子ども目線で考えるおもちゃ収納のアイデア

子ども・子育て

子どものおもちゃは年々増えていきますよね。
収納が追いつかない、とお困りの方も多いのではないでしょうか。
我が家も年々増えるおもちゃの収納に困っていました。
そこで実際に試してよかった収納のアイデアやコツをご紹介します。

子どもが片付けやすくなる収納のポイント

子どもが片付けやすい収納と大人の片付けやすい収納は全く同じではありません。
子どもが自発的に片付けてくれるようになる収納のポイントをご紹介します。

①収納場所は低い位置に

大人が片付けられるだろうと思う位置でも、子どもからすれば片付けにくい位置だったりします。
子どもの目線に合わせて収納場所は作ってあげましょう。
特によく使う物の収納は、子どもの肩よりも下の位置にくるようにするといいですよ。
腕を伸ばさないと出し入れできない場所は、子どもが片付けてくれなくなります。
うちの子も自分の目線より下の場所の物はよく遊びますし、きちんと片付けてくれますが目線より上の場所はなかなか片付けてくれません。
子どもの目線に合わせた収納位置にする事で、子ども自身が片付けやすくなります。

②出し入れがしやすいか

収納アイテムの出し入れのしやすさもポイントです。

蓋などが付いている場合は注意です。
子どもの力で開けられるか子どもの年齢で開けられる構造なのか複雑な蓋になっていないかなどみてみてください。
小さなお子さんだと、指先を使って開けるようなタイプはまだ開けられませんし、回して開けるのも難しかったりしますよ。

また、収納ボックスに対しておもちゃの量も多すぎていませんか。
量が多すぎると見栄えが悪いだけでなく、出し入れができません
うちの子も入りすぎているおもちゃボックスは、出し入れがしずらいからと、下の方の物は遊ばなくなってしまいました
子どものおもちゃ、遊ばなくては意味がありません。
子どもが取り出しやすいかもポイントになります。
取り出しやすいなら片付けもしやすいはずです。

③どこに入れる分かるようにする

子どもが片付けをしなくなるのは、どこに片付けていいかわからない事も原因です。
うちの子も以前は、どこにどれを片付ければいいかわからず、適当に突っ込んで次に使いたい時にはぐちゃぐちゃになっていました。
おもちゃを片付ける場所がしっかりわかっていれば、片付けやすくなります。
文字が読めるお子さんなら、ボックスそれぞれにラベリングをしてあげると片付けやすくなりますよ。
文字が読めないお子さんならイラストで書いてあげてはいかがでしょうか。
どこに片付けるかが明確になるだけで、子どもから片付けようと自発的に動いてくれますよ。

④楽しくお片付け

大人にとって片付けは綺麗にするものですが、子どもにとっては片付けも遊びです。
我が家では、子どもの遊び場の収納場所がある一角を布で囲んで秘密基地のようにしています。
自分専用の場所があるということで、子どもは大喜びで自分なりに綺麗にしようとしてくれますよ。

おもちゃを片付ける時は競争しながら片付けたり、片付けのタイムを計ったりして遊びを取り入れてあげると、より意欲的に片付けてくれるようになります

使える100均アイテム

100均で購入できるものを使って収納する方法をご紹介します。

① 書類ケース

重ねる事はもちん、立てて収納もできるのでとてもオススメです。
本のように立てて収納できると場所を取らないので助かりますよね。
書類ケースは厚いものから薄い物まであるため、収納する物によって変えて使えます。
我が家では薄めの書類ケースにミニカー厚めのケースに車両を並べて収納しています。
箱などにそのまま入れているとおもちゃ同士がぶつかって部品が壊れやすかったり、取り出しずらかったりしますよね。
ですがこれなら片付けの場所をとらず、壊れにくく収納できます。

②蓋つきA4ボックス

蓋つきで深さがあるため、取り出しも片付けもしやすいですよ。
蓋はかぶせるだけなので、小さなお子さんでも簡単に開け閉めできるところがメリットです。
我が家では、クレヨンやハサミ、ノリなど工作で使う物を入れてお道具箱のように使っています。
遊びたいと思ったら、この箱一つ持ってこればすぐ遊べるので、とても便利で子どもも使いやすいようです。
同じボックスで収納を揃えれば、重ねて収納できますし、見栄えもいいのでオススメですよ。

③食品用タッパー

収納で困るのが小さなおもちゃではありませんか。
あっちこっちに散らばるうえ、どこにいったかわからなくなる事もよくありますよね。
我が家でもおままごとのセットがよく行方不明になっていました。
「魚が半分ない!」「大根がない!」とよく捜索させられたものです。
それを解消してくれたのが、食品用タッパーです。
タッパーにおままごとの食べ物、調理器具、調味料、などとわけて収納しています。
なくなる事も減り、遊ぶ時も使いやすいようです。
タッパーは開け閉めもしやすく、大きさも様々あるので、いろいろな物に応用できそうですよね。

④大きめの布

おもちゃで意外と場所を取るのがぬいぐるみではありませんか。
箱に入れるとパンパンになってしまうし、床にも置いておけないですよね。
そんな時におすすめなのが、大きめの布を使ったハンモック収納です。

我が家では100cm×130cmの布を使っています。
布の両端に輪っかを作り、結束バンドで止めます。
壁にフックを付け、輪っかの部分を引っ掛ければハンモックのような収納の完成ですよ。
この中に15個程ぬいぐるみが収納されています。
収納自体がハンモックのようで可愛いですし、収納スペースも空くのでいいですよ。

⑤洗濯ネット

家の中での収納ももちろんですが、出先の鞄の中で子供のおもちゃが散乱して困った事はありませんか。
子連れでのお出かけは荷物が多くなるので、ポーチなどに入れるのもかさばって困ります。
そこで便利なのが、洗濯ネットなんです。
洗濯ネットをポーチ代わりにすると素材も柔らかくかさばらないうえ、中身が薄っすら見えるので便利ですよ。

 

 

お片付けは子どもが習慣的にやってくれるようになるのが一番いいですよね。
そのためにも子ども自身がやりやすく、楽しくできるようにしてあげてください。

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