母乳はいつから出てくるの?おっぱいケアの方法とは

赤ちゃん・育児

約10ヶ月にも渡る妊娠期間を経て赤ちゃんはお腹の中ですくすくと育っていきます。
出産予定日が近づくと、もうすぐ我が子に会える!とそわそわしてきますよね。
待望の赤ちゃんと初対面した直後から始まるのが子育てです。
産まれたての赤ちゃんはご飯を口にすることは出来ませんから母乳かミルクをあげて育てることになります。
ママにも諸事情があると思いますが母乳を希望している場合いつ出てくるのか、ちゃんと出るのか…なんて不安が募ることもあることでしょう。
今回はそんな母乳についてご紹介したいと思います。

母乳っていつから出てくるの?

母乳の出については平均で産後2~5日くらいから出る方が多いようです。
妊娠中にも「乳汁」といわれるものが出てくる人もいるので個人差はあるようです。
「乳汁」なんて出てないけど産後はちゃんと母乳が出るの⁉と不安になる方もいるかもしれませんが安心してください。
私は第一子妊娠中に「乳汁」は全く出ませんでしたが、産後2日程で母乳が出てくるようになりました。
産まれて数日経つのに母乳が出ない!なんて不安になったら近くにいる助産師さんや医師に相談してくださいね。
自分の母親や周りの人に相談するのも良いですが、自分の母親だとだいぶ前の知識になってしまいます。
プロの助産師さんや医師に聞くのが一番ですのでためらわずにガンガン相談しましょう!

母乳を出やすくするために。妊娠中から出来るおっぱいケア!

妊娠中から母乳の出を良くするために準備をすることが出来ます。
おっぱいのケアをしてあげましょう。
おっぱいケアには、赤ちゃんが飲みやすいように乳首を柔らかくすることや乳管という母乳の出てくる管を開き出を良くさせるという目的があります。
メリットの多いおっぱいケアですが注意点もありますので医師や助産師さんと相談しながら進めてくださいね。

<おっぱいケアの方法>

  1. おっぱいケアを始める前に、低刺激のオイルなどを塗る
  2. 乳輪と乳房の境目を親指・人差し指・中指でつまんで前に向かって軽く引っ張る
  3. 2を左右の乳首に行う

とても簡単ですよね。しかし注意点もあります!
・始める時期は妊娠後期にしましょう。乳首への刺激は子宮を収縮させてしまいますので妊娠初期にはお勧めできません。
・お腹が張っている時、又は張りやすい時などはケアをやめましょう。
・個人によっても体調に差がありますから検診の際などに医師や助産師さんに必ず確認してから行ってください。

注意点を良く守っておっぱいケアをしてみてくださいね。ちなみに血行の状態が良い湯船の中や入浴中に行うと効果も大きいですよ。
新生児でも吸う力はかなり強いです。私はケアを怠っていたせいなのか、産後3日目で乳首が切れました…皆さんは是非おっぱいケアをして準備をしてくださいね!

私の母乳育児について

我が家の息子は赤ちゃんの頃、ほとんど母乳で育てました。
新生児期は少しミルクを足して混合にしていましたが1ヶ月検診で医師に「かなり体重が増えているので、ミルクは足さなくて良いですよ」と言われたのでその日から母乳だけで育てました。
1ヶ月で1,200グラム増えていたので、他の赤ちゃんに比べてもムチムチの赤ちゃんでした。
私は母乳の出が比較的良かったので母乳育児になりましたが、もちろん出が悪い方もいるでしょう。
母乳の出が悪くて悩んでしまう時もあるかもしれませんが、安心して下さい!母乳でなくともミルクでも赤ちゃんはすくすく育つことが出来ますよ。実際、私は赤ちゃんの頃にミルクだけで育ちましたが子供の頃も現在も健康です!
産後はホルモンの関係で色々と悩んでしますかと思いますが、周りにも助けてもらいながら気を楽に育児をしましょうね。

母乳ってどんなメリットがあるの?

母乳だと楽そう!なんて思われるママもいるでしょう。
実際に私が体感した母乳だけで育てる場合のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

・痩せやすい
・ミルク代が掛からない
・すぐに母乳を与えることが出来る
・添い乳が出来るので楽

デメリット

・なかなか卒乳・断乳が出来ない
・ママの食べ物に気を使わなくてはいけない
・ママの代わりになれる人がいない

産後、するすると産前の体重に戻れたのは母乳育児だったことも大きく関係していると思います。
もちろん、他にもお世話していて食べる暇がなかったという事もありますが、ママの血液から作られる母乳は痩せやすいなんて言われていますよね。

痩せるしミルク代も掛からないし母乳って良いね!と思われる方もいるでしょうが、もちろんデメリットもあります。
母乳だけで育てると哺乳瓶の乳首を嫌がってしまう赤ちゃんが多いのです。その為、ママが美容院に行きたいなんて思っても小さなうちはなかなか赤ちゃんと離れることが出来ません。
また、添い乳で寝かし付けを行っていると、夜中に何度も起きるなんてこともあります。赤ちゃんにもよるかと思いますが我が家の息子は1歳を過ぎても夜中に4、5回は起きて母乳を催促していました…。
このようにメリットもあればデメリットもあります。母乳の出は個人差が大きいですので、どのように育てるのが自分に合っているか考えてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

母乳がいつから出てくるのか、妊娠中のママは不安になりやすいものです。
赤ちゃんが産まれてから悩む方もいるでしょう。そんな時は一人で抱え込まないで周りの人にたくさん頼ってくださいね。
思い通りに育児をすることは難しいですから、自分だけなんで出来ないんだろう…なんて思わないで少しでも助けてもらうことも大切ですよ!

ピックアップ記事

関連記事一覧