家計簿をつけない?妻が専業主婦の我が家の家計管理

お金

家計管理をしていると何か気付きませんか?
お金の管理は日々の生活の管理であり、自己管理能力の影響を受けます。
つまり、自分の性格が出てしまうのです。
おそらく自己管理能力の高い人は家計管理もきちんとしており、どちらかといえば不器用な人の方が管理方法に悩むのではないでしょうか。
私自身はおおざっぱな性格なので、細かい管理は長続きしません。
そこで、月々の収入を大枠で捉えてざっくり管理しています。
家計簿も基本的につけていません。
このような家計管理でもポイントをしっかり押さえれば、毎月一定額を貯蓄に回すことは可能です。
今回は、そんな私の家計管理についてお話ししてみたいと思います。

収入を目的別の口座に分けて管理

我が家は私が専業主婦なので、収入は主人からのものだけになります。

給与はまず、3つの口座に振り分けます。
①生活費(食費、日用雑貨、娯楽費)
②公共料金、習い事、保険等引き落とし、その他臨時的な出費対応
③主人の小遣い

①と②の口座には毎月決まった額を入れ、残りが③の口座に入ります。
この作業は、会社へ手続きすることにより毎月自動的に行われています。
私が管理しているのは①と②の口座ですが、日常的に利用するのは①の口座のみという状況です。
日常的に出費が多い生活費の枠を決めている人は多いと思いますが、いくら枠を決めても口座に残高があればずるずる使ってしまいます
このやり方だと、使い切ると残高が0になってしまうので無駄遣いを牽制する気持ちが働くし、他の口座から融通するにしても足りない事に対する反省や見直しをする機会を得ることができるのでおすすめです
因みに③の口座は主人が管理しています。

確実に貯金するためには

貯蓄を増やすには、やはり給料天引きが有効です。
会社の財形制度や金融機関の積立商品を利用して「最初からない」という状況を作りましょう。
あるとつい使ってしまうお金も、ないならないで人間何とかやっていけるものです。

積立貯金の商品には、特定の月に積立額を増やせるものもあるので、ボーナス月に利用すると効率よく貯めることができます。
また貯めた貯蓄は、崩さないのが鉄則です。
中途解約にペナルティが課せられるなど、切り崩しにくい商品を選ぶとよいでしょう。
我が家では積立貯金で最低限の貯蓄を確保した上で、口座に残高が貯まると随時定期預金にしたり、金融商品に投資したりしています。

子どもの学校や幼稚園の費用も「ないものとする」

子どもの学校では、毎月給食費と年に一回諸経費が引き落とされます。
同じく幼稚園の保育料も毎月引き落とされます。
これらは大きく金額が変わることなく在学中は続いていくので、我が家では子ども2人が小学校を卒業するまでにかかる金額を計算して、上記の②の口座から学校指定の引き落とし口座に移しています。
なくなることが決まっているお金ですので、家計の口座から切り離しておくと家計管理がシンプルになります

家計簿は必要を感じた時だけつける

私は家計簿をつけていません。
過去につけたことがありますが、つけ始めると残高がピッタリ合わないと気が済まなくなり、そちらの方にエネルギーを吸い取られてしまったからです。
今は、それぞれの口座の決められた額内に支出を抑えられたらよしとしています。
ただ何ヶ月も予算オーバーが続いたら、その時は家計簿をつけて原因を究明しています

 

いかがでしたか。
細やかな管理が苦手な人向けの家計管理方ですが、参考になれば幸いです。
最近ではネットバンキングも普及しているので、上手に利用すれば銀行に行く頻度も減り、ますます家計管理がしやすくなりますね。

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