なかなか離れてくれない!子どもがママから離れない理由!

赤ちゃん・育児

我が子はとても可愛いですよね。
ですが24時間いつでも、どこでも一緒となると正直大変だなと思う事も時にはありませんか。
うちの子も一時期、私から離れられなくて私の後ろをずっとついてまわっていたことがありました。
トイレに入っている間すら離れてくれないので、正直勘弁して!と思った事が何度かありましたよ。
ではなぜ子どもはママから離れられないのでしょうか。
離れられない理由をご紹介します。

離れてくれない4つの理由

①本能

子どもがママから離れられないのには本能的な理由があるのです。
決して愛情不足だったり、病気であったりするわけではありません。
母子分離不安」という言葉を聞いたことはありますか。
母子分離不安とは、本能的に母親から離れる事に不安を感じてしまうことを言います。
この母子分離不安はいつまでも続くわけではありません。
3歳くらいまでこの防衛本能はみられますが、心が満たされていれば成長とともに自然と徐々になくなっていくようです。

②安心できるから

ママと一緒にいることで安心や幸せを子どもは感じてくれているのです。
親としては嬉しいかぎりですよね。
子どもはママとスキンシップをとることで、幸せホルモンと言われるオキシトシンが分泌されます。
そのためスキンシップを好み、抱っこ〜などと甘えてきてくれるのです。

③いつもと違う!と不安に

大人もですが初めてきた場所や初めて会う人の前では緊張しますよね。
子どもも一緒なのです。
むしろ子どもの方が環境の変化には敏感です。
いつもと違う事に不安になり、ママの側で安心したいとなるのでしょう。

④子どもの性格

神経質な子内気な子は、人見知りせず活発な子と比べてママと離れる事に不安を感じやすいようです。
確かに周りを見てみるとママにべったりな子は、恥ずかしがり屋なシャイな子が多いように感じます。

離れてくれない時はどうしたらいいの?体験談!

ではなかなか離れてくれない!となったらどうしたら良いのでしょうか。
そんな時期の実体験をもとに対処法をご紹介します。

我が家には4歳の男の子がいます。
うちの子もべったりな時期があり、特に1、2歳の頃と幼稚園に入園したばかりの頃は私の側から離れようとしませんでした
私が少しでも離れると、「お母さ〜ん!!」と泣きながら走ってきたので、トイレにも一人で入れず大変でした。
そのような時期に子どもへの対応で失敗した事として良かった事があります。

失敗したこと

怒ってしまったことです。
怒るなんて意味がない事、してはいけないとわかっていましたが、四六時中後ろをついてまわられるのでイライラしてしまいました。
やはり子どもも怒られた事で不安になるようで、余計べったりになってしまいました
怒ることはなるべく避けてください。
ですがずっとべったりなのも大変なのは事実です。
ママにだって余裕がなくなりますよね。
そんな時はお父さんやおじいちゃん、おばあちゃん、または一時保育など利用して気持ちを切り替えましょう
泣くと思いますが、少しの時間でも離れてニコニコなママといる方が子どもは嬉しいですよ。

良かったこと

べったりな子にしてあげて良かったことは大きく2つあります。
スキンシップをたくさんとる事子どものペースに合わせてあげる事です。

スキンシップが必要なのはなんとなく感じますよね。
上記で母子分離不安の話をしましたが、子どもには十分に甘えられたという満足感が必要となります。
スキンシップをとる事で安心や幸せを感じられるホルモンが出るため、不安な気持ちを抑制できるのです。

うちの子にも甘えてきた時は、ギュッと抱きしめてあげたり、手や頭をなでてあげるようにしていました。
大好きだよと言葉で愛情を伝えるようにもしていましたよ。
幼稚園に入園した頃に不安で甘えてきた時は、抱きしめたり大好きだよと伝える事に加え、ありがとうを伝えたりたくさん褒めてあげるようにもしました。
子どもの甘えたい気持ちが満たされると自然とべったりではなくなります。

もう一つ良かった事は子どものペースに合わせてあげる事です。
以前はよく後でね、ちょっと待ってねと大人のペースに合わせていました。
人のペースに合わせて行けれるようにする事は大切です。
ですが母子分離不安が強い3歳くらいまでは少しでも子どものペースに合わせてあげると不安が解消されますよ。
子どもに愛情いっぱいの言葉をかけて、安心させてあげてくださいね。

 

子どもがママから離れられないと、愛情不足?病気?と不安になる事もありますよね。
そんな事はないので大丈夫です。
程度が違うといえ、どの子にもあるものなので安心してください。
お子さんとたくさんスキンシップをとって安心を与えてあげてくださいね。
また大変な時は自分で抱え込まず、助けを求めましょう。

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