二人目の出産で入院中、上の子の預け先はどうする?

妊娠・出産

二人目の赤ちゃんが生まれて家族が増えることは、何にも代えがたい喜びですよね。
万全の体制で誕生を迎えてあげたいものです。
しかし二人目の出産でどうするべきか考えるのが、出産時の上の子の預け先です。
里帰りしたり、親族に自宅に手伝いに来てもらえたりする場合は良いのですが、親族も遠方だったりと、頼ることが難しい場合はどうすればよいのでしょうか。
特にママの入院中は本当に困ってしまいますよね。
また頼れる人がいる場合でも、仕事などで1日中お世話をするのが無理であれば、ママの入院中、上の子の預け先に困ります。
このような状況に置かれた時に頼ることができる施設を紹介します。

頼れる人はいるが、一定時間預けたい場合

保育園や一時預かり事業者を利用する

保育園は施設によって、一時保育を行っているところがあります。
預ける子どもの年齢や利用時間に制限はありますが、条件が合えば預け先としては有効です。
同じ年齢や近い年齢の子どももいますし、おもちゃもたくさんあるので、子どもが楽しい時間を過ごせそうです。
大半が、朝から夕方までの時間帯内での保育になりますが、地域によっては夜間一時保育を行っている施設もあります。

また、自治体が行っている乳幼児一時預かり事業の施設も利用することが出来ます。
NPO法人が運営しているところや、保育園など様々ですが、自治体が選定した施設ですので安心して預けられますね。
一時保育や一時預かりを行っている施設は、自治体のHPや該当窓口への問い合わせで確認できます。

ファミリーサポート制度やシッターの利用

自治体が実施しているファミリーサポート制度や、民間企業が運営しているキッズ・ベビーシッタを利用すると、自宅で子どものお世話をしてもらえます。
サービス内容によっては幼稚園や学校、習い事の送迎も行ってくれますよ。
自宅という慣れた環境で子どものライフスタイルを崩すことなく過ごすことができるのが、魅力的ですね。

誰も頼ることができない場合

一緒に宿泊できる病院

産院には子ども同伴で入院できるところもあります。
産後直後から二人の子どもの世話をするのは大変ですが、そばにいてあげられることで安心して出産にのぞめますね。
中には保育士さんがキッズルームで子どもを預かってくれるところもあり、子どもも楽しく宿泊期間を過ごせそうです。
保育士や、お預かりのサービスがないところであれば、子どもが退屈しないように持ち物を工夫してあげましょう。
受け入れには人数を限定している場合が多いので、必要を感じたら早めの予約がお勧めです。

自治体のショートステイを利用する

出産などの理由で上の子のお世話ができない場合、自治体が行っているショートステイ事業を利用できます。
預けられる施設は乳児院や児童養護施設などで、子どもの年齢によって変わります。
宿泊期間は一回の利用で連続7日までなので、入院中は何とかなりそうですね。
ただ陣痛はいつくるか分からないし、施設への送迎はどのようにするかなど事前の準備は必要です。
まずは該当の自治体に問い合わせてみましょう。

 

 

家族にとって二人目の出産は嬉しいことですが、上の子にとってもママと引き離されることによるストレスを感じさせない配慮が必要ですね。
サポートを受けられる制度や施設はありますが、環境や条件の面で必ずしも利用できるとは限りません。
子どもの性格や、家庭の状況を熟慮した上で早めに運営機関に確認し、ベストな環境で出産を迎えて下さいね。

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