下がっていく時に、入眠スイッチが入りやすくなるからです。
寝かしつけたい1時間から2時間前にゆっくり湯船につかって体を芯まで温めることで、深い眠りに入ることができます。

 

 

以上、子どもの睡眠についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
私もいまだにそうなのですが、子どもにとって睡眠が大切だとわかっていても、なかなか理想通りいかずイライラしてしまったりすることもたくさんあると思います。
しかし、親がイライラしていると、かえって子どもは寝てくれなかったりしますよね。
あまり肩ひじ張らずに、できることから少しずつ改善していくようにしましょう。

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