ミルクを飲んでいた赤ちゃんも離乳食を始めるようになり、1日1回、2回と慣れてくると大人と同じように1日3回食べるようになっていきます。
しかしどのタイミングで3回にしてあげればよいのか迷いませんか?
そこで、離乳食の回数を増やすタイミングや注意点などご紹介します。
赤ちゃんの離乳食を進める際の参考にしてみてください。
3回食に進む目安は?
赤ちゃんが3回食に進むにあっては以下のことを目安にしてみるといいですよ。
ご飯の食べる量
子ども茶碗の半分くらいの量が1回で食べられるかをみてくだい。
グラムにするとだいたい50〜80gくらいです。
食の細い子だとなかなか食べられない事もあるので、あくまでも目安にしてくださいね。
口を動かして食べているか
もぐもぐと口を動かし、丸のみしようとしていないかみてあげてください。
食べられる固さは豆腐くらいのものは食べられるといいですね。
繊維が多めの野菜やささみなども食べられるようになっていると3回食も進めやすくなりますよ。
嫌がらない
離乳食を嫌がらない事です。
3回食に進むのはもちろん、今後自分で食べていけれるようになるためにも楽しんで食べられることは大切なのです。
育児書や保健センターなどでは一般的に9〜11ヶ月頃に3回食へ進むよう言われる事が多いです。
しかし赤ちゃんの成長はまちまちなので、様子をみて進めてあげてください。
3回食にした時の一日のスケジュール
3回食にしたいけれど、どのタイミングであげるべきなのか迷いますよね。
実際にうちの子が3回食に進んだ時のスケジュールをご紹介しますので、参考にしてみてください。
私が実践したスケージュール
時間 |
内容 |
午前6時 |
母乳 |
午前9時 |
離乳食と母乳 |
午前11時 |
母乳 |
午後1時 |
離乳食と母乳 |
午後3時 |
母乳 |
午後6時 |
離乳食と母乳 |
午後9時 |
母乳とフォローアップミルク |
基本このようなスケジュールで私は進めていました。
3回分の離乳食は朝から夕方までの間で食べさせるように気をつけていました。
大人と同じタイミングで食べられるようにしていたのもありますが、もし食べて何かあった時に病院へ行けるよう、診察時間内に食べさせるようにしたかったからです。
離乳食をあげる時、母乳やミルクは離乳食後にあげると離乳食の進みがいいです。
うちの子の場合はミルクはあまり飲まず圧倒的に母乳の方が多かったため、すぐお腹が空くのか2時間おきに飲んでいました。
そのため離乳食の進みがあまりよくない日も多かったと思います。
ミルク中心で育てている友人の子は離乳食やミルクの間隔が3〜4時間くらいの子が多かったです。
時間の間隔は3〜4時間くらいあけて食べさせると進みがいいみたいですよ。
どんなものを食べさせたらいいの?
いろいろな食べ物にも少しづつ慣れてきた赤ちゃん、3回食ではどのようなものを食べさせれば良いのでしょうか。
固さはバナナや豆腐くらいで、歯茎で潰せる程度のものがいいです。
私は市販のベビーフードなどを参考にしていました。わかりやすいのでオススメです。
この時期は特に自分で食べたい!と手を伸ばしてくれる事も増えるので、手づかみで食べられるものを用意してあげるのもいいですね。
うちの子にはじゃがいもを潰し、その中に好きな具材を混ぜ込んで焼いたおやきをよく作っていました。
赤ちゃんも手づかみで食べやすく、栄養もとれるのでおすすめです。
注意することは?
離乳食を進めるにあたっての注意点を3つご紹介します。
母乳やミルクを無理に減らさない
離乳食が進むにつれて母乳やミルクの量は必然的に減っていくはずですが、離乳食だけでは栄養が足りないのです。
無理に赤ちゃんに我慢をさせないよう、母乳やミルクも併用してください。
フォローアップミルクなどを活用すると栄養面も補えるのでおすすめです。
貧血
この時期は貧血にも注意してあげてください。
うちの子は時々顔色が悪いかなと思う事がありました。
しかし気になる程でもなく色が白いからかなと気にしていなかったのですが、別件で血液検査をした際に貧血になっている事がわかったのです。
先生言わく、この時期の赤ちゃんは貧血になりやすいのだとか。
そのためこの時期は特にレバーやほうれん草、赤身の魚や肉を食べさるように工夫するといいですよ。
アレルギー
アレルギーにも注意をしてあげてください。
食べられる食材も増え、食べる量も増えるためアレルギーを発症することがあります。
我が家の子どももアレルギーの症状が出て、食後嘔吐してしまったことがありました。
まだ言葉を上手く話せないため、赤ちゃんは体の異変をすぐに説明できません。
新しい食材はもちろん、今まで食べていたものも量が増えた時は、食後様子を見ててあげてくださいね。
3回食となると作るお母さんは大変ですよね。
お子さんが寝ている時やお父さんが面倒を見てくれている間にまとめて作り、冷凍しておくと負担が少なくなりますよ。
そんな頑張って作った離乳食も、赤ちゃんのご機嫌で食べてくれない時も多々あります。
どうしても食べてくれない時は全体の量を減らし全体の栄養バランスに気を付けて作ってあげてください。
赤ちゃんの離乳食、工夫や家族の助けをもらい楽しく進めていけれるといいですね。