妊娠してから抜け毛が増えた。原因と対策

妊娠・出産

女性は妊娠すると体の変化が目まぐるしいですよね。
妊娠前は予想もしてなかった変化があり、戸惑う事もあるでしょう。
私も妊娠してから抜け毛が増え、とてもショックでした。
そこで今回は、妊娠による抜け毛の原因と対策についてご紹介します。

妊娠と抜け毛

妊娠中は女性ホルモンが増えるため抜け毛が減るという方が一般的です。
それでも私のように抜け毛が増えてしまう場合があります。
それはなぜなのでしょうか。

原因1. 栄養が髪までいかない

妊娠中は赤ちゃんに栄養がいってしまうばかりか、悪阻で食事ができない事もあります。
妊娠中は好みも変わり、悪阻時期は特に食べられるものが限られてしまう人が多いため、栄養も偏りがちですよね。
そのため栄養が髪の毛まで行き届かなくなってしまうのです。

私も妊娠初期は悪阻がひどかったため食べ物を受け付けませんでした。
そのためか妊娠中に抜け毛が一番多かった時期は、妊娠初期から中期にかけてでした。

原因2. シャンプーが合わない

妊娠すると肌質が変わります。
肌質が変わると今まで使っていたシャンプーやトリートメントが頭皮に合わなくなる場合があるのです。
顔は気にしても頭皮まで気にされるという方は少ないのではないでしょうか。
知らないうちにシャンプーが合わなくなっている事もありますよ。

私も妊娠がきっかけでシャンプーが合わなくなりました。
最初はフケが増えたかなと感じるくらいだったのですが、次第にシャンプーをするたびヒリヒリしてきました。

いつもと違うなと感じたらシャンプーを刺激の少ないものに変えてみてください。
美容院にもよりますが、美容院などで相談すると合うシャンプーを教えてくれたり、サンプルをもらえたりしました。

原因3. ストレスが溜まる

妊娠中は体調も不安定になり、出産に向けて嬉しい反面不安もあるかと思います。
そのうえ周りからの干渉も増えるので気が休まる暇がありませんよね。
次第にストレスも溜まっているのではないでしょうか。

ストレスが溜まると交感神経が活発になります。
交感神経が活発になると血管が収縮し、頭皮にまで血液が行き渡りにくくなり抜け毛に繋がってしまうのです。

妊娠中の抜け毛対策とは

妊娠中の抜け毛の原因が判った後は、できるかぎり対策をしたいですよね。
そこで私が対策として実施していたことをご紹介します。

対策1.栄養補給

髪の毛の成長には特にタンパク質が必要です。
妊娠中の体にもタンパク質は必要なので、意識して摂取すると良いですよ。

私は悪阻のあいだバナナが食べられたのでバナナを、悪阻が落ち着いたら豆腐や納豆、ささみなどを意識して食べていました。
悪阻の時期は食べられるものも人それぞれなので、食べられるものを食べて栄養補給してください。

タンパク質以外にも葉酸鉄分なども髪の毛や赤ちゃんには必要です。
レバーがいいとよく耳にしますが私は苦手だったので、サプリメントで補っていました。

対策2. しっかり睡眠をとる

悪阻や体の変化でなかなか眠れないこともありますよね。
眠れないと自律神経の乱れにも繋がります。
自律神経が乱れると髪の毛はもちろん体に不調があらわれるので、なるべく睡眠はしっかりとるようにした方が良いです。

私は夜寝付けない時はホットミルクに蜂蜜を入れて飲んでいました。
心と体が落ち着いて寝付きやすくなりますよ。

スマホやテレビはブルーライトの影響で寝付けなくなってしまうため、寝る前はなるべく見ないようにしましょう。
お母さん自身にもお腹の赤ちゃんのためにも睡眠はしっかりとってくださいね。

対策3. 頭皮マッサージ

頭皮マッサージはストレス発散になり、そのうえ髪の毛のケアのためにもなるのでオススメです。
指の腹で心地いい強さで頭皮を刺激してください。
決して爪を立てたり、強い力で抑えたりしないでくださいね。
マッサージは自分で好きな時に手軽にできるのが良いところです。

私は安定期に入った頃から時々、美容院にヘッドスパをしに行っていました。
抜け毛も減りストレス発散にもなりましたよ。

妊娠中は体調や精神的な変化で抜け毛が増える事もあります。
妊娠中に抜け毛が気にならないという方も、産後は抜け毛が増える可能性が高いです。
抜け毛が心配という方は自分にあったケアをし、刺激の少ないシャンプーを使うようにしてくださいね。

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