突然発症する溶連菌感染症ってどんな病気?【体験談】

子ども・子育て

昨日まで元気に遊んでいた子どもが急に高熱を出したら、ママは不安になることでしょう。
溶連菌感染症は、このように何の前触れもなく突然発症します。

そもそも「溶連菌感染症ってどんな病気なの?」というママもいるのではないでしょうか。
5歳の娘がいる私も、娘が溶連菌感染症だと言われたときは「溶連菌って?風邪とは違うの?」と心配になりました。

そこで今回は、溶連菌感染症について我が家の体験談とともに詳しくご紹介していきます。

溶連菌感染症とは?

溶連菌感染症とは、主にのどに感染する病気で、38~39℃の高熱のほかに咽頭炎も引き起こします。
感染すると発疹が出たり、舌にブツブツができたりするのも特徴です。

流行時期は主に11月~4月頃で一般的に2~10歳の子どもがかかりやすいですが、大人にも感染する病気です。

溶連菌感染症の疑いがある場合、のどの奥から綿棒で細菌を採取して検査をし、結果は10分程度ですぐにわかります。

我が家の体験談

我が家の娘は、流行時期ではありませんでしたが、5歳の7月に溶連菌感染症にかかりました。
それまで普通に過ごしていたのですが、日曜の夕方にいきなり高熱を出し、元気はあったので解熱剤を飲ませて様子をみていました。
咳や鼻水などの症状は何もありませんでしたが、次の日また熱が上がり食事のときに喉が痛いと言っていたのですぐに病院へ。
先生には、咳や鼻水などの症状がないことや喉の炎症をみて「溶連菌かもしれないので検査しますね」と言われました。

綿棒で喉の奥から採取して、検査結果を待つこと10分程…。
溶連菌感染症と診断を受けたのでした。
溶連菌について先生に質問すると、「溶連菌は珍しくない病気です。クラスに3~4人の割合で菌と共存している(喉に溶連菌がいても発症しない)子がいるのでその子から感染したのでしょう」とのこと。
「菌が内臓に悪さをする場合があるので、2週間程抗生物質を飲んでください。まれに体に合わない場合があるので、1週間飲んでみて何かあれば薬をかえます」と言われていましたが、特に異常がなかったので1週間後に同じ薬を取りに行き2週間薬を飲みきりました。
先生にも言われていましたが、薬を飲んだら熱や喉の痛みは次の日には治っていました。

感染を予防するためには?

溶連菌の感染を予防するのも、やはりほかのウイルスと同じく手洗いとうがいが効果的です。
さらに手指の消毒液を利用するとより安心です。
保育園や幼稚園がある日は帰宅したらすぐにお風呂に入ってしまうというのもお勧めの方法です。

そして、空気が乾燥していると感染しやすくなるので加湿器などを使用した湿度調整も行うようにしましょう。
溶連菌感染者がいる場合、食器やタオルなども分けて使用するようにしてくださいね。

 

今回ご紹介したように、溶連菌はそれまで元気だったのに何の症状もなく突然発症する病気です。
薬をきちんと飲みきらないとすぐに再発してしまう可能性もあるので注意してくださいね。
集団生活が始まるとかかりやすくなる病気ですので、普段からできる範囲で予防をしましょう。

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