2人目妊娠中の下の子のトイレトレーニング【体験談】

子ども・子育て

子育てママにとってトイレトレーニングは大きな課題ですね。
時にはプレッシャーに感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
我が子よりも小さい子が既にトレーニングを始めていたり、同年代の子たちが順調にトレーニングが進んでいると聞くと、どうしても焦りの気持ちが出てしまいますよね。

我が家は2歳5ヶ月で下の子が産まれる予定でしたのでそれまでにある程度は進めておきたいと思い2歳少し前から始めました。
そこで今回は我が家でやったトイレトレーニングの紹介をします。

 

トイレトレーニングを始めるのに適した時期は?

トイレトレーニングはいつから始めたらいいのかと悩みますよね。

トイレトレーニングを始めるのに適した時期は一般的に
・自分で歩いてトイレまで行くことができる
・大人の言うことがある程度理解できて、それに対し返事ができる
・自分の意思を簡単な言葉で伝えることができる
・おしっこの間隔が2~3時間あく
など、心身の準備が整ってからがよいとされています。
2歳になった初めての夏が始めやすいとよく言われますが、心身の発達は個人差が大きいため一般的な時期にこだわらず、子どもの成長に応じた時期に始めるほうがスムーズに進められるようです。

我が家のトイレトレーニング開始は2歳少し前くらいからでした。
わたし自身がズボラな性格というのもあり、できれば後回しにしたかったのですが2歳5ヶ月で下の子が産まれる予定でしたのでそれまでにある程度は進めておきたいと思い、重い腰を上げました。
ただトイレに行かせることに神経質になるのは避けたかったので、出産までに完了させることは考えず、幼稚園に入るまでにオムツを卒業できればいいかなというくらいの気持ちでのんびり始めました。

トイレトレーニングは何から始めたらいいの?

わたしのやり方は、まずトイレは何をする場所なのかを分かってもらうために、トイレを題材にした絵本を読み聞かせたり、親がトイレに行くところを見せたりすることから始めました。
中にはトイレという空間を怖がったり、個室に入ることを嫌がる子もいるようですが、うちの場合はすんなりトイレに入ってくれるようになったので、慣れてきた頃からときどき補助便座に座らせるようにしました。
もちろん初めは何も出ませんでしたが、座れたことを大げさなくらい褒めるということを繰り返しました。

はじめは補助便座を購入

トイレトレーニングに必要なグッズとして補助便座やおまるがありますが、それぞれにメリットやデメリットがあるためどちらを準備すればよいのだろうと悩むママも多いと思います。
わたしも迷いに迷った結果、初めはシンプルな補助便座を購入しました。
理由はお手入れの簡単さです。
おまると違って毎回洗う必要がないので、ズボラなわたしには向いていると思ったからです。
また、大人用便器でトレーニングを進めることができるので、外出先でもトイレに行きやすいということもメリットのひとつです。

赤ちゃん用品を取り扱うお店に行くと、キャラクターのついたものやアンパンマンがおしゃべりしたり音楽が流れるものなど、たくさんの種類の補助便座やおまるが取り揃えられています。
中には補助便座とおまるのどちらにでも使える便利なものもあります。
子どもに好きなものを選ばせてあげると楽しくトレーニングができるかもしれませんね。

おまるでのトイレトレーニングに切り替え

補助便座に座ることに慣れてきたら、朝起きた時やお昼寝の後などおしっこが出やすいタイミングでトイレに誘うようにしました。
しかしここからがなかなかでした。
「ちーしようね」など声はかけてみるものの、おしっこができるようになる気配は全くなく、そのうち妊娠中のわたしのお腹が大きくなってきて狭いトイレの中でトレーニングを進めることがつらくなってきました。
そこで、補助便座でのトレーニングからおまるでのトレーニングに切り替えることにしました。

おまるのいいところは、部屋のどこでもトイレトレーニングをすることができますし、両足が床にしっかりつくので子どもがふんばりやすいということなどがあげられます。

手作りのごほうびシール

同じように、何も出なくてもおまるに座らせることから始め、毎回おまるに座った後は「ごほうびシール」をあげるようにしました。
市販でもさまざまな種類のトイレトレーニング用シールが売られているのですが、わたしは100円ショップで売られているただの丸いシールに、いろいろな表情の顔を書いて使っていました
子どもと一緒に「どんな顔のシールがいい?」と相談しながらごほうびシールを作るのも楽しいひとときです。
笑った顔、泣いた顔、赤ちゃんの顔、めがねをかけた顔、ときには動物の顔やアンパンマンの顔も書きました。
そしてシールと同じ顔を台紙の方にも書いておいて、ごほうびシールを貼るときに「同じニコニコ顔のところに貼ってね」などと同じものを探すというちょっとしたお勉強も同時にしていました。
子ども自身も、このお顔はどこかな~と探すことを楽しみながらシールを貼っていました。

あることをきっかけにおまるでできた!

