なかなか寝てくれない赤ちゃん。月齢別お昼寝の目安とコツ

赤ちゃん・育児

育児に悩みはつきものですが、中でも昼寝で悩んでいるママはとても多いのではないでしょうか。
昼寝は赤ちゃんにより個人差が大きく、悩みのタイプも様々だと思います。
昼寝がうまくいかないと赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうこともあり、そんな日が続くとママも疲れてしまいますね。
我が家の長女も眠りが浅く、新生児の頃から寝かせるのには苦労していました。
今回はそんな悩み多き昼寝について詳しくみてみましょう。

月齢ごとのお昼寝の目安は?

まずは月齢ごとにお昼寝の目安を見ていきましょう。
お昼寝は個人差がありますので、目安程度に見てくださいね。

生後0~2ヶ月の頃

1日の睡眠時間は約16~20時間で、まだ昼夜の区別がついていないため、2~3時間ごとに寝たり起きたりを繰り返します

生後3~4ヶ月頃

午前1時間程度・午後2~3時間・夕方1時間程度の合計3回
赤ちゃんの体内時計が整ってくるのがこの頃です。

生後5~6ヶ月頃

午前1時間程度、午後2~3時間の合計2回
この頃から離乳食が始まるので、食事とお昼寝の時間に悩む時期でもあります。

生後7~8ヶ月頃

午前1時間程度、午後2時間程度の合計2回
この頃から次第にお昼寝の時間が短くなっていく子もいます。

生後9ヶ月~1歳半頃

午前30分程度、午後2時間程度の合計2回
この頃になると、午前中に眠らなくなる子もいます。

1歳半~2歳頃

午後2時間程度の合計1回
この頃からお昼寝を午後1回にまとめ、午後3時までに切り上げるようにすると夜の寝付きがスムーズです。

2歳~3歳頃

午後1~2時間の合計1回
体力がついてくるので、お昼寝をしなくなる子もいます。

お昼寝にはどんな環境がいいの?

生後3~4ヶ月になると赤ちゃんの生活リズムが整ってきて昼夜の区別がはっきりしてきます。
そのため、お昼寝のときに部屋を真っ暗にする必要はありません。
あくまでも昼に寝るのですから明るくていいのです。
理想は「木陰くらいの明るさ」だそうですよ。

音についても同じで、シーンとしている必要はありません。
多少うるさいかなと思っても、赤ちゃんが毎日その音に慣れていて不安に感じないのであれば大丈夫です。
兄弟が多い家庭の赤ちゃんは、兄弟の大きな声が聞こえても気にせずお昼寝していますよね。

場所は夜寝る場所と同じである必要はなく、お昼寝用の布団や敷物など赤ちゃんが安心して眠れる場所であればよいので、そこまで神経質にならなくてもよさそうですね。

お昼寝は何歳までさせるべき?

赤ちゃんが成長してくると、何歳くらいまでお昼寝が必要なのだろうと気になりますよね。
おおよそ3~4歳までが目安のようですが、早い子だと2歳半くらいでお昼寝しなくなる子もいるようです。
また逆に5~6歳の就学前までお昼寝が必要という子もいますし、その子に応じて様子を見ていくことが必要です。
午後にしっかりお昼寝をしても夜もスムーズに寝付いているのならまだお昼寝が必要だといえますし、逆にお昼寝なしでも1日元気に過ごすことができていて、夜しっかり眠り翌朝スムーズに起きられるようならもうお昼寝は必要ないといえますね。

現在我が家には3歳9ヶ月の長女と1歳4ヶ月の次女がいますが、長女は午後に20~30分程度次女は午後に1時間~2時間お昼寝するのが夜の寝つきに影響がないちょうどよい時間のようです。

なかなかお昼寝してくれないときは?

