我が家の節分の楽しみ方【0歳〜4歳】

お祝い事・イベント

節分といえば「鬼は外、福は内」と豆まきをするイメージが強いですが、そもそもの由来をご存知でしょうか。
節分とは、季節の分かれ目である、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことなので、実は年に4回あるのです。旧暦では新しい年は春から始まるとされていたため、立春の前日は大晦日に相当する大事な日でした。
そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえばこの日をさすようになったそうです。
昔は季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていたのでさまざまな邪気祓いの行事が行われてきました。
おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事なのです。

年齢によって変わる子どもと豆まき

我が家は何かとイベント事が好きなので、長女が生まれてから毎年一緒に豆まきをしています。

初めての節分

11月生まれなので初めての節分は首も座らないねんねちゃんでしたが、豆まきをするところを近くで見せてあげました
訳も分からずきょとんとした顔をしている写真が残っていて、今見ると笑えます。

1歳

次の年は1歳ちょっとなので、誤飲の危険のないよう小袋に入った豆をまきました
この時の動画も残っていますが、言葉もだいぶ話せるようになっていて「ポイッ!」と言いながらご機嫌で豆を投げているところに鬼のお面をつけたパパが現れ、大泣きしながら逃げ回っていました。

2歳

2歳の節分も迷った結果、小袋の豆で行いました
もうすっかりおしゃべりが上手になって「おには~そと!ふくは~うち!」と意味はまだよく分からないながらも掛け声だけは立派なものです。
鬼の登場もうすうす予測していたようですが、いざ出てくるとやっぱりこわい!「ぎゃあ~!!こわいよぉ~」と逃げ回っていました。

3歳

3歳の節分でそろそろ本物の豆をまいてみようかと考えていたのですが、今度は次女が何でも口に入れる時期だったためまたまた小袋豆に。
3歳ともなると知恵がついて、鬼はお面をかぶったパパなんだと気づいていますがパパ鬼の迫真の演技にやっぱり泣いてしまいました。
次女と二人で大泣きしてにぎやかな節分となりました。

4歳

次回4歳の節分ですが、いよいよ本物の大豆をまいてみようかと考えています。
後片付けがちょっと大変そうですが、まいたあとに家族で誰がいちばん多くの豆を拾えるかの豆拾いゲームをすると楽しいという記事をネットで見かけたので、我が家も真似をしてみようかと思っています。

豆まきのあとに食べる大豆の数は地域によっても違うようですが、わたし自身は子どもの頃から、年の数よりひとつ多く食べると教えられていました。
子どもの頃はよかったですがこの歳になるとかなりの数の大豆を食べることになりますね。
長女は5個。子どもにとって煎り大豆はあまりおいしくないかもしれませんが、どんな顔をして食べるのか楽しみです。

恵方巻き

我が家では毎年、節分には恵方巻きを手作りしています。
新しい年を迎える節分に、恵方を向いて食べると縁起がいいとされている恵方巻きですが実は昔からの伝統ではないのだそうですね。

恵方巻きの歴史

1980年代に某コンビニチェーンが広島県で「恵方巻き」と名前をつけて太巻きを販売したのが恵方巻きの始まりだという説があるそうです
その後あっという間に恵方巻きは全国に広がり、今ではデパートやスーパーマーケットでも節分が近くなると必ずと言っていいほど大々的に販売されています。
子どもの頃から恵方巻きを食べていた記憶があるのでてっきり昔からの風習かと思っていたのですが、以外にも歴史は浅いのですね。

とにもかくにも、うちの家族はイベントが好きなのでこの恵方巻きもみんな楽しみにしています。前回の節分では長女も一緒に作ってくれました。
縁起がいいとされている具材がいくつかあるようですがそこは気にせず、定番の田舎巻きのほかツナマヨや焼き肉のタレで炒めたお肉など、好きなものを巻いて作ります。

食べ方は地域によってちがう?!

結婚してから知ったのですが、恵方巻きの食べ方にも家庭によってなのか地域によってなのか、いくつかルールがあるのですね。
わたしは子どもの頃から恵方巻きは「恵方に向かって座ってまずひと口かじり、そのあと声を出して笑ってから残りを食べる」というやり方で食べていました。
しかし夫は「恵方に向かってひたすら無言で食べる」というやり方で食べていたそうです。
切らずに丸かじりをするという点は共通しているのですが、「笑う」と「無言」では正反対ですね。結局、お互い自分の慣れ親しんだ方法で食べています。

子どもと一緒に鬼のお面を作ってみよう

前回の節分までは毎年パパが鬼のお面をかぶって「ガォ~」と物陰から登場して子どもたちを驚かせていたのですが、今年は長女に鬼の役をやってもらうのも楽しいかなと考えています。
4歳になり物事をいろいろと理解できるようになったので、一緒に鬼のお面を作って「これで妹やパパを驚かせよう!」と言ったらきっとノリノリでやってくれるはず。
余裕があれば、鬼のパンツなども準備できれば雰囲気が出そうですよね。

 

季節のイベントを親子で楽しむことは、親子の絆を強めることにも繋がるといわれています。
ポイントは義務感でやるのではなく、大人も大いに楽しむこと。
それによって子どもは、自分が大切にされていることや愛されていることを感じとることができるのだそうです。
しきたりなども大切かもしれませんが、子どもが小さいうちは難しく考えず、家族でイベントを楽しんじゃいましょう。

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