卒乳と断乳、どっちがいいの?断乳経験ママからの教え

子ども・子育て

母乳を与えているママは赤ちゃんが大きくなってくると考えるのが卒乳の事ではないでしょうか。
そろそろ仕事復帰をするからとか、夜まとめて眠れるようにしたいとかママの事情も色々とあるかと思います。
赤ちゃんによって差はありますが、幸せそうに母乳を飲んでいる姿を見ると卒乳の時期はいつが良いのかと悩んでしまいますよね。
今回は卒乳の時期、断乳を決断した私の体験談についてご紹介します。

卒乳の時期はいつ?

卒乳の時期は生後9か月~3歳半と赤ちゃんによって個人差があるようです。
卒乳は赤ちゃんとお母さんが納得して母乳をやめることが出来ます。赤ちゃんから自然と母乳への欲求が消えていくのを待つのですね。
最近は卒乳が推進されていますが、少し前までは日を決めて母乳をやめる断乳が主流でした。断乳を行ったことのある方は卒乳の時期の幅が広いことに驚かれる方もいるのではないでしょうか。
そんな断乳と違い、卒乳の時期は赤ちゃんの気持ちが大きいですからいつ頃なのかはっきりしませんよね。しかし赤ちゃん自身がそろそろ卒乳!なんて時期にはサインが出てくるようです。

赤ちゃんの卒乳の時期が近い時のサイン

・一人で歩いている
・母乳・ミルク以外に離乳食を3回しっかりと食べている
・赤ちゃんとしっかりコミュニケーションが取れる
・母乳以外で水分を摂ることが出来る

このようなことが出来てくると卒乳の時期は近いようです。
サインが出てきた時期に「もうおっぱいバイバイする?」なんて聞くと「うん!バイバイする!」なんて言って卒乳できる子もいるようですよ。
サインが出ていても、まだまだ母乳を飲んでいる子もいますが卒乳の時期は赤ちゃんによって差があります。
母乳は赤ちゃんの精神安定剤でもありますから急な事情がない限り、慌てなくても問題ありません。
徐々に授乳の回数が減ると思いますので、大らかに待ってあげてくださいね。

我が家の断乳について

母乳大好き!の我が家の長男は1歳4か月の時に卒乳ではなく、断乳を行いました。
保育園への入園が迫っていたことや夜中に何度も授乳で起こされていたことなどがあったので、悩みぬいた末に卒乳ではなく断乳にしたのです。
今にして思えばそこまで急いで断乳をする必要はなかったかもしれませんが、この時は仕事復帰の前には何とか母乳をやめさせたいと思ったのです。

断乳決行前にインターネットの情報を参考に何点か準備をしました。
・少しずつ昼間の授乳の間隔を開けておく
・何日か前から「〇日にはおっぱいはバイバイするよ」とかやんわり伝える
・断乳の決行日は夫の連休と重なるようにスケジュールを調整する

これらの事を行いましたが、断乳決行日の夜は何時間も大泣きで抱っこし続けました。
夫の協力なしでは精神的にも体力的にも持たなかったでしょう。
結局、5日程かかって徐々に泣く回数も減っていき断乳成功です!

しかし、ここで大きな誤算がありました。
夜、頻繁に抱っこであやしていたがために抱っこじゃないと寝てくれなくなったのです。
さらに言えば断乳後も夜中に4・5回は起きて抱っこを求めてくるようになりました。
正直、寝ながら授乳している方が楽でしたね。
この夜中の抱っこ習慣は3歳の誕生日目前まで続きましたが、断乳により授乳が終わったので好きな物が食べられたり、風邪を引いてもすぐに薬が飲めたりというメリットもありましたよ。

私の体験と比べてみると赤ちゃんとママが心穏やかに母乳を卒業する卒乳はメリットが大きいのかもしれませんね。
もちろんお仕事やママの体調の関係で断乳しなければならない方もいると思います。
無理をしてではなくママも赤ちゃんも双方が納得できての卒乳だと思いますので、必ず卒乳を選択する必要はありません。
母乳をやめる時期は赤ちゃんの様子を見ながらママの事も考えて行ってくださいね。

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