新生児のおしゃぶりはいつからいつまで使うの?

子ども・子育て

赤ちゃんが泣いた時、お母さんの味方になってくれるのが「おしゃぶり」です。
私の周りのお母さんたちも、多くの人が赤ちゃんに使用していました。
しかしそんなおしゃぶり、いつまで使わせていいものなのでしょうか。
そこで、使わせていたお母さんたちの経験談を踏まえ、使わせてあげる時期の目安をご紹介します。

おしゃぶりを使うメリットは?

私の周りのお母さんたちは、多くの方がおしゃぶりを使わせていました。
まず、そんなお母さんたちに聞いた、おしゃぶりを使わせるメリットをご紹介します。

育児の負担が軽減される

この意見が一番多かったです。
外出先でなかなか泣き止んでくれない時や、寝かし付けの時に活躍していたようです。
特に寝付きが悪い赤ちゃんの場合、お母さんは寝不足で体力がもちませんよね。
くわえさせることで寝付きもよくなり、また、寝ると自然に口から離すので、
安心して使わせる事ができたという方が多かったです。

指しゃぶりより衛生的だから

指しゃぶりをする赤ちゃんって多いですよね。
しかし、指を口の中に入れるというのはなんだか不衛生なイメージがあります。
特にハイハイなどしだすと気になる方は多いのではないでしょうか。
おしゃぶりなら、しっかり消毒すれば指より衛生的だから、という理由で使わせていた方も多くいらっしゃいましたよ。

赤ちゃんが安心する

赤ちゃんは本能的に、口に触れたものを吸います。
そのような本能から、赤ちゃんは指しゃぶりをする事で安心感を得ているのです。
そんな安心のもとである、指しゃぶりやおしゃぶりを無理にやめさせると、赤ちゃんは大泣きです。
赤ちゃんもお母さんも心穏やかに過ごせるようにおしゃぶりを使わせていたという方もいました。

どんなデメリットがあるの?

何にでもメリットがあれば、デメリットがあります。
おしゃぶりを使わせていて不安だった事をまとめました。

歯並びへの影響

使わせていた方、また最初から使わせていなかった方の中で一番心配されていた意見がこちらです。
出っ歯になったり、あごの発達へ影響はないのか心配になりますよね。
実際3歳近くまでおしゃぶりをしていたお子さんがいましたが、歯科検診の時などに、
歯並びの影響を考えてやめさせた方が良いと助言されたと言っていました。

育児を怠けていると思われる

特に年配の人からこう思われ、嫌な思いをされたという方もいました。
私も赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせようとしたら、母親にそんな物に頼って楽をしてはダメだと言われ、使えませんでした。
育児をしている時期は特に、敏感に周りからの目が気になってしまうものです。

いつから使わせる?おしゃぶりの選び方と使わせ方!

おしゃぶりはいつ頃から使わせていいのでしょうか。
おしゃぶりを使わせていた方たちから聞くと、早い方は生後2〜3週間くらいから使い始めたという方が多かったです。
最初はくわえさせても嫌がる事が多いようですが、すぐ慣れるとのことでした。
そのくらいの時期に使わせていた方は、新生児用のおしゃぶりがあるので、それを選んで使わせていたようですよ。
また、くわえやすいように哺乳瓶に似た形のものや、お手入れがしやすいものを選ぶようにしている方が多かったです。
使わせる時は口の中に入れっぱなしにしないようにし、メリハリをつけて使わせるのがポイントです。
入れっぱなしではそれが普通になってしまうので、使いたい時に使えなくなるばかりか、
なかなか止めさせられなくなってしまうからなのだそうです。
確かにおしゃぶりに依存してしまうと、いつか止めさせる時期はくるので、その時大変な事になりそうですよね。

おしゃぶりを卒業するタイミングは?

おしゃぶりを使うのを止めさせる時期は1歳前後、遅くても2歳ごろまでという方が多かったです。
自然とおしゃぶりの回数が減ってきたタイミングを狙ったり、習慣化すると止めるのが大変になるという理由からでした。
また歯科検診などで1歳頃から、歯並びへの影響を助言される事が増えたのも止めさせた理由の一つになるようです。
実際に、1歳6ヶ月以降も使用しているお子さんは、使っていないお子さんと比べて、前歯が押され上下の前歯にすき間ができやすいという調査報告もあるそうです。
止めさせるタイミングのポイントは、生活に大きな変化がない時や、親子で体調が万全の時です。
引越しをしたり保育園に行くようになったりした時期は、精神的に不安定になりやすいので、
余計おしゃぶりを止めさせるのが難しくなります。
また、なかなか止めてくれないとこちらもついイライラしてしまいますよね。
親子で体調が良く余裕がある時が狙い目です。

おしゃぶりは早い方は2ヶ月から使い始め、歯並びや依存への影響を考えて1歳前後で止めさせるという方が多いです。
おしゃぶりは上手に使っていけば、お母さんの強い味方になってくれるアイテムです。

ピックアップ記事

関連記事一覧