しっかり守ろう!赤ちゃんのスキンケア

赤ちゃん・育児

赤ちゃんの肌はスベスベもちもちで本当に気持ちいいですよね。
そんな赤ちゃんのスキンケア、どのようにしてあげるべきなのか迷う事も多いと思います。
スベスベもちもちの肌を守る、赤ちゃんのスキンケア方法をご紹介します。

本当に必要?赤ちゃんのスキンケアが必要な理由

スキンケアと聞くとおとなの女性がするもので、赤ちゃんには無縁な感じがしますよね。
しかし赤ちゃんの肌はとても薄く、おとなの半分くらいしかありません。
肌荒れや湿疹が出やすかったり、思っている以上に乾燥していたりします。

うちの子どもも生後1ヶ月くらいに、ほっぺの周りにブツブツができてしまい、生後2ヶ月をすぎたくらいにはカサカサになり、赤くなってしまったことがありました。
赤ちゃんの肌はスベスベなイメージだったため、とてもショックだったのを覚えています。
病院に受診すると、十分なスキンケアをしていなかったために肌荒れを起こし、炎症を起こしかけていました。
先生の話によると生後2ヶ月くらいまでは皮脂の分泌が多いらしいのですが、それ以降は皮脂の量は少なくなっていくのだとか。また肌の水分を保持するちからも、未熟なのだそうです。
そのため赤ちゃんの肌はとても敏感で、スキンケアをしっかりとしてあげないといけないのだと教えてもらいました。

赤ちゃんのスキンケアのポイントは3つ。
清潔にすること、保湿すること、紫外線を予防することです。
しっかりスキンケアをして、大事な赤ちゃんの肌を守ってあげてくださいね。

肌を清潔に!洗う時のコツは?

赤ちゃんは意外と汗をたくさんかいていたり、ミルクの飲みこぼしなどもあり、口周りや首元などが結構汚れています。
肌を清潔にするため、しっかりと洗ってあげる必要があります。

汗やミルク、赤ちゃん自身から出る皮脂などの汚れを、洗い流すためにはお湯だけでは不十分です。
赤ちゃん用のボディソープを使ってあげましょう。
私は生後まもない子どもに石けんなどは必要ないと思っており、お湯だけで洗っていました。
そうしたところ肌荒れがひどくなってしまった苦い経験があるので、石けんは使うことをおすすめします。

ボディソープは低刺激のものを選んでください。
特に肌の弱い赤ちゃんには、香料や防腐剤の有無もチェックして選ぶようにしてください。
赤ちゃんによって合う合わないもあるので、心配であればパッチテストをおこなうといいですよ。

しっかり泡立ててから洗ってあげてくださいね
泡立てていないと、洗いながら肌を傷つけることに繋がってしまうこともあります。
私は赤ちゃんをお風呂で支えながら、ネットなどで泡立てるのが上手くできなかったため、泡立った状態で出てくるポンプにボディソープを詰め替えて使っていました。
これなら簡単にワンプッシュでアワアワの状態のものが出てくるのでおすすめです。
100均のソープボトルのコーナーに行くと売っていることも多いので、見てみて下さいね。

お風呂や沐浴で洗う時は、ガーゼやスポンジで洗ってあげたくなるかと思いますが、少なくとも2歳くらいまでは素手で洗ってあげた方が良いです。
赤ちゃんの肌は本当に敏感なため、物を使って洗うとすぐに傷付いてしまいます。

赤ちゃんはムチムチなため、くびれやしわをしっかりと伸ばして洗ってあげる必要もありますよ。
うちの子どもも手を上げて脇の下をみると、汚れが溜まっていたのでびっくりしたことがあります。
特に首や耳の裏などは洗い残しが多い部分や、お尻などもオムツかぶれを起こしやすいので、しっかり洗ってあげてくださいね。

すすぐ時は必ず頭から順に上からすすぐようにしてください。
ボディソープが残ってしまっていると、余計に肌荒れが酷くなってしまいます。

保湿のコツは?

赤ちゃんの保湿ケアはお風呂あがりだけでなく、1日に数回した方がよいのだそうです。
私も1日3回、お風呂上がりやお着替えをする時などに保湿をしてあげていました。
保湿の回数を増やすと、肌がスベスベもちもちの状態をキープできるようになりましたよ。

保湿剤も、クリームやローション、オイルにワセリンといろいろなものがあります。
私は赤ちゃんの肌の状態に合わせて塗るものを変えていました。
乾燥が気になる冬場はクリームに少量ですがワセリンを加えたり、もっと乾燥がひどい時はそれに乳液を加えたりしていました。
夏場はローションを使ったり、お昼のマッサージにはオイルを使ったりしていましたよ。
使うものは肌の状態や季節に合わせて、それぞれの子に合うよう、変えてあげてみてはいかがでしょうか。

塗る量はたっぷりと塗ってあげてください。
目安は肌にティッシュペーパーをひっつけ落ちないくらいです。
しっとりするまで塗ってあげてくださいね。
塗る時は擦らないように、気をつけてあげる必要もあります。
指の腹でクルクルと回すような感じで優しく塗ってあげるといいですよ。
耳の裏や首、手足の関節の部分など塗り忘れが多いので注意してあげてくださいね。

忘れちゃいけない、紫外線対策!

忘れがちなのが、紫外線対策です。
紫外線は夏だけではありません。むしろ夏よりも春や秋の方が紫外線は強いのです。
時間帯は午前10時から午後2時頃が、1番紫外線は強いといわれています。
その時間帯は、なるべく外で遊んだり外出を控えた方が無難かもしれません。

しかし赤ちゃんもお散歩に行ったり、お外で遊んだりしたいですよね。
外出する時は日焼け止めを塗るようにしてください。

赤ちゃんに日焼け止めを選ぶときのポイントは3つ

低刺激のものを選びましょう

石油系合成界面活性剤や香料、着色料、エタノールの成分が日焼け止めに入っていないか確認しましょう。

石鹸で落とせるか

クレンジングが必要となってしまうと余計、肌に負担がかかります。
ノンケミカルの日焼け止めは石鹸で落とせますよ。
うちの子どもは肌が弱かったため、アロベビーのUVクリームを使っていました。
1本2600円ほどと、少しお値段は高めではありますが、新生児から使え、かなり低刺激のものなので
肌が弱い子にもおすすめです。
またロート製薬のベビーセバメドUVミルクを使っている人も多かったです。
ノンケミカルなうえに値段も1000円くらいとお手頃で、ドラッグストアなどでも手に入りやすいので人気でしたよ。

塗り心地

日焼け止めが嫌で塗りたがらないお子さんも多いですよね。
最近はクリームタイプ以外にもジェルやスプレー、パウダーなど様々なものがあります。
お子さんに合ったものを選んであげるといいですね。

赤ちゃんの肌に炎症や肌荒れがある時は、日焼け止めを塗る前に病院で相談した方がいいと思います。
日焼け止めも合う合わないがそれぞれの赤ちゃんによって違うため、パッチテストなどをしてからのほうが安全ですよ。

赤ちゃんのスキンケアは綺麗な肌を保つためにも必要ですが、それだけではありません。
スキンシップを楽しみながら保湿してあげれば、肌と肌が触れ合い、安心感も生まれますよ。



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