どうする?休日・夜間の子どもの急病

子ども・子育て

休日や夜間など、かかりつけの病院が閉まっている時間に子どもが体調を急に悪くしたり、ケガをするなどしたら、どうしようかと悩みますよね。
救急車を呼ぶほどではないけど、40℃を超える高熱やけいれん、頭を強くぶつけるなどしたら、『このまま朝まで待っても大丈夫だろうか?』と不安になる方が多いと思います。
今回は、子どもの時間外の急病、ケガのときはどうしたらいいかという対処法をご紹介したいと思います。

夜間の急病、ケガはどうする?

我が家の娘がまだ生後4ヶ月だった頃、ソファーに座っての授乳中に急に動き出し、うっかり落として床に頭をぶつけてしまいました。
主人はおらず、夜中だったので一瞬救急車を呼ぶことが頭をよぎったのですが、まずは急患外来に電話で相談してみることにしました

急患外来に電話して、状況を説明したところ、外科の夜間当番医がいる医療機関を紹介してくれました。
そこに電話して状況や娘の様子を伝えたところ、『大きな声で泣いているならそこまで切迫した状況じゃないと考えられるので、ひとまず様子を見て嘔吐や顔色が悪いなどの変化が出たらすぐに連れてきてください。』とアドバイスをもらいました。
今思えば、そんなに高いところから落ちたわけでもないので、そこまで心配することはなかったと思いますが、当時初めての育児で、気が動転して判断に困っていたところ、的確なアドバイスをもらえて本当にありがたかったです。

お住まいの地域の急患外来は、自治体のホームページに電話番号も掲載されているケースが多いので、登録しておくと安心です。

救急車を呼ぶべきか迷ったときには

子どもがけいれんを起こしていたり、頭を強くぶつけてぐったりしているなど、いつもと様子が違って救急車を呼ぶか迷う時がありますよね。
そんな時は、♯7119に電話をかけることで、相談することができます
この番号は消防や警察に比べて覚えにくく、パニックになったら思い出せないと思うので、番号を登録しておくことを強くお勧めします。
救急車が必要かどうかや、受診できる医療機関、応急処置の方法を教えてもらえたり、必要と判断されれば、この相談窓口から救急車を要請してもらうこともできます。
現在この♯7119を導入している自治体は、限られていますが、今後は順次全国に拡大していくとのことなので、ぜひお住まいの自治体のホームページなどで確認してみてください。

♯7119実施団体

都道府県全域 宮城県、茨城県、埼玉県、東京都、新潟県、大阪府内全市町村、奈良県、鳥取県、福岡県
一部実施 北海道札幌市周辺、神奈川県横浜市、兵庫県神戸市、和歌山県田辺市周辺
※平成30年10月1日時点での#7119が実施されている地域です。

 

 

今回は、医療機関が閉まっている時間の急病やケガをしたときの対処法についてご紹介しました。
子育てをしていると、1度や2度は自分で判断するのが難しいほどのケガや病気をすることが必ずあるかと思いますが、そんな時にどこに相談すればいいかを事前に知っているだけでスムーズに対処できるかと思います。
お世話にならないに越したことはないのですが、ぜひお住まいの自治体のホームページなどを定期的に確認するようにしてくださいね。

ピックアップ記事

関連記事一覧