ラン活!子どもに合ったランドセルを探すには

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最近のランドセル商戦は、とても過熱していると報道されることがありますね。
これを見て、焦りや不安を感じていませんか?
最近では、ゴールデンウィークの帰省時に購入を促すように広告が早い時期から始まるので、気持ちを急かされる面もあると思います。
我が家には、小学3年生になる娘がいるので3年前にラン活を経験しましたが、ブランドにこだわりがなかったので比較的時間がかからず選ぶことができました。
しかし、大量生産のきかない職人さん手作りのランドセルはどうしても争奪戦になってしまいます。
多くのメーカーやラインナップがひしめくランドセル業界を相手に、どのようにラン活を進めていけば効果的なのでしょうか。

重要視することを決める

ランドセルには、たくさんのメーカーや、たくさんのラインナップが取り揃えられています。
何も考えずに探し始めても、作業ははかどらないでしょう。
まずは何を重要視するか決めましょう。

重要視するポイントとしては
・ブランド
・素材(コードバン、牛革、人工皮革)
・色
などがあります。

ブランドによってラン活開始時期が変わってくる

ブランドの中でも「工房系」と呼ばれている職人の手作りランドセルは、販売後即完売になることがよくあります。
黒川鞄、モギカバン、羽倉、土屋鞄などがこれに当たります。
早いところでは3月から販売開始するので、それよりも早い時期から資料請求や展示会や店舗で使用感を確かめて、目当ての商品を選定しておかなければなりません。
すでに気になっているものがあれば、メーカーの公式サイトをチェックして、正しい情報を入手しておきましょう。

大量生産しているメーカーも、早ければ3月から販売開始されます。
人気カラーやシリーズは完売が早いので、事前にチェックしておくことをお薦めします。
在庫の多いカラーやシリーズも、販売開始から8月の夏休みまでが購入のピークになり、9月頃には売り切れが増えてくるようです。
販売開始日は年によって変わりますので、上の子の時の情報を過信せずにその都度確認をしましょう。

素材の特徴


ランドセルの素材は、主にコードバン、牛革、人工皮革(クラリーノ)の3種類です。
それぞれ素材ごとに優れた点があるので、どの点を重視するのか子どもの体格や性格と併せて検討しましょう。

軽さ

一番軽いのはクラリーノ、次いで牛革、コードバンになります。
それぞれの素材に約100~150グラムの差がありますが、最近のランドセルは機能面も研究されていますので、背負ってみると重さを感じない可能性もあります。

耐久性

コードバンが一番優れていて、傷がつくにくく型崩れもしません
クラリーノは傷がつきにくいですが耐久性では他の2素材に劣り、牛革は丈夫だけれど傷がつきやすいという特徴があります。

価格

一番安いのがクラリーノ、次いで牛革、コードバンになります。
価格の目安は一般的にクラリーノが2万円台~、牛革が5万円台~、コードバンが7万円台~となっています。
牛革やコードバンは革の使用量によって価格に幅が出てきます。
クラリーノを併用している商品もありますが、それぞれの素材のいいとこ取りができていればお買い得かも知れません。

色は何色がいい?

一昔前はランドセルの色は男の子は黒、女の子は赤と決まっていましたが、今はカラーバリエーションが豊富で迷ってしまいますよね。
男の子は黒の次に紺が人気ですし、女の子は赤と並んでピンク、次いで茶色や水色、紫色が人気があります。
楽しく学校に通ってもらう為にも、好きな色を選ばせてあげたいですが、親としては汚れや傷は目立たないか、飽きがこない色かどうかも押さえておきたいですね。

ランドセル選びに忘れてはならないこと

これからランドセル選びを始める前に、心に留めておいて欲しいことがあります。
それは、ランドセルは6年間使うということです。

特に女の子用に多いと思いますが、キラキラかわいいカラーや飾り、華美な刺繍が施されている商品がたくさんありますよね。
このようなランドセルがあれば、入学する日が楽しみで仕方ないでしょう。
しかし、そのランドセルを12歳まで使わなければならないのです。
女の子も学年が上がると、かわいいものよりかっこいいものへ好みがシフトするケースがよくあります。
子どもの好みが変わった時にどのように対応するかもふまえて、ランドセルを選ぶことが大切です。

ランドセルのトレンド、ラインナップ、販売開始時期は毎年変化します。
まだ子どもが年長になってもないのにランドセルなんて、ピンとこないかも知れませんが、こだわりがあるなら早めのアクションを起こすことをお薦めします。
ただ、こだわりが強くなければ、どれかしらのランドセルは買うことができます。
仲のいいお友達と情報交換しながらゆっくり考えるのもいいですね。
お子さんが気に入るランドセルが見つかることを心から願っています。

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