赤ちゃんの寝言、放っておいても大丈夫?注意しなくてはならない寝言とは?

赤ちゃん・育児

赤ちゃんも寝言を言うなんて驚きですよね。
私も初めて赤ちゃんの寝言を聞いた時は、驚きました。
しかし笑っている寝言ならいいですが、泣いたりうなったりしていると心配になりませんか。
赤ちゃんの寝言にはどのような意味があるのか、注意しなくてならない寝言はあるのか、そんな赤ちゃんの寝言についてご紹介します。

赤ちゃんが寝言を言うのはなぜ?

人の睡眠はどのような仕組みになっているのでしょうか。
レム睡眠ノンレム睡眠という言葉は聞いたことがあると思います。
レム睡眠は体は寝ていてるけど脳は起きている状態で、眠りが浅くなっています。
ノンレム睡眠は体も脳も眠っている状態で、深い眠りとなっているのです。
人はこのレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しています。
大人は90分から120分の間隔で繰り返し、赤ちゃんはこの周期が短く40分から50分くらいなのだそうですよ。

人は眠りの浅いレム睡眠の時に夢を見ており、言語中枢が覚醒していると寝ながら言葉を発します。
これが寝言です。
赤ちゃんは特に起きている時にした事がレム睡眠中に夢としてあらわれ、体験した事を寝ている間に頭の中で整理しています。
赤ちゃんも大人と同じようにこのレム睡眠の時に寝言泣きをしているのです。
赤ちゃんの寝言泣きも大人と同じなんですね。
しかも睡眠の周期が大人と比べて短いため、よく寝言を言っているように感じるのです。

夜泣きと寝言の違いは?

お母さんやお父さんを悩ませるのが夜泣き寝言泣きの違いです。
月齢が上がってこれば笑ったりうなったりしますが、産まれたばかりの赤ちゃんは当たり前ですが泣く事しかできません。
そのため小さな赤ちゃんほど寝言も泣いています。
夜泣きなのか寝言泣きなのかわからず、泣いてばかりいると不安になりますよね。
夜泣きと寝言泣きでは泣いている理由が異なります。
寝言泣きだったのに無理に起こしてしまいたくないので、見分けてあげたいですよね。

見分けるポイントは赤ちゃんが泣き出す時間の間隔です。
赤ちゃんの睡眠周期は40分から50分のため、それと同じ間隔で泣いているとしたら寝言泣きの可能性が高いですよ。
お母さんもお父さんも余裕を持てるよう、これくらいの間隔で泣くかもしれないと前もって認識しておくといいかもしれませんね。

寝言泣きをした時はどうしたらいいの?

では夜泣きでなく寝言泣きをしている場合はどのように対応したら良いのでしょうか。
寝言泣きの時は起こさず見守ってあげましょう
赤ちゃんが泣いているとなんとかしてあげたいと思いますが、寝言泣きの時にミルクやオムツ替えなどをしてしまうと赤ちゃんの睡眠を妨げてしまう事になります。
それは生活リズムを崩してしまう事に繋がるのです。
お母さん自身も夜泣きの対応ばかりで、疲労困憊してしまいます。
40分から50分の定期的な感覚で泣いているなら少しだけ見守ってみてください。
泣きが強い時は背中をトントンとしたり、寄り添って寝てあげると赤ちゃんは安心してまた寝ていきます。
うちの子も寝言泣きで夜中に泣く事がたまにありましたが、1、2分見守っているとまた寝ていました。
保健師さんなどにも聞くと、寝言泣きの場合は1、2分泣いてまた寝る事が多いと言っていましたよ。
寝言泣きの時は赤ちゃんのためにも、お母さんの体のためにも優しく見守ってあげてくださいね。

 

赤ちゃんの寝言も大人と同じように夢を見ながら泣いていると聞くと少し驚きですよね。
可愛いなと思う反面、夜中の寝言泣きは頻繁におこるとお母さんも大変です。
無理せず見守りながら様子をみていってあげてくださいね。

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