二人目高齢出産で悩んでいませんか?43歳二人目ママが教える心構え

仕事・お金

2人目が欲しいけど、高齢出産になってしまう。
既に子供は1人いるし、リスクを冒してまでチャレンジする価値はあるのだろうか?このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
気になってネットで調べると、リスクに関する記事は溢れるほど出てくるものの、メリットについてはそれほど触れられていません。
確かに妊娠・出産は母体が若い方がよいというのは事実なので当然の結果ですが、だからといって子供を欲しいと願う気持ちは簡単に諦められるものではないですよね。
1度きりの人生なので後悔のないように生きたいところですが、その一方で高齢の親から生まれてくる子供の事も考えなければなりません。
親子共に幸せになるためには、どんな心構えが必要なのでしょうか。

高齢出産 2人目のメリットとデメリット

メリット

  • 要領良く子育てができる
  • 懐の深い子育てができる
  • 女性ホルモンの分泌により、若々しくいられる

高齢出産や育児について周囲から否定的な意見を言われ、落ち込むこともあるかも知れません。
幸い年齢を重ね長く社会と関わっていると、その経験から多少の事には動じなかったり回避したりできます。

大切なのは、他人の言動に惑わされない強い心で時には柔軟に、自分の気持ちに沿って前向きに行動することです。
残念ながら若いママにはなれませんが、気持ちに余裕のある懐の深い子育てができるのは高齢ならではのメリットと言えます。

デメリット

  • 体力的にしんどい
  • 子供に手のかかる時期や思春期と母親の更年期が被る
  • 高齢の親に対して不満を持つ

1人目で経験済みだと思いますが、ただでさえ育児は想定外の連続で、毎日のように親の度量が試されます。

経済力は大切

ある程度年齢を重ねた夫婦でしたら月々の収入が安定しており、貯蓄もそれなりにあると思われます。
ですが、子供の進学などで一番お金がかかる時期、両親は何歳ですか?
おそらく収入はピークを過ぎているのではないでしょうか。
もしかしたら、定年退職しているかも知れません。
となると、親自身の健康状態によって医療費がかかったり、場合によっては介護状態になっている可能性もあります。
そうなってしまったら大変です。
まだ子供にお金がかからない時期から計画的に蓄えておき、自分達の老後資金も先回りして資産形成しておきたいものです。

私自身39歳で1人目を、43歳で2人目を出産したので、2人目が成人する頃には還暦を過ぎてしまいます。
主人も同世代なので、貯蓄をするのは今しかありません。
そこで、2人の子供達の為に用意しておきたい金額の目標と到達時期を決め、それに向けて主に月々の積立で資金を準備中です。

健康を第一に考える

加齢と共に大人の体力は落ちていきますが、成長する子供は日に日に活発になっていきます。
オムツや着替えなど大量の荷物を持って、予測不能な子供の動きを追いかけるのは、神経も使うし予想外に疲れます。

子供は幼稚園や学校でいろんな病気をもらってきますが、その度に親も感染していたらとてもじゃないけど生活が回りません。
実家の両親を頼ることができればよいのですが、こちらも高齢になっていてサポートを期待できないケースも多いと思います。

我が家もどちらの両親も高齢で、更に遠方に住んでいる為日常的に頼ることが出来ません。
このような状況で平日はほぼワンオペで育児をしていると、自分が健康体であることが心底ありがたく感じます。
高齢で複数児の育児は自分の体力との闘いです。
疲労しやすく、その疲労が抜けにくいのは年齢柄避けられないことなので、自分にとって効率のよい充電方法を知っておくことが大切です。
食生活を見直して免疫力を高めたり睡眠をたっぷりとる、疲労回復ドリンクを考案するなど、日常の小さな工夫で対応が可能です。
場合によっては、有料のサポートサービスを受けるのもよいでしょう。
健康な子供を育てる為には、自分の事を後回しにせず、自分の体も大切にしてくださいね。

 

高齢で2人目を望むということは、妊娠前から出産、そしてその後の育児に至るまで、1人目の時以上のリスクと付き合っていかなければなりません。
その為先のことを見越して環境を整える大変さはありますが、新たな家族が増える事、今いる子供に兄弟が出来ることは、それを補ってあまりある喜びがあります。
どのような選択をするかは家庭によってそれぞれですが、家族が幸せになる為に下した決断であれば、どれも正解と言えるのではないでしょうか。





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