小学校に入学!学習机は必要?

子ども・子育て

小学校の入学は子どもの成長過程の大きな節目で、わくわくしますよね。
いろいろ準備も大変ですが、学校に入るんだから学習机買わなくちゃ!そう思い込んでいませんか?
学年が上がるといずれ必要になりますが、新入学時にマストかどうかは子どもの性格や家庭のスペース事情などでそれぞれ違ってきます。
最近ではダイニングテーブルを使ってリビングで宿題を済ませる「リビング学習」も話題になっていますよね。
それなりの金額で場所もとる学習机、あなたの家庭では今必要でしょうか?
小学2年生に長女がいる我が家には、今はまだ学習机はありません。
我が家の実情を交えながら、学習机を用意するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

学習机のメリット

視力への悪影響を防ぐ

ダイニングテーブルは高さの調節ができないので、姿勢が悪くなる可能性があります。またリビングの照明やダウンライトでは、手元の明るさが不十分な場合もあります。
そうすると、視力への悪影響が心配になりますよね。
学習机や椅子は成長に合わせて調節ができるので、正しい姿勢で学習できます。
明るさに関しても、多くの学習机なら照明もついているし、もしなくてもデスクライトを置けば問題ないでしょう。

我が家のダイニングはペンダントライトですが、やはり明るさに不安があります。
今はまだ学習時間が短いですが、学年が上がって時間が長くなると何らかの方法で補充が必要かなと考えています。

ダイニングテーブルとの兼用によって生じる衛生問題を防ぐ

我が家の場合、帰宅後まずおやつを食べ、その後宿題を始めます。
それゆえおやつ後の清掃が行き届いてないと、教材を汚してしまいます。また宿題が終わってさあ食事!という時にも必ず消しゴムのカスが残されている状態です。
これをその都度きれいにするのは、毎日のことなので意外とストレスです。
その点学習机があると、このようなストレスとは無縁でいられます。
ただ我が家の場合は4歳の次女もおり、次女もお絵かきや塗り絵をすることからどちらにしてもダイニングテーブルは使われるので、仕方ないと諦めています。

集中できる

ダイニングテーブルで宿題をしている時に未就学の兄弟が近くにいると、なかなか集中できませんよね。場合によっては下の子が邪魔をすることもあります。
こういう時は子ども同士を引き離す手段として、専用の学習机が役立ちます。
学習机を使うことで小学生としての自覚が芽生え、集中力も高まるでしょう。

学習机のデメリット

飽きてしまう

学習机を買うと、最初は喜んで使うけどすぐに飽きてしまうという話をよく聞きます。
我が家でも長女の熱意に負け、リビングの一角に試験的に簡易的な机と椅子を設置しました。しかし結果はお察しの通り、すぐに飽きてしまい今はただの物置です。
机があるのだから机で宿題をしなさいと言っても、なんだかんだと言い訳をしながらダイニングで宿題を広げます。散らかってるからやり辛いのかと思い、片づけをしてスペースを確保しても結果は同じでした。

低学年の間は、親の近くが効率的

低学年の間は分からないことも多く、頻繁に質問をされます
学習机の場所と親の距離が離れていると、いちいち聞きにいかなければならずお互いに手間がかかります。
キッチンで水仕事をしていると、離れた場所から質問されても聞き取れないこともよくあります。
そのような理由から、あまり学習机は使われなくなるようです。

本当に必要になった時、好みのデザインが変わっている

新入学時の子どもは、男の子はキャラクターもの、女の子はピンクやハートなどのかわいらしいデザインのものを選びがちです。
子どもの意見を尊重したものを購入した場合、学年が上がり本当に机を使うようになった時にデザインが幼すぎて不満を感じるかも知れません。
価格面でもスペースの問題においても買い直しが難しいので、購入時に長く使えるデザインを意識する必要があります。

 

 

小学校入学時に学習机を購入するのは、それぞれのメリットやデメリットをふまえた上で、それぞれの家庭で判断が違ってくると思います。
我が家では明るさの不安や衛生面での不便さは感じているものの、子供のそばで学習を見守る方がメリットを感じられる為、今現在は学習机を使っていません。
学習机の購入は、いずれ子どもがひとりで学習に集中できるようなった時に検討する予定です。



ピックアップ記事

関連記事一覧