赤ちゃんと一緒に電車に乗ってお出かけしよう!【体験談有】
赤ちゃんと一緒にお出かけするのは楽しいものですが、どうしても荷物が多くなってしまいますよね。
また途中でグズってしまうこともあり、ママ一人だと大変なことも多いです。
わたしは現在3歳10ヶ月と1歳半の女の子がいるのですが、二人を連れてよく電車で出かけていました。
夫の転勤で3ヶ月前から地方で生活をするようになり、今ではほとんど電車に乗る機会がなくなったのですが、当時を思い出しながら子連れで電車に乗るときのポイントをまとめてみました。
ベビーカーと抱っこひもどちらが便利?
まず考えたいのが、ベビーカーで移動するか抱っこひもにするかという点です。
ベビーカーの場合
抱っこをしなくてもいいので肩や腰が疲れにくく買い物の荷物を乗せることができるので、体力的にラクだと思います。
しかし電車やバスが混雑している場合は邪魔になりますし、折りたたむとそれ自体が荷物となります。
初めて行く駅ではエレベーターを探すのが大変だったり、エレベーターが混雑しているとなかなか乗り込めないということも考えられます。
抱っこひもの場合
赤ちゃんと密着していられるので赤ちゃんが安心でき、グズることが少ないことや、身軽に階段を上り降りできることがメリットです。
しかし長時間抱っこしていると肩が痛くなったり、荷物がたくさんある場合などは体力的に厳しくなります。
わたしの場合は二人の子どもを連れて移動するため、ベビーカーと抱っこひも両方が必要でした。
自宅から最寄りの駅まではバスで10分くらいの距離、さらに自宅からバス停までは子どもの足で10分以上の距離でした。
行きはだいたい下の子をベビーカーに乗せ、上の子は歩いて行っていましたが、途中で下の子がグズりだして抱っこした時などは上の子がベビーカーに乗っていました。2~3歳の子は、歩くのは楽しいけどまだ長い距離を歩くと疲れてしまうという時期なので、姉妹で途中交代しながら乗っていました。
長女が赤ちゃんのときはA型ベビーカーを使っていたのですが、次女が生後6ヶ月を過ぎたころバギーを買い足しました。
バギーはA型ベビーカーに比べコンパクトで軽いので、例えば次女を抱っこしていても長女と手を繋ぎながらバギーを担いで階段を上る、などということも可能でした。
都内でもエレベーターのない駅がところどころあり、それを知らずにその駅で降りてしまったために階段を上り降りしなくてはならなかったときにはこの方法で乗り切りましたし、エレベーターが大混雑でいつになっても乗れないときには、担いでエスカレーターに乗ることができたり、とても助かりました。
しかし、折りたたむと前輪が上に上がる作りになっているため、電車やバスで折りたたむとまわりの方の衣服や荷物を汚してしまう可能性があるというところが難点です。
電車に乗る時にあれば便利なグッズは?
必要な持ち物はオムツやミルク・離乳食などのほかに、グズってしまったときのおもちゃやおやつもあった方がいいと思います。
ただ、動いている電車内で落としてしまっては大変なので、おもちゃには必ず落下防止ホルダーをつけ、おやつはやむを得ない場合に限りボーロなどひとくちで口のなかにおさまるものをあげていました。
赤ちゃんのよだれを拭いたりゴミをまとめたりするティッシュ・タオル・ビニール袋などは、すぐに取り出せるようにしておくと便利です。
電車は急に揺れることがあるので必要になってから探していると、立っているときは特に危険です。
また車内ではエアコンが効きすぎている場合もありますので、簡単に体温調節ができるよう、脱ぎ着しやすい服装がよいと思います。
赤ちゃんと電車に乗るときはどの位置に乗るのがいい?
電車には車イスやベビーカーが乗車するためのスペースが設置されています。
車両の外にもマークにより表示されていますが、事前に何号車に設置されているのか調べておくとスムーズに乗り込むことができます。
混雑していない場合は先頭車両もお勧めです。
運転席の近くに立つと前方の窓から進行方向を見渡すことができます。
運が良ければ電車を運転している様子が見えることもあるので、大人も目的地まての間ちょっとした楽しみになるかもそれません。
電車でのお出かけにベストな時間帯は?
わたしがよく利用していた電車の路線では、平日の朝9時台だとまだ通勤と思われる方も多く、混雑している車両が多かったですが、10時を過ぎた頃から比較的車内に余裕が出ていました。
なかには午後2時や3時になると座席がかなり空いた状態になる路線もありました。
夕方も、平日は午後4時くらいまでは比較的空いていました。
いつもは混雑時間帯を避けて電車を利用するようにしていましたが、時にはどうしても朝早く家をでなければならないこともありました。
混雑した車内ではベビーカーを折りたたむことがマナーなのですが、今までの経験から上の子が立って電車に乗ると電車の揺れで転んでしまう可能性があり、しかも混雑した車内では他の乗客に押されたりする危険もあったため、下の子を抱っこひもで抱っこし、上の子をバギーに座らせて電車に乗り込みました。
本当はベビーカー用のスペースに行きたかったのですが、混雑した車内ではそこまでたどり着くことができず、乗り込んだドア付近にいることが精一杯でした。
最近では、ベビーカーのまま電車に乗ることに対し否定的な意見も多く聞かれ、肩身の狭い思いをしているパパやママもいるのではないでしょうか。
幸い、わたしはこの時まわりの方々から文句を言われることはありませんでしたが、邪魔になっているだろうなという気持ちから、とても居心地が悪かったのを覚えています。
電車内で気を付けなければいけないことは?
赤ちゃんが1歳近くになってくると、周りのものが気になって手を伸ばすようになります。
親が気がつかないうちに隣にいる人の持ち物をひっぱってしまうということがあるので、注意しなければいけません。
わたしも下の子を抱っこして電車内で立っていると親切に席を譲ってくれる方が多く、いつも感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、座席に座ると隣の方のバッグを触りたがったり足をバタつかせて隣の方を蹴ってしまったりするので、下の子が寝ているとき以外は立っているようにしていました。
せっかく声をかけてくださった方にはただお断りするのではなく、座ることができない理由を添えてお礼を言うようにしていました。
赤ちゃんとの初めての遠出は親子ともに緊張するでしょうし、電車に慣れていないうちは大きな音やたくさんの人にびっくりしてし激しく泣いてしまう赤ちゃんもいると思います。
どうしても泣き止まない場合には、途中の駅で降りることも必要になるので、ゆったりとした予定を立てるのがお勧めです。