ママの悩みのひとつに、なかなかお昼寝してくれない、ということがあると思います。
子どもがお昼寝している時間はママにとっては貴重な自分時間です。
おやつを食べながら休憩したり、夕食の支度をしたり、やりたいことはたくさんあるのになかなか寝てくれないとイライラすることもありますね。

スムーズにお昼寝させるために効果的なのは

  • 朝は早く起こして午前中にたっぷり遊ばせる。
  • お昼ご飯を食べたあとはテレビやスマホは控え、絵本を読んだりして静かに過ごす。
  • 毎日決まった時間に決まった場所でお昼寝することを日課にする。

などといわれています。
しかし、ある程度の年齢になると何をしても寝てくれないということもありますよね。
でも寝かせるのを諦めて遊ばせると、夕方グズグズになり寝てしまう…そして夜寝るのが遅くなる…本当に困りますね。

我が家の悩み 〜なかなか寝てくれない長女〜

わたしも長女のお昼寝に悩み続けているママのひとりです。
長女はもともと寝付くのが上手でないうえに眠りが浅く、新生児の頃から寝かせるのには苦労していました
まだ月齢が小さいうちは抱っこやおんぶで寝てくれていたので、お昼寝は常に抱っこひもかおんぶひもの中でした。
寝たのを確認して布団に寝かせようとすると、決まって目を覚まし絶対に二度寝はしてくれませんでしたので起きるまでひたすら抱っこやおんぶで過ごしていました。
夜は夜でまた大変だったのですが、それはまた別の機会にお話するとして…
当時は肩こりや腰痛がつらかったですが、寝たりないグズグズに付き合わされ精神的にキツイより、体力的にキツイほうがマシだったのです。

1歳半

1歳半近くになり体力がついてくると、抱っこやおんぶをしても寝ない日がでてきました。
車に乗っているといつの間にか寝ていることが多かったので、それならと車でお昼寝させることにしました。
眠くなる時間帯に車で走っているとわりとスムーズに寝てはくれるのですが、眠りが浅い長女はドアの開け閉めの音や、エンジンを切って振動がなくなると目を覚ましてしまうので、寝たからといって家に連れて入ることもできず、起きるまであてもなくドライブをしたり車で過ごすごすことが多かったです。
今考えてみると、お昼寝させることに神経質になりすぎていたと思いますが、当時は機嫌よく1日を過ごしてもらうことに必死だったのです。

2歳5ヶ月

長女が2歳5ヶ月のときに次女が産まれ、しばらく外出することができなくなるのでどうやってお昼寝させようか悩みましたが、ぬいぐるみのお世話をすることにはまっていた時期だったので、「くまさんが眠いって言ってるからねんねさせてあげよう」などと、布団に誘うようにしました。
直接的に、「お昼寝しよう!」と誘うと嫌がるのに、「ぬいぐるみの寝かしつけをしてあげよう!」と誘うと不思議と抵抗なく布団に入り、ぬいぐるみをトントンしているうちに自分も寝てしまう、という感じでした。
でも次女が泣き出すとすぐにその泣き声で目を覚まし、次女以上に泣きじゃくる日々が続きました。

3歳9ヶ月の現在

お昼寝をしなくても大丈夫な日もでてきましたが、車に乗ると眠くなるようです。
しかし寝ているのを起こすとかなりの不機嫌になってしまい、二度寝はできない体質なのでかなりグズグズします。一緒に寝ていた次女もその声で起こされ大泣き…という状態になることが多々あり困っています。
なので最近は、2人とも車で寝たまま家に帰ってきたときには、次女を先にそっと家の布団に移して寝させ、その後で車の長女を起こすようにする作戦を実行しています。そうすれば次女の睡眠は確保できますし、長女は睡眠時間自体は短時間でも大丈夫なので、グズグズがおさまった後は元気に夜まで過ごすことができます。
次女を車から降ろす前に長女が目を覚ましてしまい、作戦失敗に終わることも多いのですが…

 

お昼寝の悩みは各家庭により様々だと思いますが、その子に合った対策を見つけることができればママの負担も少しは軽くなるかもしれませんね。

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