母乳育児中のミルクの補助的な使い方

赤ちゃん・育児

出産準備にミルクを買うママはたくさんいると思います。
しかし、母乳育児をしているとなかなか使わないもの。
今回は母乳育児のママのミルクの使い方についてまとめました。

ミルクと母乳の違いは?

母乳はミルク代がかからない一方、体調によって出なかったり、外出時には赤ちゃんを預けづらかったりする面がありますね。
また消化が早く、すぐにお腹が空いてしまったり、どれくらい飲んだかわかりにくい側面もあります。

母乳にこだわりすぎてしまうとストレスで母乳が出なくなることもあります
そんな時はミルクに頼ってみましょう。

ミルクを使うタイミングと量

他の人に育児をお願いする時

<例えばこんな場合>
・ママの体調が悪く搾乳もできない時
・用事があり子供を連れていけない時

<量>
缶に記載されている月齢の量が基本で、赤ちゃんに合わせて増減してください。

母乳の量が足りていないと感じた時

<例えばこんな場合>
・母乳をいつも通りあげたはずなのにまだ飲みたそうにしている
・赤ちゃんがおっぱいを吸っていてもすぐ離して泣いてしまう
・体重の増えが悪い時(母子手帳の成長曲線参照)
・おしっこやウンチの回数が極端に少ない

<量>
基本的に欲しがるだけあげてください。不安な時は医師や助産師に相談しましょう。

フォローアップミルクとは?

離乳食が進むと、食べ物から栄養を補給するようになります。
離乳食中期(7ヶ月〜8ヶ月)になると離乳食の食材として、1歳をすぎてからは飲料として牛乳を使用することができますが、牛乳は鉄分やビタミンCなどが不足しているため、どうしても離乳食からそのような栄養が取れない時にフォローアップミルクを飲ませます。
飲ませるタイミングとしては9ヶ月から、授乳の代わりとして与えます。

ミルクが余ってしまったら?

育児用ミルクはおよそ1歳まで、フォローアップミルクは3歳までと推奨されています。
また、ミルクは開封後1ヶ月が賞味期限とも言われています。
もしどうしても余ってしまいそうになったら、料理に使ってみましょう。
調乳して牛乳の代わりとしてミルクがゆやスープ、ホットケーキ、クッキーなどに入れます。大人が飲むには抵抗がありますが、料理に使えば子供も大人も同じメニューが食べられますね。

母乳育児だからミルクには頼りたくない、と思われるママもいらっしゃると思います。
しかし、赤ちゃんを育てる中で一番重要なのはママの体調です。
ゆとりを持って育児をするためにも、ミルクを上手に取り入れて育児をしていきましょう。

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