セレモニードレスっているの?

お祝い事・イベント

出産準備をしていると、セレモニードレスという言葉を目にすることがよくあります。
名前からお祝いごとに使うドレスということは想像がつきますが、実際に用意するべきかどうか迷う人も多いかも知れません。
セレモニードレスは絶対に必要なものではありませんが、赤ちゃんを迎える家庭の環境や考え方によっては、セレモニードレスの存在が大きな意味を持つ場合もあります。
あなたの家庭はどうでしょうか?
セレモニードレスとはどんなものなのか、由来や用途、必要性などを詳しく紹介していきます。

セレモニードレスってどんなもの?

ベビー服売り場で、ディスプレイされている豪華なドレスを見たことありませんか?
セレモニードレスとは赤ちゃん用の晴れ着です。
レースや刺繍がふんだんにあしらわれており、豪華で特別感たっぷりのドレスです。

キリスト教の洗礼式でも着用されることからクリスニングドレスと呼ばれることもあり、「なにものにも染まらないように」という意味から白色のものが主流です。
生まれたばかりの純真無垢な赤ちゃんにピッタリの色ですね。

どんな時に使うの?

日本では出産入院の退院日やお宮参りなどで使われることが多いです。
退院日は、赤ちゃんが初めて外の世界に触れる日です。
人生のスタートラインと言っても過言ではありません。
写真もたくさん撮りますよね。セレモニードレスは写真映えしますので、大切な日を美しく残してくれます。
お宮参りも両家の家族が揃い、赤ちゃんの健康を祈る貴重な機会です。
ここでも写真もたくさん撮るので、パパとマが心を込めて選んだセレモニードレスを着せてあげるとよい思い出になるでしょう。

使う機会が少ないというイメージがあるセレモニードレスですが、百日祝いお食い初め、スタジオでの写真撮影などにも着せることができます。
また、赤ちゃんをお披露目する風習のあるところであれば、その時に着せるのもよいでしょう。白くてふわふわしたドレスに包まれた赤ちゃんは、見る人を幸せな気持ちにしてくれます。

セレモニードレス、みんな着せてる?

セレモニードレスを購入する場合、初めて着せるのは退院日を想定していることが多いのではないでしょうか。
しかし退院時に皆着せているのかどうかは、個人差があります
退院というと、家族に迎えに来てもらって先生や助産師さんに見送られて、というような情景を想像しがちですが、現実世界では毎日のように起こるお産に追われ、先生も助産師さんもとても忙しいです。挨拶することすら難しいかも知れません。
病院ごとに温度差があると思うので、理想の退院イメージがある場合は、事前に検診や母親学級の時にその病院の退院の様子などを確認しておいた方が安心できると思います。

私の場合は

私自身は長女の退院時に、セレモニードレスを用意しませんでした。
理由は赤ちゃんを迎える家族が主人だけだったこと、病院から自宅までが近距離であっという間に着いてしまうことでした。
出産したのが総合病院だったので、退院が事務的な流れ作業になることが想像できたというのも少しあります。
でも、生まれる子供が女の子だということは分かっていたので、もし両家の両親や親戚が近くにいて、赤ちゃんの退院を一緒に祝ってもらえる環境だったらやはりドレスを着せたかったですね。
ただ、私と同じような環境でもドレスを着せて退院する人はたくさんいます。
大切なのは赤ちゃんの晴れの日を祝う気持ちであり、その方法は夫婦によってそれぞれなので、夫婦で決めたやり方で進めるのが最善だと思います。

男の子はどうしたらいい?

セレモニードレスは、特別な日に着る豪華なドレスです。
では男の子の場合はどうしたらいいのでしょうか?
女の子用のふわふわしたドレスと違い、男の子用としてレースが控え目で男の子らしいデザインのものも多数販売されています。
装飾が控え目なドレスタイプのものからベストや蝶ネクタイがついているもの、タキシードのような形のものまで、デザインも多彩です。
形もツーウェイオールやカバーオールが多くあり、男の子らしさを十分アピールできるのも嬉しい点です。
もちろん、ドレスも生まれたての赤ちゃんであれば違和感なく着こなせます。男の子がドレスを着るのは長い人生でおそらくこの時期だけなので、着せるのもアリかも知れませんね。

 

 

成長の早い赤ちゃんがセレモニードレスを着られる時期は、ほんの一瞬です。
だからこそ、その短い期間の晴れの日をきれいに残してあげたいですね。
質のよいものを選べば、後に続く兄弟姉妹にも着せてあげることができます。
勿論、セレモニードレスを持っていなくても祝い事を執り行うことはできます。それぞれ家庭のやり方で赤ちゃんの晴れの日を祝ってあげましょう。

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