子どもの冬用パジャマの選び方
夏が終わると少しずつ肌寒くなって、特に朝夜は冷え込みます。
寒くなると急いで子どものパジャマを、冬用に変えるお母さん、お父さんは多いのではないでしょうか。
私も先日、子どものパジャマを慌てて冬用に変えました。
いまでは冬用といってもいろいろなパジャマがあります。
そこで今回は、子どもの冬用パジャマの選び方、着せ方のポイントをご紹介します。
子どもの冬用パジャマの選び方
肌着とバマジャマはセットで
寒い冬でも寝ている時に汗をかいているのはご存知ですか。
特に子どもは汗っかきなうえ暑がりです。
うちの子どもも寝ている時、背中に手を入れるとほんのり汗をかいていることがよくあります。
一度寝ているお子さんのパジャマの中に手を入れてみてください。
思っている以上に温かく、じんわり汗をかいてはいませんか。
寒さ対策も大切ですが、暑くなりすぎてもいけません。
そのかいた汗で身体が冷え、より寒く感じ風邪をひいてしまう事があります。
風邪を防止するためにも、肌着は汗を吸い取る役割を担っているので、パジャマと一緒に肌着を着る事をおすすめします。
うちの子どもも肌着を着せずに寝てしまうと、夜中寒がっていることがあります。
吸水性
肌着でも汗を吸い取りますが、パジャマ自体も吸水性が良い方が風邪を防止してくれます。
私はパジャマの吸水性がよくなるよう、新品のパジャマは必ず洗ってから着せるようにしていますよ。
新品のものはノリが付いているものが多く、汗をなかなか吸い取ってくれないからです。
洗ってあげると生地が柔らかくなりますし、汗の吸い取りもよくなります。
素材は綿が1番！
上にもご紹介しましたが、子どもは汗っかきです。
汗で風邪をひかないためにも、肌着と合わせてバジャマも吸水性のよい綿のパジャマを選んであげましょう。
吸水性はもちろんですが、保温性にも優れている万能な素材なんですよ。
また肌触りもとても良く、肌に優しい素材でもあります。
うちの子どもはアトピー性皮膚炎のため、特に冬は肌が乾燥してしまいます。
そんな敏感肌の子どもにも綿素材は着やすく、痒みで夜中に起きてしまう事が減りました。
快適な睡眠のためにもパジャマの素材選びは大切です。
これらのように綿素材のパジャマはメリットがたくさんあるので、季節を問わず綿のパジャマを着せるようにしています。
最適なパジャマのタイプはズボンタイプ！
女の子のパジャマには、ワンピースタイプの可愛いパジャマが売られているのを見かけます。
これはトイレにも行きやすく、脱ぎ着もしやすいというメリットがありますが、寝る時はあまりおすすめしません。
このタイプのパジャマはよれて不快に感じたり、下半身が冷えやすいからです。
女の子も男の子もパジャマはセパレートになっているズボンタイプのものを選んであげるといいですよ。
ズボンタイプなら体の熱をにがさず保温してくれるからです。
子どもが気に入っているもの
子どもにとって寝ることはとても大切なことです。
眠りに入るための寝かしつけをサポートしてくれる、入眠儀式。
入眠儀式とは寝る前の習慣行動のことをいい、音楽を聴かせたり絵本を読んだりと子どもによって行うことは様々です。
大変そうだと思われがちですが、とても手軽に簡単にできる入眠儀式はパジャマなのです。
就寝前にパジャマを着る事で、脳が寝る時間だと思うようになり、自然と眠くなるようになりますよ。
うちの子どももパジャマを着ると、寝る時間だと気持ちも落ち着いてくるようです。
寝るのが楽しみになるような、お子さんに好きなパジャマを選ばせてあげてはいかがでしょうか。
寒さ対策におすすめのグッズ
朝や夜は特に冷えます。
寝ている時にパジャマがめくれてしまったりすることもあるため、寒さ対策をしてあげてください。
寒さ対策におすすめのすグッズを紹介します。
腹巻き
お腹は内臓が集まっている部分なので、特に冷えないようにしてあげる必要があります。
お腹の冷え防止には腹巻きがおすすめです。
その中でも腹巻き付きのズボンのパジャマがおすすめですよ。
うちの子どもも腹巻き付きのパジャマを着せていますが、ずれる事がないですし、自分一人で脱ぎ着するのもしやすいようです。夜中にトイレに行く事があるのですが、トイレもしやすいようでとても重宝しています。
残念なことに、このタイプはサイズが110cmくらいまでしか、おそらく作られていないようです。
大きくなってきたら腹巻き単独のものを使ってもいいかもしれませんね。
腹巻きのみならデザインも豊富にあるため、子どもの好みの物を選んで好きなパジャマと組み合わせて楽しむのもよいのではないでしょうか。
スリーパー
寝相がいいお子さんは少ないですよね。必ずと言っていいほど布団からはみ出している姿を見かけます。
そんな時に役立つのがスリーパーです。
スリーパーを着用していれば布団からはみ出てしまっていても、体が冷えてしまう事を防いでくれます。
また通気性もいいため、着せ過ぎになりませんよ。
うちの子どもにも着せていますが、とても便利です。
モコモコ素材のスリーパーと綿素材のスリーパーの2種類を持っており、寒さに応じて調整できるようにしています。
綿素材の物は夏場も使え、冷房対策にもなりますよ。
違う素材のものを2種類用意しておくと、調整ができるのでおすすめです。
子どもにとって睡眠は成長のために欠かせないことです。
しかし子どもは自分から暑い、寒いをなかなか言う事ができません。
お母さんやお父さんがお子さんの様子をみて調整してあげる必要があります。
寝心地のいいパジャマで、快適な睡眠時間にしてあげてくださいね。
