突然の嘔吐!?乳幼児の嘔吐下痢症について【体験談有】

子ども・子育て

小さな子どもの病気は重症化することもあり、乳児を育てていたり、初めての育児中だったりするママは特に不安を感じるのではないでしょうか。
5歳の娘を育てる私も、娘が初めて嘔吐下痢症にかかったときにはとにかく心配で仕方ありませんでした。
そこで今回は、子どもの嘔吐下痢症について我が家の体験談も交えつつご紹介していきます。

嘔吐下痢症とは?

嘔吐下痢症とは、ウイルスによる胃腸炎のことでロタウイルスやノロウイルスが代表的です。
流行時期が主に11月〜3月頃の冬季であることから、冬季下痢症とも呼ばれます。
症状は、嘔吐や下痢を繰り返し、38℃程度の熱が出るのが一般的です。

我が家の体験談

我が家の娘は1歳の12月に発症しました。
就寝中の深夜、本当に噴水のようにいきなり嘔吐し、顔色は青ざめていたのを覚えています。
その日の夜は、あとで振り返ってみると若干食欲はなかったものの普通に過ごしていたので急な事態に私はかなり焦りました。
発熱はそれほどなく、まずは汚れてしまった娘の体をきれいにして別室で寝かせている間に急いで嘔吐物を処理しました。
幸いロタウイルスの経口ワクチンを接種していたため、症状は軽くすみ、嘔吐も深夜の1回きりでした。

しかし、次に悩まされたのが下痢です。
下痢は止めてはいけないということで、下痢止めではなく整腸剤をもらい様子をみることになりました。
娘の下痢はその後1週間以上続きおむつからあふれるほどで、元気はあるのにあまりにも長く続く下痢に心配になりましたが、その後少しずつ治まっていったのです。

ママも気をつけて!嘔吐物や便の処理の仕方

先程ご紹介したように我が家の場合は予防接種をしていたので、軽くてすみましたが嘔吐下痢症は感染力が非常に高いため、予防も必要になります。
ママやほかの家族の健康を守るためにも感染予防を徹底しましょう。

嘔吐物や便の処理は手袋マスクをして行ってください。
手袋は、使い捨てタイプが安心です。

嘔吐物がついてしまった衣類やシーツは乾燥するとウイルスが飛び散りやすくなるのですぐに処理するようにしましょう。
塩素系の漂白剤で除菌した後、ほかの衣類と分けて洗濯するのが望ましいです。

嘔吐物が含まれたおむつなどはそのまま捨てずに袋に入れ、口をしばってから捨ててくださいね。
処理をしたあとは、もちろん手洗いうがいをよくするようにしてください。

私も初めての経験で戸惑いながらも、予防を徹底したおかげで感染せずにすみました。
看病やお世話で疲れていると思いますが、食事もしっかりとることを心がけましょう。

娘が嘔吐下痢症にかかって私が一番に思ったことは、予防接種を受けておいてよかったということです。
予防接種は、副作用など賛否両論あるかと思いますが我が家では娘の症状が軽くすみ、何とか乗り切ることができたので本当によかったと感じました。
娘の症状がひどかったらもっとパニックになっていたかもしれません。

もしお子さんが嘔吐下痢症にかかってしまったら、まずは落ち着いて対処することが大切です。
症状も我が家のように長引くこともあるので、病院を受診したら心配しすぎず見守ってあげてくださいね。
また、ママやほかの家族が感染しないためにも、予防は徹底するようにしましょう。
子どもが病気にかかるとママは本当に大変ですが、今回の記事も参考に乗り切ってくださいね。

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