子どもは3歳頃になると、言葉に関してはほぼ大人と同じくらいの能力が身についてきます。
助詞や接続語などが使えるようになり、文字に興味を持ち始めるのもこの時期です。
好きな絵本の文字を読んだり書いたりができることも!
また想像力もさらに発達し、ごっこ遊びなどもするようになってきます。
そこで今回は、そんな3歳頃の時期にお勧めの絵本をご紹介します!
おばけとホットケーキ
おばけとホットケーキ
作者:新井洋行
出版社:くもん出版
この絵本は、可愛くて個性豊かな5人のおばけ達と一緒に声を出したり、手を使ったりして子どもも物語に参加することができるインタラクティブ絵本です。
5人のおばけ達のホットケーキ作りをお手伝いするというストーリーで、ホットケーキの材料を探したり、本をゆらしておばけジュースを作ったり…と楽しい内容になっています。
我が家の娘もかなりハマって、何度も読んでと言われた絵本です。
何度も読んでいるうちに、おばけ達の顔と名前も覚えてしまうほどでした。
おばけ達の名前はカタカナだったので、カタカナに興味をもつきっかけにもなったと思っています。
この絵本はシリーズ化されており、他にも4冊発売されています。
お子さんが気に入ればシリーズで集めるのもオススメです。
他のお話しも楽しいものばかりですよ!
おなかのこびと
おなかのこびと
作者:よしむらあきこ
出版社:教育画劇
この絵本は、お腹の中に自分そっくりのこびとが住んでいるという設定で、食べ物を食べてからうんちになって出てくるまでを描いている作品です。
胃の食べ物を溶かしてくれる働きをこびとがやってくれていたり、好き嫌いをしたりよく噛んで食べないと、こびとが怒っておへそから出てきます!
食べ物の食べ方や体の仕組みなど、可愛いこびとのイラストから楽しく学べる1冊になっていると思います。
文章も簡潔で読みやすく、娘もすぐに覚えて復唱していましたし、食事の仕方に気をつけるきっかけになった1冊でもあります。
だいじなおとしもの
だいじなおとしもの
作者:サリナ・ユーン/(訳)三辺律子
出版社:岩崎書店
この絵本は、主人公のクマくんがウサギのぬいぐるみの落し物を見つけ、一生懸命持ち主を探すというストーリーになっています。
さぁウサちゃんの持ち主は見つかるのでしょうか?
クマくんとウサちゃんはどうなってしまうのでしょう?
文章のテンポがよく、物語に自然と引き込まれます。
最後には、心がほっこりあたたかくなるお話しです。
相手を大切に想う心を育む1冊になっていると思います。
娘もお気に入りで何度も読んでいて、最後にはいつも「クマくんよかったね」と嬉しそうに言っています。
私がご紹介する3歳のお子さんにおすすめの絵本はこちらの3冊です!
- おばけとホットケーキ
- おなかのこびと
- だいじなおとしもの
今回ご紹介した本は、子どもが物語に入り込みやすいものであったり、生活習慣に関すること、人の気持ちの面で知ってほしいことなどが描かれています。
3歳になると、ストーリーの理解がよりできるようになってくるので、ママが子どもに伝えたいことがテーマになっているお話も読んであげるとよいのではないでしょうか?
また、何度も繰り返し読むことによってストーリーや文字への認識が深まるので、何かと忙しいママですが、子どもにお願いされたらなるべく断らずに読んであげてくださいね。
文字の読みは絵本を繰り返し読むことで自然に身につくと感じています。
ただ、文字に関しては個人差もあり「ある日急にできるように!」ということもありますので、周りができているからといって焦らなくても大丈夫ですよ。
ぜひ、それぞれのペースで読み聞かせを楽しんでくださいね!