ペットと赤ちゃんが一緒に暮らすのは大丈夫なの?

赤ちゃん・育児

テレビやネット動画で赤ちゃんとペットが遊んでいる動画が人気です。
しかし、皆さんの中で、赤ちゃんとペットを一緒にしていいの?と思う人がいることでしょう。
そこで、赤ちゃんとペットの関係についてまとめました。

そもそもペットを飼っていいの?

赤ちゃんがいるとペットを飼いにくいと思いますが、以下のことに気をつければ飼うことは可能です。

衛生面

ペットの糞尿や毛などをそのままにしておくと、菌が繁殖したり赤ちゃんが口にしてしまったりすることがあるので、常に床を清潔にしましょう
ペットの専用エリアを作っておくと安心です。また、ペットを触った後は手を洗いましょう。

しつけ

赤ちゃんは抵抗力が弱いため、噛まれることで感染症にかかることがあります
噛まないようしつけるだけでなく、さみしい思いをしないよう構ってあげられるときはたくさん構ってあげましょう。

ペットを飼うメリット

ペットを飼うことで、命の大切さ、動物への接し方などを直接学ぶことができます
ペットもまた、赤ちゃんを守ろうとする個体もいます。添い寝をしてくれたり、遊び相手になってくれたりすることもあります。
我が家にはハムスターがいますが、2歳の娘が「かわいいね」と優しく撫でたり、亡くなった時には「もういないの?さみしいね」と何日も呟いたりしています。
飼っているハムスターもまた、娘の声が聞こえると寝床から顔を出してくれます。
また、毎日育児をしているとストレスが溜まりますが、ペットがいることで癒されることもあるでしょう。
海外の研究で免疫が上がることがわかっています。ペットを飼っている家庭の方が風邪をひきにくかったり、アレルギーになりにくかったりするそうです。

それでもアレルギーが気になる…

アレルギーはアレルゲンが体内に入ることで体内の抗体が異常反応して起こるもので、咳やくしゃみ、湿疹などが出たり、目のかゆみを訴えたり、重症化すると下痢や呼吸困難なども起こります。
これはペットを飼っている人全員に出るわけではなく、またペットを飼ってすぐ症状が現れる人もいれば数年経ってから症状が出る人もいます。

予防策としてはブラッシングやシャンプーなどこまめにペットを清潔にする、ペットのいる部屋を毛やダニが残りやすいカーペットではなく掃除のしやすいフローリングにするなどが挙げられます。
アレルギー検査は子供でも受けることは可能ですが、低月齢では正確な結果が出ないことがあります。
まずは子供の様子をよく観察すること、少しでも変だと感じたらその症状を記録し、かかりつけ医に相談しましょう。

 

少しの工夫で赤ちゃんとペットは一緒に生活することができます。
赤ちゃんがいるからとペットを諦めたり手放したりせず、上手に共存していきましょう。

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