【初めてのペットに!】子どもとハムスター

子ども・子育て

子どもに人気のペットの上位に上がるものがハムスター。
小さくて、室内で飼えるのが魅力ですよね。
そこで今回は子どもと一緒にハムスターを飼う時の注意点をまとめました。

ペットを飼うことの効果

相手の気持ちを考えるようになる

ペットを飼うことで、子どもにとっては友達ができたような感覚になります
子どもだけでなく、大人もペットは遊び相手、パートナーとして飼う方が多いはずです。
話しかけたりお世話をしたりする中で、相手の気持ちを考えることができるようになり、心の支えにもなります。

命の大切さを学ぶことができる

本やテレビでは学ぶことができない動物のぬくもりや生や死を直接感じることができ、動物だけでなく友達も大切にしなきゃいけないなという気持ちが育つことでしょう。

初めてペットを飼うならハムスターがオススメ!

ペットと聞くと犬や猫を想像する方が多いと思いますが、実は初めて飼う方にハムスターはオススメです。
ハムスターは室内のゲージで飼うことができ、ゲージ内に回し車があれば散歩が必要ないため、比較的簡単に飼うことができます
また、ホームセンターに行くと一匹あたり1,000〜3,000円程度で売っており、犬や猫に比べて安価で買うことができるのも魅力的です。

飼う時の注意点

室内環境

室内の気温はだいたい20〜30度に保ちます。
10度を下回ると冬眠をしてしまいます。
野生のハムスターであれば冬眠前に準備するという知識がありますが、飼われているハムスターにはないため、冬眠してしまうとそのまま凍死や餓死をしてしまいます。
だからと言ってエアコンやヒーターの風を直接当てるのも、熱くなりすぎてしまうのでよくありません。
また、ハムスターは音に敏感なため、子供が走り回ったり騒いだりするとストレスになります
子供が日中過ごさない、静かな部屋で飼うようにしましょう。

ハムスターは草食に近い雑食です。
有名なところだとひまわりの種ですが、脂肪分が多く肥満の原因になってしまうので与えすぎに注意しましょう。
バランスのとれた専用餌があるので、最初のうちは専用餌を与えるようにすると安心です。
げっ歯類のため、歯の伸びすぎ防止にペレット(固形の餌)を与えてもいいですが、必ず水を与えるようにしましょう。

<ハムスターにとって有毒な食材>
・ネギ類
・ニンニク
・ニラ(貧血を起こす成分が入っている)
・チョコレート
・アボガド(中毒を起こす)

<与えすぎに注意が必要な食材>
・きゅうり
・レタス
・トマト
水分の多いものは下痢を起こすことがあるので与えすぎに注意しましょう。

子どもの関わり方

飼い始めた頃は興味があり触りたがるでしょう。
しかし、慣れてないうちはハムスターが匂いに過敏になっているため、知らない匂いに対して攻撃的になっていることがあります
むやみにゲージを開けさせたり、指を入れさせたりしないようにしましょう。
お世話をするときは、必ず大人の監視のもとで一緒にお世話をするようにしましょう。

我が子の反応

我が家には2歳10ヶ月の娘0歳10ヶ月の息子がいます。
子どもが生まれる前から主人や義母の趣味で飼っていたため、子ども達が生まれた時から一緒にいます。
娘がハイハイをし始めた頃にハムスターの小屋に近づくようになり、大人が手を取って触らせていました。
1歳過ぎた頃からハムスターが寝床から出てくると「あっ!」と指差しで教えてくれたり、ハムスターが寝ていると「ねんね?」と聞いてきたりと、ちょっと気になる存在になってきていました。
現在家にはハムスターが6匹いますが、娘はゲージの特徴で全て名前を覚えていて、大人と一緒に餌をあげたり、起きているハムスターに声をかけたりと楽しんでお世話をしています
また、亡くなってしまうと「◯◯(ハムスターの名前)死んじゃったの?遊べないの?」と悲しそうにしています。
息子はまだ興味はないようですが、いずれ姉弟で一緒にお世話をしてくれたらと思います。

 

子どもにとってペットは相棒のようなもの。
ハムスターを上手に育てて、お子さんの良きパートナーにしてみてはいかがでしょう?

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