幼稚園はどう選ぶ?優先するポイントを明確に

子ども・子育て

幼稚園は毎日通う場所だから、子どもに合うところを選んであげたいですね。
だけど、どの幼稚園もそれぞれいいところがあって一つに絞るのに悩んでしまいがちです。
私も初めての子どもである長女の幼稚園選びは、とても迷いました。
子どもの性格や親の願望などいろんな思いがありますが、最初に優先したいポイントと理由を明確にしておけば、迷った時も初心に戻ることができます。
我が子のことをよく分かっているママの目で、子どもがいきいきと過ごせる園を選んであげましょう。

しっかり系やのびのび系など、園の運営方針を確かめて

幼稚園にはそれぞれ運営方針があり、それに沿った教育やプログラムが組まれています。
「規律を重んじる園」「自由でのびのびした園」「教育に力を入れている園」など、園の数だけ特色があります。
その中でどの園を選ぶかは、教育方針と子どもとの相性が重要になります。

我が家はしつけは園任せにせず家庭でしっかり行い、幼稚園では思いっきり楽しんで欲しいという方針でしたので、自由でのびのびした雰囲気の園を選びました。
とは言え、私自身は規律に厳しい園にも惹かれていて悩んだのですが、長女は自由奔放な性格の一方で厳しくされると萎縮してしまう面があったのでのびのび系の方が合っていると感じ、親の願望は胸にしまうことにしました。

そのように選んだ幼稚園には、同じく教育方針に共感して入園している子どもが一定数いるのでお友達とも波長が合いやすく、楽しく通うことができました。
とはいえ、どの園が子どもに合っているかは、実際に行ってみないと分からないと思います。
園によって、プレのクラス未就園児向けのプログラムを行っているところがあるので、参加すると先生の雰囲気や園舎内の様子がよく分かります。
また幼稚園の運動会には、未就園児向けのプログラムが用意されているところもあります。
運動会の様子からは園全体の様子や保護者達の雰囲気などが大まかに捉えられますので、園選びの参考になると思います。

特技を伸ばしてあげたいなら、課外活動にも注目

幼稚園では、体操教室水泳教室英会話などの課外活動を実施しているところがあります。
課外活動とは、幼稚園の保育時間終了後に園の先生や外部の講師を招いて行われるクラブ活動のようなものです。
曜日指定で月謝制のものが主流ですが、夏休みなどの長期休暇にスポット開催されることもあります。

課外活動は、通い慣れた幼稚園で顔見知りのお友達と一緒に練習できるので、リラックスしてレッスンを受けられます
また、保育時間終了後そのまま園でレッスンを受けられるので、ママにとっても場所移動の手間が省けて便利ですね。
卒園後も小学生向けのコースを園で受けられる教室もあるので、そういうところであれば長く続けることも可能です。

我が家の長女も年中からチアリーディング教室に在籍し、小学生になった今も続けています。
卒園後、別々の小学校になってしまった友達とも定期的に会って一緒に練習ができるので、長女はレッスンを楽しみにしています。

このような課外活動は、園によって科目や受講資格が様々ですので、事前に内容を確認しておくと良いでしょう。

仕事を始めるママがチェックしておきたい所は?

最近は、子どもが幼稚園に入園すると仕事を始めるママが多く見受けられます。
そのようなママにとっては

  • 延長保育の制度
  • 登園開始時間
  • 通園方法
  • 給食の有無

などは押さえておかなければならないポイントですね。
延長保育は、近くに頼れる実家がない家庭にとっても、大変心強い制度です。

幼稚園選びは子どものことを優先して考えがちですが、ママが疲労困憊してしまったら家庭内の雰囲気が悪くなってしまいます
ママの笑顔あっての子どもの幸せですので、ママの負担が重くなりすぎないように折り合いをつけながら幼稚園選びをしましょう。

 

我が子のために、ママが一生懸命選んだ幼稚園に不正解はありません。
どんな園を選んでも、入園後何が起こるかは入ってみなければ分からないものです。
まずは、候補の園に足を運んで施設や先生方と触れ合う機会を持ち、子どもの反応を見てみましょう。
お子さんによっては「ここがいい!」と教えてくれるかも知れませんね。

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