育児日記は書くべき?メリットとデメリット

赤ちゃん・育児

妊婦さんや新米ママ向けの雑誌などに、『育児日記をつけよう』という特集をたびたび見かけます。
実際、私も出産前に3年分の育児日記が付けられる日記帳を買いました。
産後は寝ない赤ちゃんのお世話に手いっぱいで日記帳の存在を忘れていましたが、出産後2ヶ月ほどたった時にふと思い出し、そのころから日記をつけるようになりました。
ただ、娘は他の子より少し発達が早く生後3ヶ月が終わる頃にはハイハイを始めたので、目が離せなくなって以降はつける余裕がなくなりました。
わずか1ヶ月と少しの間の短い期間ですが、育児日記をつけてみてのメリットデメリットを、私の経験を踏まえてご紹介させていただきたいと思います。

育児日記のメリット

私が購入した育児日記帳は、毎日のミルクの回数や量や、うんちやおしっこの回数を書き込めるタイプのものでした。
私の娘は生後すぐから便秘気味だったので、最後にうんちが出たのはいつだったかな?とか、水分は足りているかな?など備忘録のような感覚で使っていました。
そこに、1日の感想などをちょろっと書き込むだけのシンプルな日記でした。
ミルクの回数などを書き込めることで、病院にかかるときや乳児検診などで先生に日々の様子を伝えるのにとても役に立ちました。
こういった点は、書いていてよかったなと思いました。

育児日記のデメリット

育児日記のデメリットとしては、とにかく面倒くさいということです。
『日記を書かなきゃ!』というプレッシャーを自分で自分にかけてしまうことで、ただでさえ初めての子育てで大変なのに、さらにそこにやらなければならないことを増やしてしまい、私は精神的に負担になってしまいました。
書くことが好きな方にはとてもいいストレスの発散になると思うのですが、もともとマメではない私は完全にストレスの元になっていました。
さらに、最初のうちはコメント欄には『子どもが可愛すぎる!』とか、『子離れできるかしんぱーい!』などと、親ばかコメントで埋め尽くされているのですが、子どもの後追いや夜泣きが始まるころには、育児の辛さや、さらには子育てに関心のない夫に対するグチ日記へと変貌を遂げ、そのまま書かなくなってしまいました。

これは我が家だけの特殊なケースかも知れませんが、育児日記のデメリットの一つだなと思いました。

以上、育児日記に対する私の個人的な意見をご紹介させていただきました。
いま、改めて思うのは、子どもが元気で少しずつでも体重が増えていっているのなら、ミルクやうんちやおしっこの回数を細かく記録していくことは、そこまで重要ではないですし、『育児日記は絶対に書くべき』ということはないと思います。
ただ、貴重な育児経験を文字として残しておくのは、後から振り返ったときにとってもいい思い出になるかと思います。
『書かなければ!』と意気込みすぎず、『書きたいことが見つかったら書こうかな。』ぐらいの心構えのほうが、長く続けられるのかもしれません。
育児日記を書こうとお考えの方は、ぜひ自分に合ったスタイルの育児日記を探してみてください。

ピックアップ記事

関連記事一覧