妊娠してから寒気がひどい。どうしたらいいの?《原因と対策》

妊娠・出産

妊娠すると思いもよらない体の変化に悩まされます。
そんな変化の中で、悪寒に悩まされているという方は多いのではないでしょうか。
実は、私もその1人です。
しかし、妊娠するとなぜ悪寒がひどくなるのでしょうか。
妊娠中に悪寒がひどくなる原因と対策をご紹介します。

なぜ妊娠中は悪寒がするの?原因と対策

妊娠してから、風邪をひいたような寒気がする!とお悩みの方もいらっしゃいますよね。
私も1人目の妊娠時は気にならなかったのですが、現在2人目の妊娠中に悪寒がひどく、悩んでいます。
悪寒は、つわりの症状が強い妊娠初期から、中期、後期も多くみられるようです。
この悪寒には、主に3つの原因があるといわれています。
対策も合わせてご紹介しますね。

1.貧血

妊娠中に起こりやすい症状、貧血が原因の1つとされています。
貧血により、赤血球が不足してしまい、エネルギー代謝がスムーズに行われなくなります。
そのため、体内で熱が発生しづらく、寒気を感じるようになるのです。
私も特に悪寒が酷い頃、同時に動悸や立ちくらみが頻繁に起こるようになり、貧血ぎみと診断されました。
しかし妊娠中の貧血は、徐々に症状が現れることは珍しく、多くの人は自覚症状がありません。
そのため気付いたら貧血になっていた!ということが多いそうです。
貧血は悪寒だけでなく、妊娠の継続やお産にも影響してくるので、日ごろから注意しておくことが必要です。

《対策》
日ごろから、鉄分の多い食材を選ぶようにしましょう
鉄分は、野菜からでもよいのですが、肉や魚はよりいっそう吸収がよいです。
また、タンパク質やビタミンCが多く含まれている食材と一緒に摂取すると、より吸収がよくなりますよ。
私は赤身のお肉やあさり、しじみなどよく食べています。
あさりやしじみなどは、お味噌汁にすると食べやすく調理もしやすいですし、余すことなく栄養がとれるのでおすすめですよ。

2.自律神経の乱れ

最近よく耳にする、自律神経の乱れというのは、妊娠とどう関係するのか、イマイチわかりませんよね。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経は体が活発に動いている時に働き、副交感神経は体を休めている時に働くものです。
この2つの神経のスイッチが上手く切り替わることで血圧や体温、呼吸などの生きていくために必要な機能が調整されるというわけです。
しかしこの自律神経は、妊娠の影響でホルモンバランスが崩れてしまい、乱れてしまうこともあります。
自律神経が乱れることで、体温調節が上手くいかず悪寒を感じてしまうのです。

《対策》
自律神経の乱れを整えるためには、無理のない程度に規則正しい生活とリラックスすることが大切になります。
私は、睡眠時間をしっかりとれるようにしたり、ゆっくりお風呂に入る時間をとるようにしていますよ。
毎日少しでも続けていれば、徐々にリズムが整って落ち着いてきます。

3.普段より体温が高くなるため

妊娠すると体温が高くなるのはご存知の方も多いと思います。
妊娠によるホルモンの影響で、お母さんの体温は高く保たれるようになるからです。
体温が高くなったことで、外気温との差が大きくなり悪寒を感じることがあるようです。
これはだいたい妊娠6ケ月くらいまでには治るので、安心してください。

《対策》
今は季節の変わり目ということもあり、悪寒や冷えを感じやすいと思います。
そんな時、私は暖かい格好をして、温かい飲み物で温まるようにして乗り切っています。

妊娠中は、貧血や自律神経の乱れ、体温の変化によって悪寒を感じることがあります。
鉄分の多い食事や、睡眠をたっぷりとり、体を休めることも妊娠中は必要ですよ。
悪寒も、お母さんゆっくり休んで!の合図なので、体を大事にしてくださいね。

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