赤ちゃんの発熱。原因と対処法

赤ちゃん・育児

赤ちゃんが生まれてしばらくすると、必ず経験するのが発熱です。
お出かけ先で風邪をもらったり、お兄ちゃんお姉ちゃんがいるご家庭では、上のお子さんが学校などからもらってくることもあるかと思います。
赤ちゃんが初めて発熱すると、慌ててしまうかと思いますが、今回は赤ちゃんの発熱の原因の種類や、対処法をご紹介します。

赤ちゃんの発熱の原因

発熱と聞くとまず思い浮かぶ原因は風邪かと思いますが、赤ちゃんの発熱の主な原因をいくつか紹介していきます。

風邪などのウィルス感染

赤ちゃんがの発熱で一番多いのがウィルス感染です。
風邪インフルエンザヘルパンギーナなど感染するウィルスによって症状は様々です。
また、生後初めての発熱で一番多いのは、突発性発疹によるものですが、これもまたウィルス感染の一つになります。
以前はウィルス感染でも抗生物質が処方されていましたが、実は抗生物質はウィルスには効果がないので、最近では処方されないケースが増えてきています。

身体に熱がこもる

赤ちゃんは体温調節機能が未発達なため、気温の影響を受けやすいです。
そのため、蒸し暑い夏や、服を着せすぎたときなど、身体に熱がこもって発熱してしまうこともあります。
そんな時はすぐに水分を十分にあたえて、涼しい服装に着替えさせましょう。こもった熱を逃がしてあげることで落ち着きます。

尿路感染症

膀胱や尿路などに細菌が侵入して、炎症を起こしてしまうことにより発熱することがあります。
鼻水や咳などの風邪の症状がないのに高い熱がでたり、血尿が出たり、おしっこをするときに痛がるなどの症状が出たら、尿路感染症による発熱の可能性が高くなります。

赤ちゃんの発熱の対処法

赤ちゃんが発熱したときの基本的な対処法についてご紹介していきます。

処方された解熱剤を使用する

赤ちゃんに解熱剤が処方される場合は、座薬が多いかと思います。
座薬はしっかり入れないと熱で溶けて流れ出てしまいます。

私の子どもが赤ちゃんの時にやっていた方法

しっかり座薬を入れた後に赤ちゃんを縦抱きにします。
おしりを手でしっかりと閉じるようにして5分ほど抱っこすると、流れ出さないことが多かったです。

わきの下や太もものつけ根を冷やす

保冷材などをタオルやガーゼにくるみ、太い血管の通っているところに当てることで、体温を下げることができます。
直接保冷材を当てると、凍傷を起こしてしまうこともあるので、注意しましょう。

水分を与える

発熱時は体の水分が失われがちです。脱水を起こさせないためにも、こまめにミルクや白湯を飲ませてあげましょう

 

いかがでしたか?
赤ちゃんがは自分で話すことができないので、症状をよく観察して、小児科の先生に伝えましょう。
私の子どもは生後1ヶ月で発熱し、こんな小さいのに風邪をひかせてしまった!と、ものすごい罪悪感を感じてしまったことを覚えています。
しかし、気をつけていても何らかの原因で発熱することは避けられませんし、すぐに治ることがほとんどなので、自分を責めずに、落ち着いて看病してあげてくださいね!

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