マイペースな子どもとの付き合い方

子ども・子育て

我が家の娘はマイペース。
子どもなんて、どの子も「マイペース」と言われれば、そうかもしれませんが、何をするにも時間がかかり、待っている人がいたって気にせずのんびり…。
急いでいる時はイライラもピークに、なんてこともしばしばありました。
そんな我が子の体験談も交えて、今回はマイペースな子どもとの付き合い方についてご紹介します。

マイペースはいけないこと?

「マイペース」と聞くと、周りを気にせず、自分のペースを崩さず、自分勝手に好き放題している、協調性がない…というマイナスなイメージがありますが、とらえ方によっては、「一つの事に集中している」「自由にのびのびしている」というプラスの面もあります。

幼稚園まではよかったけど、小学校にあがると、集団生活の和を乱すのでは…と心配になります。
しかし、「マイペース」というのは、お友達にいじわるをしたり、暴力を振るったりして、誰かに危害を加えるという訳ではありません。
忙しいお母さんにとっては迷惑かもしれませんが、「何とかしてマイペースを直さなくては!」と考えるものでもないでしょう。

どうしたらいい?

ゆっくり、のんびりしている子どもに対して、親としてどうするのがいいのでしょうか?
急かさない、怒らない、見守る、褒める…と頭ではわかっていても、なかなかできることではありません。

子どもを変えようとするとかなりのエネルギーを必要とします。
私は子どもを変えるのではなく、まずはコントロールできる自分自身が変わることの方が簡単にできると思うようになりました。

イライラしないために!

我が家の場合、「何をするのも時間がかかる…」とわかってからは、早めに準備をするようにしました。
お出かけする時間を決めたら、その時間に出発できるようにするには、娘が何をしないといけないのかをまず考えました。
おもちゃを片付けて、着替えて、荷物を準備して…、それぞれどのくらい時間がかかるのかを予測し、子どもの様子を見ながら、「お着替えできた~?」「トイレ行った~?」と声をかけるようにしました。

あまり口うるさいのもうんざりされますが、全く声をかけず、「準備しておいてね~」だけでは、全然できていなくてびっくりすることがあります。

正直なところ、自分の準備もあるし、バタバタしていると、さっさと自分でしてくれたらいいのに…と思うこともありますが、できるだけ「早く!」と言わず、きちんとできていたら「すごいね~!」と褒めることで、お互い気持ちよく出発できるようになりました。

 

 

「マイペース」であることは決して悪いことではないと私は思っています。
マイペースを長所と捉えて子どもとも上手く向き合い、過ごしたいものです。

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