妊娠中の体重管理はどうしてる？15kg増した体験談

妊娠中に避けたいのが体重の増加です。
妊婦さんだからとついつい食べすぎたり、運動不足になり体重が増えてしまうこともありますよね。
私も妊娠前から最高15kgも増えてしまい、入院するのはめになってしまいました。
体重が増えると体に不調が現れたり、出産でとんでもなく大変な目に合います。
そんな私の妊娠中の体重増加について、体験談をご紹介します。
体重が増えすぎかなと思ったら、これを反面教師にしてくださいね。

体重が増えてしまった原因は？

私は妊娠中に体重の増えすぎにより病院からの指導を2回も受けてしまいました。

はじめて注意を受けたのは妊娠5ヶ月の時です。
妊娠してから5ヶ月というと今までのつわりで体重が減ってしまう人も多い時期ですが、私の場合は逆でした。
食べづわりだったため、空腹になると気持ちが悪くなります。
そのため空腹の時間ができないよう、常に何か口に入れているという食生活だったのです。
そのおかげで妊娠前から7キロ近く体重が増えてしまいました。

2回目に厳重注意を受けたのは妊娠9ヶ月のころです。
この時には妊娠前から15キロ体重が増えていました。
しかも2週間で500g以上増えており、妊娠高血圧症候群の疑いもあったため入院することになったのです。
この時は浮腫みやすくなったり、定期検診のたび尿蛋白のプラスが続くようになっていました。
このような体の不調は体重の急激な増加にも原因があると注意されてしまいました。

初めての妊娠ということで、体に負担になってはいけないとあまり動かない生活をしていたのが原因だと思います。
また一気に体重が増えた事で、腰痛に悩まされていました。
腰痛もあり運動不足に拍車がかかってしまったのです。
運動不足だけでなく、母親や姑が妊婦さんなんだから2人分食べなきゃいけないのよと大量に食事を出してもくれました。
当たり前ですが妊婦さんでも2人分は食べてはいけません。
原因は食べ過ぎと運動不足で太ってしまう典型的なタイプでした。

体重が増加したことによる出産の影響

体重が増えてしまうと妊娠中はもちろんですが出産もものすごく大変になります。
私は陣痛がきてから3日間、なかなか赤ちゃんが産まれてきてくれませんでした。
子宮口が全開になってからも産道に脂肪がついてしまっているため、赤ちゃんがなかなか出てこれなくなっていました。
時間がかかりすぎてしまい、母子ともに酸素量も低下してきた事もあり最終的には吸引分娩です。
吸引分娩は後から膣の中が痛くなってくるような気がしますし、赤ちゃんの頭も伸びてしまいます。
元には戻りますが嫌ですよね。

それだけが出産が長引いた原因ではありませんが、太り過ぎも原因の一つだと先生から言われ反省するばかりでした。
もちろん今までにないくらい体重が増えていたため、産後のダイエットも大変になりましたよ。

太り過ぎないように注意できること

病院から指導を受けた内容や体重を上手くコントロールしていたママ友のアドバイスをもとに、太り過ぎを改善、予防できる事をご紹介します。

食べ物の選び方

つわりの時期は体重が減りがちですが、私のように食べづわりがメインの場合は食べて体重が増えてしまう事も多々あります。
そんな時、同じく食べづわりだったにもかかわらず体重を見事にコントロールしていたママさんがいました。
その方は食べづわりの時に食べる物をちゃんと選んでいたのです。
フルーツや野菜を中心に、もっと食べたいなと思う時は、ささみや豆腐などの低脂質で高タンパクな食材を選んでいたようです。
妊娠中の体にはタンパク質が特に必要になってくるので、選んでいた食材は体重管理にも、妊娠中の体作りにも良いものだったのですね。
私のようにおにぎりや菓子パンなど炭水化物も糖分もたっぷりのものは避けましょう。

食べたものを記録する

病院からは3つ指導を受けましたので紹介します。
1つ目は食べた食事を記録し、食べ過ぎていないか目で見てコントロールすることです。
記録は毎食ごとにするといいですよ。
記録することで、次の食事の量を調整することができます。
私は食事管理のアプリ「あすけん」を利用して記録していました。
基本的な操作は無料で使え、食べた栄養素やカロリーも計算してくれるのでとても便利です。
正直妊娠中は自分に甘過ぎてなかなか体重を減らせませんでしたが、産後のダイエットには食事を記録する方法は効果的でした。

食事の味付けは薄味にする

指導の2つ目は食事の味付けです。
濃い味付けはご飯の量が増えてしまいます。薄味をこころがけたことで全体的に食事の量を無理なく減らす事ができますよ。
料理をする時は減塩の調味料を使ったり、目分量ではなくきちんと計量するといいです。

運動する

3つ目は運動です。
妊婦さんは運動不足になると体重が増えるばかりか、出産の際の体力が不足してしまいます。
病院からはマタニティスイミングやマタニティヨガなどをお勧めされました。
私は水泳は苦手なので、運動のため散歩をしたり軽いストレッチやマタニティヨガに参加しました。
妊娠中のため激しい運動はできないため、大幅に体重を減らすことは難しかったですが、浮腫みや運動不足の解消にはなったように思います。

妊娠中の体は不安定です。
運動は体の状態もあるので、必ず先生に相談してからするようにしてくださいね。

妊娠中に体重が大幅に増加することは、母子ともに負担が大きいです。
だからと言って痩せ過ぎもいけません。
妊娠中の体重管理はとても大変ですよね。
体重を減らしたい、太りたくないと言って無理に食事を減らすのはいけませんよ。
バランスの良い食事、塩分や糖分の適量、適度な運動を心がけて妊娠中の体を守ってあげてくださいね。