手洗い・うがいの大切さ

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冬になると、インフルエンザやノロウイルスなどが流行し、予防として習慣づけたいのが、手洗いとうがいですよね。
こまめにする人もいれば、あまりやらない人もいますが、手洗い・うがいは、病気の予防の基本になります。
今回は、手洗い・うがいの大切さと、正しい方法を紹介していきたいと思います。

手洗い・うがいの効果

手洗いの場合

まず、手洗いの効果ですが、これは手に付着したウイルスや菌を洗い流すことで、感染を防ぐことができます。
ハンドソープがない場合でも流水で15秒しっかり流すと、99%のウイルスを洗い流すことができるという実験結果もあります。
インフルエンザは飛沫感染のほかに、手についたウイルスで顔の周辺をさわることで感染してしまう接触感染があり、主な感染原因のひとつです。
こまめに、手についた菌やウイルスを洗い流すことで、この接触感染を防ぐことができます。

うがいの場合

つぎに、うがいの効果です。
インフルエンザや風邪などのウイルスは、のどや鼻の粘膜にくっつき、そこで増殖することで症状が現れ始めます。
のどについたウイルスを直接水で洗い流すことで、ウイルスの増殖、症状が出るのを防ぐことができます。
また、のどには繊毛細胞という、のどをウイルスや菌から守る細胞があるのですが、この繊毛細胞は非常に乾燥に弱いという弱点があります。
こまめにうがいをすることで、のどに潤いを与えることができ、繊毛細胞を正常に保つ効果もあります。

手洗い・うがいのコツ

手洗いの場合

まずは手洗いのコツですが、とにかく時間をかけて肘から下をしっかり洗うことが大切です。
ハンドソープをつけてささっと洗うよりは、流水で、しっかりウイルスをこそぎ落とすようなイメージで洗うようにしましょう。
流水でしっかりすすぐということが大切なので、泡が流れた後も15秒はしっかりとすすぐようにしましょう。

うがいの場合

続いてうがいのコツですが、まずは、口の中の雑菌を洗い流すために、何回か口の中をゆすいで吐き出し、そのあとにうがいをするようにします。
普通は口に水を含み、上を向いてガラガラ言わせるだけですが、このときに体を左右に傾けて、のどの中にまんべんなく水が行きわたるようにしましょう。
また、1回のうがいは15秒を目安に、2~3回ほど繰り返します。
うがいに使うのは水でもいいですが、インフルエンザ対策としておすすめなのが、紅茶でのうがいです。
出がらしでも効果があるとされていますので、ぜひ寒い季節にお試しください。

 

 

手洗い・うがいは面倒だと感じる方も多いと思いますが、水に触れることでリフレッシュ効果もあります。
ぜひ、こまめに手洗い・うがいをして、冬を乗り切ってくださいね。

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