なかなか進まなかったトイレトレーニングですがあるとき急展開を迎えました。
2歳3ヶ月のころ、体調をくずしてしまい小児科で尿検査をすることになりました。
いつおしっこが出るか分からない子どもの尿検査はどうやってするのだろうと思っていたところ、おまたに尿検査用のパックを装着されました。
上部に粘着テープが付いた小さな袋を肌に直接貼り付け、その上からオムツを履いておくのですが、おまたにそんなものが貼り付いていたらものすごい違和感ですよね。

早くその違和感から解放させてあげたかったのでいつもはあまりあげないジュースをこの時ばかりはたくさん飲ませました。
すると一時間もしないうちに「出た」と自分から教えてくれたのです。
おしっこによって膨らんだパックが気持ち悪くて早く取って欲しかったのか、自分から言えたのはこれが初めてでした。
どうやらこの尿検査で自分なりに感覚をつかんだらしく、この日を境におまるに座らせるとおしっこができるようになりました。

トイレトレーニング完了までの道のりは?

わたしの出産後は、徐々におまるから補助便座を使って大人用トイレへと以降させていき、2歳8ヶ月のころには定期的にトイレに連れていくようにすれば、布パンツで1日過ごせるようになりました。

しかしうんちのほうは、今から出るということは言葉で教えてくれるのですが、座った姿勢よりも立った姿勢のほうがやりやすかったようで、いくらトイレに誘っても頑なにオムツにしていました。
無理に座らせると出なくなってしまうのでトイレには誘いつつも焦らず見守っていました

2歳10ヶ月になったある日、いつものようにオムツでするのかと思っていたところ、どんな心境の変化があったのか分かりませんが「おまるでうんちする」と自分から言ったのです。
もう使わないと思ってしまっていたおまるを急いで出してきて座らせると、初めてオムツ以外でのうんちに成功しました。
この日を境にあっという間にオムツからおまるへ、そしてトイレでもできるようになりました。
時がくればできるようになるものなんですね。

おまるのお手入れはどうする?

おまるは補助便座と比べ、使用後のお手入れが面倒というデメリットがあります。
それをどうにか克服できないものかと考えた結果、わたしは大きめのビニール袋ペット用トイレシーツを使って処理していました。

ほとんどのおまるは容器が取り外せるようになっていますので、そこにあらかじめビニール袋をかぶせておき、その上にペット用トイレシーツを適当な大きさに切ったものを敷いておきました
そうすることによって使用後はビニール袋ごと捨てるだけでよく、毎回容器を洗わなくても大丈夫です。

トイレトレーニング中の外出はどうする?

トイレトイレトレーニング中の外出は、できれば紙オムツは避けたほうがよいと言われています。
普段から布パンツで頑張っているのに、お出かけだからと紙オムツに戻してしまうと子どもは混乱してしまうからだそうです。とはいってもバスや電車の中、飲食店などでおもらしされては困りますよね。
そこでわたしは「オムツとれっぴ~」という、布パンツにくっつけて使うトレーニングパットを使っていました。これならもし漏らしてしまったときでも被害を最小限にとどめることができます。
帰省などでどうしても長時間トイレに行けない状況になりそうなときは、布パンツのうえから紙オムツをはかせるという方法もあります。
おもらしすると布パンツは濡れてしまいますが、外に漏れる心配がないのでその点は安心できますね。

また子育て支援センターやショッピングセンターには子供用トイレが完備されている所が多いのでなるべくそういった場所にお出かけするようにもしていました。
特に長女は小さな便器が設置された子ども用の個室トイレがお気に入りで、それを見つけると自分から進んで入って用を足していました。
壁が低くなっていて親が上からのぞける構造のものが多いので、様子を見ながら声をかけることができて子どもがひとりで入っても安心です。大人みたいですごいね!と言ってあげると得意げにしていました。

3歳半を過ぎたころからは、おもらしの心配がほとんどなくなったため布パンツだけで外出できるようになりました。

夜寝るときはどうする?

昼間のオムツは卒業できたのですが、夜は念のため布パンツにおねしょ用のパットを装着して寝かせています。やはりベッドを濡らさせるとダメージが大きいからです。
3歳10ヶ月になった現在、おねしょをすることもほぼなくなったため今後布パンツだけで寝かせることも検討しています。ベッドや布団に敷く防水シーツやパジャマの上から腰に巻いてスカートのようにして使うものなど、便利なおねしょ対策のグッズがいろいろ売られていますので、これらをうまく使って乗り切りたいと思います。

いかがでしたか?
トイレトレーニングは大変ですが焦らず見守りながらやって行きましょう。

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